管理職の転職が難しい理由とそれでも成功させる3つの方法

管理職転職
管理職の転職は難しいと言われます。そうでなくても、ある程度の年齢に達しているのなら、転職は困難な事が多いものです。

しかし、現在働いている職場で、なんの不満もなく働いていられるわけでもない・・・。

この記事では、そんな管理職の方に向けて、【管理職の転職が難しい理由】、【管理職の転職成功への3ステップ】、【管理職のようなハイクラス求人に強い転職エージェント】について詳しく解説します。

なぜ管理職の転職は難しいと言われるか

なぜ管理職の転職が難しいと言われるのかについて考えてみましょう。

求人数が少ない

管理職は一般職に比べて求人数が少ないので、転職者の選択肢が狭くなってしまいます。

役職がついている人というのは数えるほどで、しかもそのポストは入れ替わりが早いものではありません。

仮に空きができたとしても、わざわざ外部から新しい人を採用するより、社内の事を熟知している経験者を昇進させたほうが、運営的に効率が良いのは間違いありません。

面接時に実績を示しづらい

管理職は部下に仕事を割り振り指示を出したり、仕事が円滑に回るよう手配をしたりといったマネジメントが仕事です。

採用の場では自分が成した実績を示して自己アピールすることを求められますが、マネジメントの仕事は書類や数字的な実績として示すことが難しいものです。

面接でも、管理職としてのスキルというのは口頭で伝えづらいでしょう。

こういった理由から、自己アピールがうまくいかずに難航する方が多いようです。

条件面でマッチングしづらい

管理職に就くと、役職手当、昇給、ボーナス、福利厚生などが一般職の頃よりも充実します。

配偶者や子どもがいることも多く、できるだけ今の水準を下げずに転職したいと思うもの。

しかし管理職の転職となるとただでさえ求人数が少ないのに、条件面で選り好みしてしまってはますます選択肢は狭まります。

高望みしすぎて転職活動が長期化してしまうケースも多いのです。

管理職が転職を決める前に知っておいてほしいこと

以上のように、管理職の転職は一般職の転職よりも、市場的にも求職者の事情的にも難しくさせています。

「管理職まで経験しているんだから、どこでも通用するだろう」

そう思うのは大きな間違いです。

しっかりと現実を見定めて、手堅い転職活動を行わなければ失敗しかねません。

ここでは、失敗しないためにまず知っておいてほしいことを説明します。

管理職が転職を決意するきっかけ

管理職の方がなぜ転職を決断するようになるのか考えてみましょう。概ね、このような理由が見られます。

  • 待遇に不満がある
  • 幹部の移動などにより、社風についていけなくなった
  • プライベートをもう少し大事にできる時間がほしい
  • 会社、または自分の将来性に不安がある
  • この会社ではこれ以上のキャリアを望めそうにない
  • 今の仕事にやりがいを感じられなくなった

管理職とはいえ、会社員であることに変わりはないので、実際のところ一般職と転職理由はそう変わらないように思えます。

曖昧な動機での転職は失敗の元

あれもこれもと欲張って高望みすると、分不相応でマッチングに失敗しやすくなりがちです。

「年収は上げたい。あとできるだけ残業はしたくない。それから自分の事を評価してほしい」

などと欲張ると、どれか一つでも達成されなかった時に、「失敗した」と感じやすくなってしまいます。

また、「なんとなく」という動機もNG。今現在働いている会社が「なんとなく」気に入らない。「なんとなく」仕事に飽きている。「なんとなく」人間関係が微妙。

そんな理由でする転職も、面接の際にやる気の無さをズバッと見切られてしまいますよ。

まずは現職で解決できないかを考えて

転職を考えた時、まず一度冷静になって考えてほしいのが「本当にその理由は転職することで解消されるのか」ということです。

転職というのは、給与や信用、人脈や培った経験など、必ず何かしらを犠牲にするリスクを伴うものです。

会社や職場に何かしらの嫌気や不信感を抱いてしまうと、「仕事に行きたくない」「早く転職したい!」と思ってしまう気持ちは分かります。

しかし、転職を決意する前に、まずは一度、今ある環境を全て捨ててしまってでも転職をしたいと思うのか、あるいは自分の意識の変化や、社内での部署移動で改善はできないのか、冷静になって現状を見つめ直してみましょう。

転職することで起こりうるメリット・デメリットを書き出すなどして、視覚化してみてはいかがでしょうか。

企業研究なくして成功はなし

転職する際に企業研究ができていない人は、人事担当者に必ず見破られます。

企業の事をよく知らない。なぜこの会社に入りたいのか伝わらない。採用することで将来どのようなメリットがあるのかビジョンが見えない。そのような人を、あなたなら採用したいと思うでしょうか?

