タイプ転職エージェント VS パソナキャリア 【比較対決】

転職エージェントとひとくちにいっても多種多様であり、「どのサービスが自分に合っているのか」「がっかりするようなサービスではないか」といった点が気になるのも確か。

そこで今回は、タイプ転職エージェントとパソナキャリアを徹底比較。

どちらも知名度の高い転職エージェントですが、実際に使ったことがない方もいるのではないでしょうか。
両サービスの違いを把握して、ぜひ今後の転職活動に役立ててくださいね。

>>エージェント対決スタート!

タイプ転職エージェント VS パソナキャリア 【比較】

今回対決するエージェントの紹介

■Type転職エージェント
type転職エージェントは、キャリア転職情報サイト「@type」や女性専門転職サイト「女の転職@type」で知られる「株式会社キャリアデザインセンター」が運営しています。
専任のキャリアアドバイザーが求職者ひとりひとりに付き、キャリアプランの構築やスキルの棚卸し、書類作成の手伝い、面接対策、企業面接のセッティング、待遇や年収の交渉などを行ってくれます。
キャリアアドバイザーは業界や職種など専門分野ごとに分かれているため、希望する業界の最新情報や求められている人物像までわかるのがポイントです。公式サイトではキャリアアドバイザーが顔写真つきで紹介されているので、実際にどんな人が対応してくれるのか気になる方はチェックしてみましょう。

■パソナキャリア
パソナキャリアの転職支援サービスは、専任のキャリアアドバイザーによるキャリアカウンセリングをはじめ、自分の市場価値やキャリアプランの見直し、内定取得のための課題解決など多岐にわたります。
キャリアアドバイザーは各業界・職種の専門知識やノウハウを持っており、あなたの希望条件やポテンシャル、スキルに合わせて最適な求人を無料で紹介してくれます。「求人探しを自分でしなくてもいい」というのがパソナキャリアの謳い文句であり、最大の魅力だと言えます。
運営元のパソナは人材派遣のイメージが強いですが、人材派遣サービスの先駆者・パソナならではの企業ネットワークと転職サポートに期待が持てます。

公開求人数が多いのは?

公開求人数

9.000

バーサス

50,000

公開求人数は圧倒的な差を見せつけてパソナキャリアが勝利!

パソナキャリアのWEBサイトでは、28,000社以上もの取引先企業からほぼ毎日寄せられる求人情報を検索することができます。

特に営業職やエンジニア職の求人が充実。誰もが知っている大手企業をはじめ、地元や業界内で愛される老舗・優良企業、高年収案件が多い外資系企業、成長中のベンチャー企業まで、個性あふれる求人情報を取り扱っているのです。

タイプ転職エージェントは数でこそパソナキャリアに劣りますが、検索手段の多様性に光るものがあります。社名・キーワード・業種・職種・年収といった複数条件を指定できるため、コンサルタントの力を借りつつ自分でも求人を検索したいという方は要チェックです。

非公開求人数が多いのは?

非公開求人数

7,000

バーサス

30.000

非公開求人の取り扱い数においても、パソナキャリアが勝利を収めました。パソナキャリアが保有している求人の70%が非公開求人となっており、毎週5,000件近くの非公開求人が寄せられています。

求人数が多すぎても目移りしてしまうところですが、パソナキャリアでは公開求人・非公開求人ともに厳選した案件のみをキャリアアドバイザーが紹介してくれるので安心です。

非公開求人を閲覧するには転職サポートへの申込みが必須。非公開求人は好条件だったり急募案件だったりすることが多いので、思い立ったらすぐに転職活動を始めることをオススメします。反対に、最適な人材をじっくりと探すために非公開にしているケースもあります。どんな事情があるにせよ、転職を望む人材と求人非公開の企業の架け橋となれるのは転職エージェントだけなのです。

拠点数が多いのは?

