女性の正社員転職 丸わかり

女性のライフスタイルは年々多様化しており、仕事に生きる女性や家庭と仕事を両立している女性がたくさんいます。「結婚をしたら専業主婦」なんて考え方も「独身女はみじめ」なんて考え方もナンセンス。女性がバリバリ働いて社会で輝いている時代なのです。

バリバリ働く上で今の職場に不満があったり、さらなるキャリアアップを望んでいたり……「転職」を考えることもありますよね。しかし、現状を変えるための一歩を踏み出せずにいる女性は少なくありません。

「もしかして私のこと?」と心当たりがある方は、今こそ転職のタイミング!……とはいえ、お出かけの準備時間が長くショッピングやランチでも迷いがちな女性ほど、転職活動もスムーズにはいかないものです。

心の中では転職をしたいと思っていても、「転職が上手くいくか分からない」という不安感が勝ってしまうことも……。そんな不安を取り除くためにも、女性ならではの転職事情や転職活動のコツをしっかりと押さえることから始めましょう。
 

女性に人気の職種は事務、転職先は

女性に人気の職種はなんといっても事務全般。外回りの仕事や力仕事が苦手な女性にはデスクワークが向いています。

一般事務をはじめ、医療事務や経理事務など専門知識を要するものも人気です。資格が必須ではない職場も多いので、事務職経験者はもちろん、未経験者にとっても仕事内容がイメージしやすく、目指しやすい職種だと言えるでしょう。

ただし、「誰にでも出来そうだから」「未経験でも受かりそうだから」といった甘い考えはNG。事務職は女性だけでなく男性にも人気があり、おいしい求人ほど競争率が高くなります。ライバルが多いことを前提に対策を練らなければいけません。

その他、20~30代の女性が転職したがる人気職種をいくつかピックアップしたいと思います。

エステ・リラクゼーション・ネイルなどの美容関係

キレイになることが大好きな女性は、美容に関する仕事にも興味があるはず。エステティシャンもリフレクソロジストも基本的には接客業なので、おしゃべりが好きな方にもおすすめです。
ですが、実際は20~30代の需要が高いのでなるべく早いうちに目指したいところ。

必要なスキル・資格

マッサージ師とは異なり国家資格はなく、資格や修了書としてスキルレベルが示されます。未経験で飛び込んで現場で仕事を覚える人も多数います。

SE(システムエンジニア)・プログラマー

業界内での転職以外に、未経験からIT関係の仕事を目指す女性も珍しくありません。女性がプロジェクトの中心となっている企業もあり、「女性は文系が多いからWEB関係には向かない」ということはないのです。

基本的なスキルがあり、20代~30代前半ならば選択肢は多数あり、好条件での転職が叶えられます。40代ともなると求人は激減してしまいますが、スキルさえあれば独立や在宅ワーカーといった道もあるでしょう。

必要なスキル・資格

必須の資格はありませんが、プログラミングスキルやコンピュータ言語に関する知識が求められます。20代のうちは全くの未経験でも歓迎している企業があるので、気になる方は臆せずチェックしてみましょう。

旅行の企画・手配、ツアーコンダクター

スマートフォンが普及してからは個人での海外旅行がぐっと身近になり、国内外で一人旅を楽しむ女性も増えています。旅にまつわる仕事は、旅行好きの方はもちろん、色々な土地や国に興味のある方に人気です。

海外勤務に憧れている方も見逃せない職種。大手企業や旅行業務委託企業など、様々な運営形態があるので自分に合った働き方をどう探すかが重要です。

必要なスキル・資格

特別な資格や年齢制限は特になし。語学力があったり特定のスポットに詳しい方はそれを武器に転職活動をするとよいでしょう。

企画・マーケティング

消費者のニーズや関心事をリサーチして商品を企画したり、マーケティングを行ったり、自分のアイデアやセンスが売り上げなどに直接反映される仕事も人気です。

PCスキルやコミュニケーション能力、トレンドを敏感にとらえるアンテナが必要ですが特別な資格は不要。経済学や商学を学んだことのある方は有利です。

異業種・異業界転職が多いケースであり、30代以降の未経験転職はいばらの道。ただし、前職の知識を活かせる職場ならば大いに活躍できる可能性があります。
 

女性が取っておくと役に立つ資格は

すでに社会に出て働いている女性は、ステップアップをしたくても学生時代のような猛勉強や学校通いは難しいのが現実。それでも、近い日の転職だけでなく、出産・育児後にも再就職しやすい資格をとっておきたいですよね。

