29歳で4社経験ある僕が今の職場から転職するために、就職カレッジの“自己分析セミナー”に参加してきました。
僕自身、新卒の就活時に自己分析はやっていましたが、当時から今いちやり方がわからない…そんな状態でした。
転職の時も”自己分析が大事”とネットで見てはいたので、転職サイトにある診断ツールをとりあえず使ってみたものの「自分ってこんな性格なのか…」程度でした。
そもそも自己分析をしても
「どうやって志望動機・企業選びに落とし込むかわからない」
「自己分析をしても何も見えてこない」
こんなことを思って”自己分析なんか必要ないや!”って勝手に決めてやらないでいました。
自分のことを知らずに転職活動をした結果、入社後にミスマッチを感じることが多くなり転職回数が増えていきました。
そうやって経験社数を増やした僕も危機感が出てきた上に、失敗したくないという気持ちが年齢的にも強くなってきました。
そして、自己分析をちゃんとやってみようと思い、就職カレッジの自己分析セミナーに参加してみました。
僕は池袋支店で9:30開始の自己分析セミナーに参加しました。いつも会社に行く時間とほぼ同じなんですが、めっちゃ眠かったです。(笑)
場所は池袋駅東口から徒歩8分程度の「あおぞら銀行」が入ったKHKビルです。(入口が目立たないので通り過ぎ注意です!)
5階に上がると就職カレッジの方が明るく出迎えてくれて、名前と電話番号をお伝えして受付完了です。
僕は事前に服装を聞いていましたが、”参加時はバリバリの私服で良い”と言われていたので、僕はビッグシルエットTシャツにアンクルパンツというラフな格好で行きました。
私服で良いと言われても”大半がスーツ”って裏切りがあるじゃないですか?(笑)
内心ドキドキしながら会場に入りましたが、参加者全員が私服でむしろスーツが誰もいなかったです。
これだけで安心できましたし、気軽に来れるそんな雰囲気を感じました。
開始時間までにアンケートとネームプレートを記入して待ちます。
今回は自己分析セミナーなので、まずは【Future Finder】という診断ツールを使って自己分析を行います。
自分のスマホやタブレットを使ってやっていくので、当日は充電を満タンにしていくことをオススメします。
設問が151問もあるので時間は約30~40分かけてやりますが、参加者全員が終わるまで待ってくれます。
自己分析が終わったら、セミナーでワーク(ディスカッション)があるため、同じグループの方(僕は4人席だったので3人)に自己紹介をします。
・名前
・出身地
・経歴、職歴
・趣味/マイブーム
・このセミナーに参加したきっかけ
これを約1分で自己紹介しますが、答えたくないものは答えなくても大丈夫という配慮があります。
同じグループの参加者
■何回か転職経験あり。30代
今後長く勤めるために今までしっかりやってこなかった自己分析をやりたいと思った。
■初めての転職。20代
自己分析のやり方がわからないのもあるし、会社選びに失敗しないためにセミナーに参加。
■フリーター。20代
自己分析が何なのかわからないから参加した。
など経歴や考えは様々ですが、共通点は”自己分析のやり方・活かし方がわからない”ってところでした。
Future Finderの結果を見ながら、専用の用紙を埋めていきます。
用紙にどのように埋めていくかは動画とレジュメ(当日配布)で説明があって、講師の方も補足を入れてくれるのでわかりやすいです。
➀結果を見ながら指定された所のシートを埋める
➁隣または正面の人と共有
➂なぜそうなったと思うのかペアで説明
これを繰り返していきます。
僕はコミュ障で初対面の人と上手く話せないし、自分のことを話すなんて恥ずかしくて嫌だなぁ・・・と内心思っていました。
でも他の人と共有することで、客観的な視点からアドバイスがもらえるので結構ためになります。
他己分析ってやつですね。
自己PR・志望動機の落とし込み方が学べる
シートの左半分が埋め終わったところで、自己PRの冒頭である”結論”部分を作成することができます。
そこからどうやって自己PR・志望動機の全体を考えていくかを、スクリーンとレジュメを使って説明があるので組み立て方のイメージをつかむことができました。
今回は冒頭部分だけの説明で、全体の組み立て方は説明された内容を基に自己学習になりますが、テンプレート化されているので組み立てやすいと感じました。
自己分析結果を企業研究に落とし込むやり方が学べる
次に右半分のシートをFuture Finderの結果を見ながら埋めていきます。
こっちは〇をつけるだけなのでサクサク進みますし、すぐに終わります。