また、企業が社員に何を求めているのか、それは当然のことながら企業によって違っています。

あなたが転職したいと思う企業が何を求めているのかは、あなたが自分で調べて企業研究を徹底してください。

逆に言えば、これくらいできないようでは、管理職は務まらないでしょう。

管理職に向いている人のスキルとは

管理職と言っても、会社によって担当する業務の内容や範囲は異なります。

しかし、管理職として働く上で、どこでも通用するスキルというのもあります。

以下に上げるスキルは、どんな業界、業種、職種でも必要になるスキルです。

自己PRを行う上でもこれらに絡めた内容はとても有効だと思いますので、参考にしてみてください。

コミュニケーション能力

管理職は、様々なタイプの部下に指示を出す立場にあります。部下とのコミュニケーションが円滑にできなければ、仕事が回らなくなるくらい大事な核とも言えるでしょう。

また上司や取引先とも信頼を築いていなければ、もし部下が何かミスをした時、不測の事態が起こった時などに上手くフォローができなくなってしまいます。

コミュニケーション能力は管理職になくてはならないスキルです。

マネジメント能力

自分が担当するチーム内のマネジメントを行うのが管理職の仕事です。部下の適正によって仕事を割り振ったり、全体の仕事の流れをチェックして調整を行ったり…広い視野でもってマネジメントを行える能力は重宝されます。

決断力と実行力

上がもたもたと決断力に欠け、もじもじと実行できずに足踏みしていたのでは、部下たちは何をしたら良いのか分からなくなってしまいます。

仕事の決定権を持つのは管理職です。時流を見定め、決断が必要になれば、分かりやすく明確に部下に指示を出す。それによって、チーム内の団結力も生まれるでしょう。

論理的思考

物事を冷静に観察し、筋道を立てて構築する能力は、部下に仕事を割り振る時、また上がってきた仕事をまた一つにまとめて整理するのに重要です。

また、状況を見極めてどのように仕事を展開させるかの判断にも役立ちます。

管理職の転職成功への3ステップ

では難しいとされる管理職での転職を成功させる方法にはどんなものがあるでしょうか。

1.在職しながらの転職活動

管理職の転職は一般職の転職に比べ、希望条件をかなえるのが困難になります。転職をしたら年収が下がってしまったり、思ったような裁量権を与えられない、管理職とは名前だけで業務内容に全くやりがいがないといった失敗もありえます。

もっと最悪なのは、管理職を辞めてしまったのに採用先がみつからないという場合です。焦りから、まったく希望と違う職場に入社してしまったら大変です。
できるだけ、今の職場にとどまりながら転職活動を進めていくことで冷静な転職活動が可能になります。

2.転職希望動機・転職希望条件を明確にする

現状でも管理職という高い地位についていながら転職を希望するのはなぜでしょうか。その転職希望動機や希望条件が明確な人は転職先を絞りやすくなります。

自分の希望をはっきりさせておけば、転職後に「失敗した!」と後悔する確率をぐっと減らすこともできるせしょう。転職したい業界、希望年収、企業の規模、関わりたいプロジェクトの内容、日本企業か外資系かなど自分の気持ちを正直に条件に反映させていくことが転職成功のポイントです。

3.転職サービスを上手に利用する

管理職の採用は通常の転職サイト、求人検索では引っかからない非公開求人を通して行われることがあります。ハイクラス向けの転職サービスを利用することで、非公開求人を紹介してもらえます。

また、転職サービスのコンサルティングを受けることで、自分の転職市場における価値やどのような強みがあるのかを客観的に知ることができます。

そして、最新の正しい転職情報をエージェントから入手しましょう。しっかりと知識をつけて転職すると、その結果は雲泥の差です。日々転職市場も変化しているのでネットにはない情報もエージェントは持っています。

管理職転職(ハイクラス求人)に強い転職エージェント

転職エージェントとは、転職者と求人を出している会社をマッチングしてくれる人材紹介サービスです。

専門のキャリアアドバイザーが転職の方法をアドバイスしてくれるので、どのように転職活動を始めてよいのか分からない人でも安心です。また転職エージェントは非公開求人を多数抱えているため、一般的な転職市場に出てこないハイクラス求人を目指す管理職希望者の強い味方になってくれるでしょう。

転職エージェントの数はたくさんありますが、各社それぞれ得意としている職種や業界、ポジションなどが異なってきます。ここでは、管理職転職に強い転職エージェントを4社ご紹介します。

大手など質の高い好条件の求人が豊富【ビズリーチ】

公式サイト https://www.bizreach.jp/
公開求人数 109,000件
採用企業数(累計) 9,800社
登録ヘッドハンター数 2,900人

「年収600万以上の人に支持される転職サービスNo1」をうたうビズリーチは日本最大級のハイクラス転職サービスです。年収1000万以上の求人が全体の約3分の1を占めており、年収アップを望む管理職や経営幹部への転職希望者には魅力的なエージェントです。

ビズリーチ最大の特徴は、ヘッドハンティングを中心にした転職エージェントであるということです。会員が職務経歴書を登録することで企業からスカウトが届くという仕組みなので、企業とのマッチングがしにくい管理職求人でも成功率の高い転職活動ができます。