取得費用や時間があまりかからないながらも、仕事の役に立つ資格をご紹介します。

簿記

簿記資格の中でも女性に人気があるのは日商簿記検定の2級。実のところ、最低ラインの3級では大した武器にはなりません。2級以上を取得していれば企業の経理部門で活躍することができます。

将来的なキャリアアップを見据えるならば取っておいて損はない上に、家計のやりくりにも役立つ知識です。

司法書士

年齢や学歴、性別などの制限がなく、受験するのに必要な条件もない資格です。筆記試験のあとに口述試験がありますが、なんと口述試験の合格率はほぼ100%! 筆記試験のみに集中することができます。

法律関係の国家資格では難関の部類ですが、受験料8,000円で年齢制限はなく、資格は一生有効というとても強力なカードなのです。

社会保険労務士

「社会保険労務士」とは、労働・年金問題や社会保険に関する法律に精通した人のこと。企業の人事・総務部門などで働くほか、独立している方もいます。

少子高齢化が進む日本では需要が高まる一方。企業からの評価も高く、実務未経験でも転職が可能です。受験手数料も9,000円と手頃。

宅地建物取引士

最近何かと耳にすることの多い「宅建」というワード。不動産業の国家資格というイメージが強いですが、この資格が役に立つのは不動産業界だけではないのです。

「不動産=企業の資産」であるため、一般企業の総務・財務部門でも知識を活かせます。また、銀行や保険会社など金融機関でも需要が高め。ちなみに、男性より女性の方が合格率が高いというデータもあります。

MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)

今の世の中、PCの基礎操作は出来て当たり前のようなもの。とはいえ、「どの程度使えるのか」は履歴書や面接では計りかねるため、Word・Excel・PowerPoint・Access・Outlookが使えると資格でアピールすることは大切です。

Word・Excelの試験は「スペシャリストレベル(一般)」と「エキスパートレベル(上級)」があるので、自分のスキルに見合ったレベルに挑戦してみましょう。
 

20代の転職事情

20代はエネルギッシュで多くの可能性と将来性を秘めています。一度は諦めてしまった憧れの職業をこの時期に目指す人も多く、また転職に最適な年代でもあります。

一般事務職から外資系アパレルの販売職へ転職した方は、「若いうちは未経験でも需要がある。迷った時は勢いで転職! 失敗を恐れずに踏み切ることが大切」だと語っています。

また、手に職をつけたくて公務員からネイリストに転職した女性も。

「オシャレが好きだからネイルの仕事は天職でした。お客様との会話も楽しくて毎日が刺激的!」 公務員ブランドを捨てるという思い切った選択ですが、天職に出会うための決断ができるのも若さゆえでしょう。

20代女性の主な転職理由

◆経験の場を広げてキャリアアップしたい
◆キャリアアップが実現する企業に移りたい
◆給与やボーナスが不満
◆自分に合う仕事ではなかった
◆激務のためプライベートの時間がない
◆夜勤や残業が多く、長い目で見たときに不安

20代女性の転職の特徴

前向きな理由からブラック企業を思わせる理由まで実に多種多様です。中でも、「現状をより良くするための転職」「自身のステップアップのための転職」が目立ちます。

新卒時はガムシャラにがんばるだけだった就活も、転職となると冷静に企業を見極めることが可能。昔とは違い、「一度入社したら定年まで勤める」というのは常識ではありません。

特に女性は何度か職場を離れる可能性が高いですよね。結婚や出産といったことを考えて、育休・産休制度の整った会社が魅力的に映ることもあるのではないでしょうか。
 

20代の転職 面接ポイント、コツ

20代での転職、特に20代前半の転職活動ではどうしても実績面をPRしきれません。履歴書や面接でアピールするべきは、仕事に対するやる気や熱意、自分自身の人柄です。

ただし、それだけでは新卒生と同じ。社会人経験のある20代は基本的なビジネスマナーが身についているだけでなく、職種によっては即戦力となります。同業種・異業種にかかわらず、自分のセールスポイントをしっかりと企業側に伝えましょう。

20代にしかないフレッシュさと大人としての落ち着きを同居させるのはやや困難ですが、面接シミュレーションを繰り返してから本番に挑むことで失敗を防ぐことができます。

ちなみに、サイズ的に問題ないからといってリクルートスーツを着用するのはNGですよ!
 