拠点数

1カ所

バーサス

8カ所

パソナキャリアは東京・大手町に本部があり、全国の主要都市に支店を置いています。総合人材サービス企業のパソナグループ全体でみると、数十ヶ所の拠点と広範囲のネットワークを持っていることになります。

タイプ転職エージェントは東京・赤坂に本社があります。関東エリアの都心部に強い転職エージェントだと言えますね。しかし、東京にしか拠点がないと地方在住者が面談に行くのは至難の業。面接訓練やセミナーなどのサポートも受けたいことを考えると、拠点が1ヶ所というのはデメリットになってしまうでしょう。

対応エリアが広いのは?

対応エリア

首都圏メイン

バーサス

全国

首都圏以外の求人紹介も取り扱っているタイプ転職エージェントですが、北海道まではカバーしていません。全国に8ヶ所の拠点を持ち、47都道府県の求人情報を検索できるパソナキャリアがリードしていると言えます。

東京で転職先を探している方にとっては、余計な情報をカットできるタイプ転職エージェントが便利でしょう。type独占の非公開求人があることも考えると、利用しないだけでかなりのチャンスを失うことになります。

つまり、東京で転職をするならタイプ転職エージェント、地方での転職も視野に入れている方はパソナキャリアを要チェック。Iターン転職・Uターン転職など、自分では想像していなかった道が拓けるかもしれません。

海外勤務なら?

海外求人数

400

バーサス

200

これまで白星がゼロだったタイプ転職エージェントが、海外勤務の求人数ではパソナキャリアに勝利。非公開求人も含めて約500件の海外求人を取り扱っています。企業のジャンルは「IT・通信」「メーカー」が多数。語学力に不安があっても応募できる求人が充実しています。

対するパソナキャリアも、非公開求人を含めれば約300件の海外求人を保有しています。国際事業部への配属や海外支社の立ち上げメンバー、メーカーの管理職クラスなど、グローバルに活躍したい方にとってわくわくが止まらない案件が目白押しとなっています。

面談の対応時間は?

面談対応時間

約1時間半

バーサス

1時間~2時間

type転職エージェントの面談は約1時間半。電話でのキャリアカウンセリングは30分から長くても1時間程度となっています。type転職エージェントの拠点は東京のみであるため、電話でのカウンセリングとなる方が多いのではないでしょうか。

パソナキャリアの面談は約2時間となっていますが、クチコミによると実際には1時間~1時間半ほどで終了します。電話での面談は約30分~1時間程度。顔を合わせない電話面談は、要点のみを押さえた会話であることが予想されます。

転職エージェントでは必ず行われる面談は、あなたの希望や経歴・スキルだけでなく人柄や性格を伝える機会です。転職先選びは希望条件や勤務エリア以外にも社風や職場環境といった「相性」がかかわってくるので、なるべく人となりを理解してもらうことが大切。

転職活動において不安な点や疑問、要望などがあれば、遠慮せずにどんどん質問するようにしましょう。

20代登録者の割合は?

20代の割合

転職実績多数

バーサス

利用者の31%が20代

タイプ転職エージェントは初めて転職をする20代にもオススメの転職支援サービスです。20代後半~30代の利用者が全年代の四分の一以上と最も多く、「20代初めての転職相談会」なども開催されています。

転職相談会は、「転職活動は何から始めるべきか」「自分のアピールポイントがわからない」「今までとは違う仕事にチャレンジしてみたい」などの悩みを抱える20代に転職のスペシャリストがアドバイスしてくれる貴重な機会です。

パソナキャリアの利用者は20代が31%となっています。今後のキャリア形成について悩める20代に向けてセミナーも開催。「未経験転職」「20代女性」「営業職への転職」「エンジニア転職」など、20代とひとくちにいってもさまざまな転職パターンがあります。転職希望者それぞれの状況に対応するセミナーは、きっとこれからの転職活動に役立つでしょう。

30代登録者の割合は?

30代の割合

転職実績多数

バーサス

利用者の24%が30代

type転職エージェントの利用者は20代に続き、26~30歳・31~35歳の30代が多くいます。30代後半の転職成功例も多数あるので、転職にあたり年齢をネックに感じている方も前向きに取り組むことができます。

30代は上司と後輩のあいだで板挟みとなり、キャリアや年収に関する悩み・不安がもっとも増す年代です。「転職は30代前半まで」というような都市伝説に怯えず、まずはキャリアカウンセリングを受けてみましょう。

パソナキャリアを利用している30代の割合は24%です。8万件にも及ぶ公開求人・非公開求人の中にはもちろん30代向けの求人情報も多数。経験とスキルを身につけた30代を中途採用したいと考えている企業はたくさんいるのです。

40代登録者の割合は?