右半分が埋め終わったところでシート全体の内容を簡単にまとめていきます。もちろん。ここもまとめ方は動画や講師の方が説明してくれます。
まとめ終わったら、ここからどうやって企業選びに活かしていくのかを説明してくれます。
これで、どんな社風や体制の企業を選ぶと自分にとって良いのかがわかります。
そこから更に深堀していくことで、業界・職種・こだわりなどの全体が見えてくるそうです。
なので、僕は自宅に帰って自己分析を続けてやっていこうと思いました。
終わったあとは講師以外の就職カレッジの方が何人か来てくれるので、個人的に質問がある人・自己分析を確認したい人は聞きやすいです。
僕も自己分析のことで質問があったのでしましたが、就職カレッジの方が熱心に答えてくれたので好感が持てました。
これがセミナーの雰囲気にも反映されているのか終始、”和やかで落ち着いた話しやすい雰囲気”でした。
僕は20代にしては転職回数が多い方ですし、ネックに感じている部分でもありました。
でも、セミナー参加者は僕と同じように職歴が多い人、正社員歴がない人など自分と同じようにネックな部分がある人がほとんどでした。
共通部分があったからなのか、他の参加者とも話せて楽しかったですし、励みになったのは大きかったです。
このセミナーに参加して良かったところは3つあります。
① 自己分析・他己分析が同時にできる
Future Finderという自己診断ツールを使って簡単な質問に答えていくだけで、自分の性格の特性が出ます。
設問は多いですが、そのぶん「結構合っているなぁ~」と頷ける結果が出るので信憑性は高いと思いました。
その結果を見ながら用意されたシートに埋めていきますが、やる前に都度説明があるので簡単に自己分析ができます。
そしてまとめた内容を基にペアでワーク(ディスカッション)をしていくので、他己分析も同時にできます。
客観的な意見から自分を見てもらえるのは非常に心強いし、新しい気づきになりました。
② 志望動機・自己PR・企業選びに落とし込む方法が学べる
自己分析をしてもそもそも、どうやって志望動機・自己PR・企業選びに活かせば良いのかわかりませんでした。
だから、今まで自己分析をしっかりやってこなかったし、転職サイトで簡単にできる診断ツールで済ませて満足していました。
でも、このセミナーに参加したことで、自己分析が就職・転職で失敗しないために必要なことだと改めて知ることができました。
そして、今までわからなかった”自己分析結果を志望動機・自己PR・企業選びに落とし込んでいくやり方”を学べたことは、転職活動の自信への第一歩となりました。
③ セミナー講師・アドバイザーさんの人柄が良かった
セミナーというと”堅苦しい” ”座学で終わって質問しにくい”というイメージがありました。
ですが、就職カレッジの方は受付の時から明るい挨拶で出迎えてくれたのと、セミナーが始まる前・終わった後も困っていそうな人に声をかけてくれるなど、気遣ってくれるのが良かったです。
質問すれば熱心に答えてくれますし、こちらの人柄を察して話してくれるのでとても話しやすかったです。
9:30~12:30の3時間のセミナーなのに、休憩が間になかったのがきつかったです。
もちろん、講師の方や就職カレッジの方に言えば行くことは可能です。
でも途中でお手洗いに行くとセミナー内容飛んじゃうわけだし、皆の前でお手洗いに行きたいと言えない人もいるんじゃないかと思いました。
間に何回か5分程度の休憩がほしいです。
今回のセミナーで”自己分析は会社選びに失敗しないために重要”だということ、そして”自己分析結果を志望動機・自己PR・企業選びに落とし込む方法”を学びました。
3時間の間である程度、自己分析を完成に近づけることはできますが、完全なものにするにはセミナーが終わってからも納得するまでやる必要があると感じました。
僕はセミナーが終わった日と次の日も自己分析の続きを行い、自分に合っている企業や強み・弱みをより深く整理することができて自信をつけられました。
「自己分析のやり方がわからない」「そもそも自己分析って何?」「やりたいことがわからない」という人は、このセミナーに参加する意味があると思います。
自己分析を診断して簡単にまとめらるので方向性が明確になりますし、やりたいことがわからなくても自分の性格から合っている仕事を整理することができます。
このセミナーに参加することで”自分に自信をつける” ”方向性とやりたいことを整理できる”と僕自身感じました。
就職・転職を成功させたいのなら、参加してみる価値はあると思います。
出掛けるような感じで気軽に行ける雰囲気なので、買い物行くついでに…みたいな感じで参加しても良いと思います。