30代の転職事情

大きな変化もなく20代を終えても、転職や退職のタイミングが突然やってくるのが30代。結婚や出産を経験し、育児に追われるなど、人生の転換期を迎えることが多いのです。

一方で、現代は共働きの夫婦が非常に多く、女性は家事や育児に専念しきれないのが現状。家庭と仕事を両立するために、雇用条件の整った企業や、育児が落ち着いた後でも復帰しやすい職場を求める人が増えています。

「今の会社にいて子育てができるのかな……」と迷ったら本気で転職を考えましょう。30代後半にさしかかると好条件で転職することが難しくなってくるので、30代はいわば転職のラストチャンス!

30代女性の主な転職理由

◆将来のためにスキルアップしたい
◆結婚後も働きやすい仕事をしたい
◆待遇が労働時間や年代に見合わない
◆チャレンジしたい仕事がある
◆休みが少ない、残業が多い
◆仕事にやりがいを感じられない
◆今の会社や業界に不安がある

30代女性の転職の特徴

仕事が軌道に乗ると将来の自分をイメージしやすくなり、プライベートや会社における不満が芽生えるシーンが多々あります。つまり、「転職が必ず成功する保証はないけれど、チャンスは今しかないのでは……」と思って転職に踏み切る女性が少なくないのです。

「今すぐ結婚するわけではない」「産休・育休制度よりも不満な点がある」という人も、後になって人生を後悔することのない仕事を見つけることをおすすめします。
 

30代の転職 面接ポイント、コツ

社会経験をしっかり積んだ30代は、履歴書での自己PRにはじまり、面接にて社会人としての風格や知性を感じさせる必要があります。

志望動機や仕事に関する話題をふられたら、主観的な感想ではなく、ビジネス視点で捉えた自身の意見を伝えることが大切。未経験の職種にチャレンジする際も、「業界を知ろうとする努力が窺える」と面接官に思わせることで合格率がグッとUPします。

面接での質問パターン

30代での転職となると、求職者も採用する側も判断が慎重になります。

女性が突っ込まれやすいのは「長く勤務できるのか」というポイント。即戦力として、またはじっくり育成するために新たな社員を迎えたにもかかわらず、1年そこらで辞められてしまうのは企業にとって痛手なのです。

未婚の方は「結婚・出産後も働きたい」という意思表示、既婚の方は仕事を続けることに対する家族の理解を得ていることをアピールしましょう。

事前に「NO」と言う勇気も大切!

その会社で働きたいと思うあまり、面接で嘘をつくことは絶対にやめましょう。「残業も休日出勤も可能です」などと言って、後から「やっぱり出来ないので退職します……」となるパターンは、企業にとってもあなたにとってもメリットがありません。

細かい勤務条件を飲み込んだ上で快く採用してくれる会社に入れたならば、将来的にも必ずプラスになりますよ。
 

40代の転職事情

40代での転職は20~30代と比べて厳しいことは確か。未経験の業界・職種にチャレンジするとなると、正社員のハードルはかなり高めです。

環境を変えるための転職・キャリアアップのための転職・家族のための転職……様々な事情があるので、40代は何を持ってして「転職成功」と言い切るのか難しいところでもあります。

40代女性の主な転職理由

◆お局様のように扱われて会社に居辛い
◆会社の経営状態が悪くなった
◆親の介護をするため今までのように働けない
◆リスクを承知で新しいことに挑戦したい
◆スキルを生かしてキャリアアップしたい

40代女性の転職の特徴

職場や業務内容に問題がある転職パターンも、親の介護など自分ではどうにもならない家庭の事情による転職パターンも見られます。ポジティブな転職理由だとしても、仕事探しがサクサク進まないことは覚悟した方がよいでしょう。

しかし、世の中には「40代で資格を取って転職した」「前職の経験を糧に異業界に飛び込んだ」といったサクセスストーリーが数多くあります。

人が人生において何かを決断する時は、「年齢のネック」というものは些細な障害でしかありません。転職コンサルタントや周囲からのアドバイスも得ながら、自分のペースで転職活動を行いましょう。
 