40代の割合

転職実績あり

バーサス

利用者の15%が40代

type転職エージェントは年齢や性別にかかわらず幅広い層が利用しています。関東首都圏の求人に強みがあり、40代向けの求人も1,000件ほど取り扱っています。育児が落ち着いて復帰を考えている方や年収アップを望む方、そのほか多様な事情を持つ40代がtype転職エージェントを通して転職に成功しています。

パソナキャリアを利用している40代は15%と、決して少ない数字ではありません。40代前半向けの求人情報も豊富に掲載されています。しかし、40代後半になると応募できる求人が減少していくため、「即戦力募集」「スキル重視」などの非公開求人を重点的に攻める必要があります。

非公開求人は、希望条件や経験・スキルに応じて紹介してもらえます。「異業界・同職種」「同業界・異職種」などあらゆる転職パターンがあるので、自分の先入観にとらわれず広い視野を持つことをおすすめします。

登録者に女性が多いのは?

登録者の女性割合

38%

バーサス

36.8%

どちらも女性のキャリアについてのサポートに力をいれているので接戦でしたが、僅差でtypeが勝利しました。女性にも支持されているエージェントということが分かります。

面談可能日はいつ?

面談可能日

平日・土曜

バーサス

平日・土曜

タイプ転職エージェントの面談は平日の日中だけでなく、夜間や土曜日にも実施されます。「仕事があるからどうしても夜しか面談できない」という方も安心ですね。

面談会場となるのは赤坂見附駅近くにある「キャリアデザインセンター」の本社。東京まで面談に行くのが難しい場合は電話でのカウンセリングとなります。今の仕事を辞めずに転職活動ができるので、非常に効率的だと言えます。

パソナキャリアも平日夜間・土曜日の面談に対応しています。面談場所となるのは、東京(本部)・東京(新丸の内ビルディング)・大阪支店・名古屋支店・静岡支店・広島支店・福岡支店です。

キャリアカウンセリングは事前予約制となっているので要注意。服装はラフな格好でOKですが、面接用のスーツなどを着ていけばその場で服装に関するアドバイスをもらうことができます。

登録後すぐ連絡をくれるのは?

登録後

当日~1週間

バーサス

1週間程度

早ければ当日連絡をくれるtypeの勝利!どちらのエージェントも長くても1週間程度しか待たないので、スピーディーな転職活動をしたい人におすすめです。

転職実績を比較すると?

転職支援実績

年間約1000人以上が
転職に成功

バーサス

年収アップ率
67.1%!

タイプ転職エージェントを活用して転職に成功する人は、驚くべきことに年間で約1000人以上となっています。その理由の一つとして、転職支援の質が高いことが挙げられます。転職希望者をサポートするキャリアアドバイザーの9割が転職経験者であり、転職ノウハウや各業界の傾向に精通しています。

「IT・WEB系」「営業系」「企画・管理系」など希望する業界に応じてキャリアアドバイザーがつくので、キャリアを活かした転職も未経験での転職も可能となるのです。

「総合人材サービスの先駆者」として知られるパソナキャリアは、これまでに約46万人の転職をサポートしてきました。その中で転職に成功&年収がアップした人の割合はなんと67.1%。半数以上が年収を上げることに成功しているのです。

パソナキャリアの取引実績は28,000社近く、大手企業や外資系企業との関わりも深くあります。自分では想像もしていなかった転職プランに出会えるチャンスを逃さないようにしましょう。

歴史があるのは?

歴史

1993年

バーサス

1976年

2016年で約40周年のパソナ。その長い歴史で多くの企業と取引実績を作り、様々なノウハウをもとに、たくさんの人の転職の支援をしてきたことがうかがえますね。

独自コンテンツ数は?