40代の転職 面接ポイント、コツ

「何社も落ちたくない」という気持ちはどの年代にも共通していますが、40代での転職となると若い頃よりも焦る気持ちが強いはず。

だからと言って手当たり次第に求人に応募してもダメ。面接まで行けたら「絶対にそこで決める!」という強い気概が重要です。

履歴書や職務経歴書でアピールしたいポイントが山ほどあるかもしれませんが、読みやすさや伝わりやすさも考えなくてはいけません。書類選考の通過率を上げるためにも、応募書類の添削は念入りに行ってくださいね。

面接でのアピールポイント

これまでに築き上げた実績がストレートに武器になる場合は問題ありません。ただし、「○○という役職でした」「△△のようなプロジェクトに携わりました」と話すだけでは弱い印象しか与えられません。

あらゆる経験が今の自分にどう影響していて、今後の仕事でどのように機能するのか……40代とはいえ「まだまだ成長できる人材」だと思わせましょう。この時、過去の功績にこだわりすぎたり、自信過剰になりすぎるのは良くないのでご注意を。
 

女性の転職活動にオススメのエージェント

年代を問わず女性の転職活動の強い味方となっているのが転職エージェント。求人の紹介をはじめ、応募書類の添削や面接アドバイス、退職手続きのサポートなどを得られる無料サービスです。

情報収集にしてもキャリアプランの展開にしても、一人でやるのは至難の業。ここは転職のプロにお任せしちゃいましょう。女性に特におすすめの転職エージェントはこちら!

マイナビ

女性の転職成功実績が豊富な転職支援サイト。「女性の求人サーチ」や「女性のおしごと」といったサービスがあるので、女性社員を求める企業と出会いやすいのが特徴です。

事務・アパレル・秘書・営業・医療関係など、取り扱っている求人は多種多様。希望条件とマッチした求人をお知らせしてくれる「スカウトサービス」も便利です。

@type

転職における年収UP度や入社後のアフターフォローに定評のある転職エージェントであり、「女の転職@type」という女性専門サイトも運営している@type。

女性にしか分からない仕事の悩みや、将来への不安を理解してくれる女性アドバイザーも在籍しています。

アデコ

知名度はあまり高くありませんが、アデコも女性から支持されている転職エージェントです。その理由の一つに「コンサルタントの質が良い」ことが挙げられます。

転職を強要するのではなく、女性の目線になって的確なアドバイスをしてくれますよ。「管理職を目指す女性」のサポートも積極的に行っています。

リクルートエージェント

言わずと知れた大手人材紹介会社「リクルート」による転職支援サービス。長年の実績とネームバリューから、多くの企業とのコネクションを持っています。

最大の魅力は、圧倒的な数を誇る求人数。11万件以上もの非公開求人を握っています。利用者の年齢層も20代~50代と幅広いため、どなたも気軽に利用できます。

転職エージェントの活用法

サービスごとに特徴が異なる上に、女性はコンサルタントとの相性も気になりますよね。そのため、少なくとも2社以上の転職エージェントに登録して使い心地を比較することをおすすめします。

憧れの企業の求人がなかなか見つからない場合、転職エージェントが独占している可能性もあるので根気よく探してみましょう。
 

まとめ

仕事に生きると決めた女性も、家庭と仕事を両立したい女性も、転職を考えた時が人生の転機。「今の職場に不満がある」「キャリアアップをしたい」「子育て後も復帰しやすい仕事に就きたい」など、転職の理由は様々です。

転職活動をスムーズに進めるためにも、転職エージェントの活用はマスト。サービスごとに特徴が異なるので、少なくとも2社以上に登録することをおすすめします。

希望通りの転職を叶えるためにも、面接では自分の年代に適した自己アピールを心掛けましょう。何歳になっても、どんなライフスタイルでも、「働く女性はかっこいい!」という誇りを忘れないでくださいね!

女性向け 転職エージェント一覧

サイト名 サービス詳細 公式サイト
マイナビエージェント
女性転職の強い味方、マイナビ
年間200万人以上が利用する大手。女性が働きやすい・理解のある企業との太いパイプがあり、優良企業の求人が豊富。女性のライフプランに合った最善の選択をアドバイスしてくれます。女性向け特集ページやコラムも。
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