コンテンツ数

9個

バーサス

7個

タイプ転職エージェントの独自コンテンツ&ツール

  • type女性の転職エージェント
  • 女性のキャリアアップを応援する女性専用コンテンツ。転職成功者へのインタビューや個別相談会情報などがあり、転職をお考えの女性は必見です。

  • 転職相談会
  • 「今後のためのキャリア相談会」「忙しい方のための転職相談会」「離職中の方のための転職相談会」など、多様なテーマのセミナー情報一覧。

  • 転職活動の進め方
  • 書類選考を通過するための履歴書・職務経歴書添削、面接対策など、タイプ転職エージェントでの転職活動の流れがわかります。

  • 職務経歴書の書き方
  • 自分のセールスポイントをまとめて、魅力的な応募書類を作成。職種別の職務経歴書フォーマットもフリー配布されています。

  • 転職お悩み相談室
  • 転職活動やキャリアについて悩みや疑問がある方に最適。タイプ転職エージェントが鋭い視点で回答しています。

  • 面接での逆質問例20選
  • 面接でありがちな「〇〇について何か質問はありますか?」という逆質問。20の例をチェックして、本番を上手く切り抜けられるようにしましょう。

  • IT業界の注目企業・インタビュー記事
  • IT系企業との取引実績が豊富なタイプ転職エージェントが大注目企業を紹介。IT業界の転職事情など事前に知りたい情報が満載です。

  • 転職成功者インタビュー
  • タイプ転職エージェントを利用してどのように転職したのか、年収の変化までわかる転職成功者のインタビューが掲載されています。

  • 転職トレンド特集
  • 「女性の転職」「AI関連」「販売・サービス」「社内SE」「IoT関連職」「IT業界」など、各業界・職種のコアなトレンドを発信。

パソナキャリアの独自コンテンツ&ツール

  • 業界別の転職特集
  • 各業界の専任アドバイザーのほか、パソナキャリア利用者の成功事例・インタビュー記事などを紹介しています。

  • 転職成功者の声
  • パソナキャリアの転職サポートに大満足の利用者から届いたコメントを一部紹介。「パソナキャリアを利用して良かった点・悪かった点」などがわかります。

  • 女性のための転職サイト【ウーマンキャリア】
  • 働く女性の転職サポートに特化したパソナキャリアの新サービス。多様なワーク・ライフ・バランスが存在する現代で、女性が自分らしく生きていくための転職情報を紹介。

  • はたラボ ~働くコト研究所~
  • 楽しく働くことを提案するパソナキャリアのお役立ちコラム集。

  • 転職成功ノウハウ
  • 面接対策や理想的な職務経歴書の書き方、転職Q&Aなど、転職活動で役立つ情報をまとめています。

  • 年収診断・年収査定シミュレーション
  • 6つの簡単な質問に答えるだけであなたの適正年収や、年収の相場を知ることができる独自ツール。

  • セミナー・個別相談会
  • プロのキャリアアドバイザーによる個別相談会の開催情報まとめ。参加無料なので積極的に参加してみましょう。

タイプ転職エージェントとパソナキャリア 【対決結果】

人材派遣のイメージが強いパソナの転職エージェントパソナキャリアが多くの勝利を収めた今回のバトル。
転職エージェントを選ぶ際は、運営会社の知名度や自分の中のイメージだけにとらわれない方が吉と言えます。

タイプ転職エージェントは求人数が少ないものの、「首都圏の求人情報が多い」「IT業界や海外の求人に強みがある」「20代・30代の利用者が多い」といった特徴があります。

一方、パソナキャリアには「面談会場(拠点)が多い」「非公開求人が充実している」「診断系の独自ツールがある」というメリットが。それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、自分が希望する勤務エリアや使いたいと思うサービスに応じて転職エージェントを選ぶようにしましょう。

■結論■
首都圏で年収UP!セミナーも開催type
営業・エンジニアの転職ならパソナキャリア

↓ 人気の転職エージェント【比較】 総当たり戦はこちら ↓

人気の転職エージェント対決 どれを選ぶ?

転職エージェント50社比較
50社以上の転職エージェントの中から、ジャンル・目的別に3社にしぼっておすすめの転職エージェントを比較・紹介しています。

 
参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