ビズリーチには優秀なヘッドハンターがそろっており、職務経歴書から転職者本人が気が付かないような強みを発見してくれます。また転職をすべきかどうか迷っている人が転職における自分の市場価値を確かめるという点でも、スカウト機能を持ったビズリーチは有益な転職ツールと言えるでしょう。

コンサルタントの質が高い【JACリクルートメント】

JAC リクルートメント

公式サイト https://www.jac-recruitment.jp
求人数 約15,000件(非公開求人60%)
転職支援実績 約43万人(※1988年からの累計)
特長 30~50代ミドル・ハイクラス向けの転職サポートに強み

30代から50代のミドルエイジ向けハイクラス求人を専門としているのがJACリクルートメントです。ロンドン発祥の転職サービスで、国内大手企業のみならず、海外進出企業や外資系企業の転職に強みがあります。

JACリクルートメントでは約1200人から構成されるJACコンサルタントチームが専門的かつ多角的な視点から転職者にあった求人を紹介してくれます。チームによる転職サポートは一人のヘッドハンター頼りの転職サービスに比べ、転職先の幅を広げ、偏った見方を防いでくれます。

JACリクルートメントのもう一つの特徴は、企業ニーズと転職者側の転職条件ヒアリングを一人の担当者が同時に行う「両面型」のサービスであるということです。「両面型」サービスでは、企業担当と転職担当が分かれている転職サービスに比べ、求人側・転職者両方のニーズに合わせたマッチングができるメリットがあります。

年収だけでなく、社風や部内の雰囲気と言った実際の仕事で重要になってくる細かな企業情報を共有してくれる点もありがたいですね。

外資系企業なら【ランスタッド】

ランスタッド

公式サイト https://www.ranstad.jp
求人数 約10,000件(非公開求人80%)
特長① 世界39の国と地域に4,400拠点
特長② グローバル・外資系転職に強い

ランスタッドは事務職、製造系、IT系など幅広い業界に対応しています。また求人形態も短期のスポットワークから派遣社員、正社員と様々ですが、その中に「プロフェッショナル転職支援サービス」を設けています。

これは年収800万~3000万円以上のハイクラス求人を紹介するサービスです。自宅でのキャリアコンサルティングが可能なので、多忙なエクゼクティブでも転職活動を始めやすいでしょう。

オランダ発のランスタッドは世界規模で人材サービスを展開しています。特にグローバル企業、外資系企業の求人に強い転職転職エージェントで、年収の高い外資系ハイクラス求人は得意分野と言えます。

日本の管理職では物足りない、企業風土にイマイチ満足できないなら、一度ランスタッドを利用してみてはどうでしょうか。

ハイクラス優良求人のみを扱う【オクタヴィア・エグゼクティブサーチ】

オクタヴィア・エグゼクティブサーチ

公式サイト https://octavia-es.com/
特長① 志向や性格、企業文化や同僚との相性など多角的な要素から分析し、精度の高いマッチングが評判
特長② 経営トップ、ミドルクラスマネジメント、専門技術職に強みを持つ
特長③ 企業の良い点・悪い点も『正直』かつ『誠実』に伝える

グローバルに展開する外資系企業や日系企業などの厳選された優良求人のみを扱うオクタヴィア・エグゼクティブサーチ。経営幹部やミドルマネジメント以上のリーダー採用を得意としており、扱う案求人の90%が完全非公開求人となっています。

10年以上の業界経験をもつコンサルタントが、通常では得られない業界情報やリアルな企業動向を提供。採用マーケットを深く理解した提案で納得感を持った転職を実現できます。

ただ求人の紹介をするのではなく、キャリアアップや年収アップなど『転職後に活躍できる』という視点で求人を提案。希望に合わない求人紹介は一切なく、長期的なキャリアビジョン視点での転職に強みを持つ、ヘッドハンティングに特化した転職エージェントです。

オクタヴィア・エグゼクティブサーチで、好条件での管理職転職を成功させましょう。

40歳からの転職に強い【パソナキャリア】

公式サイト https://www.pasonacareer.jp/
公開求人数 14,950件
実績 4年連続、顧客満足度No.1
特長 精度の高い求人で管理職、スペシャリストの期待に応えるエージェント

パソナキャリアは40代転職の実績が多い転職エージェント。パソナグループの中でも正社員転職を専門に手掛けており、この分野で国内最大級のエージェントで、パソナキャリアだけの独占求人を多数保有しています。

パソナキャリアでは、キャリアを積んできた40代によりきめ細かく、深くサポートするため、コンサルタントが転職者と企業の両方を一気通貫で担当する「両面型」の体制を導入しているのが特徴。

利用者の転職後の平均年収837~1015万円と年収アップが期待できます。役職の高い求人ほど求人媒体には掲載されないので、管理職での転職を目指しているなら、ハイクラス転職に強く確かな実績を誇るパソナキャリアはおすすめのサービスです。

エグゼクティブ層とハイクラスエンジニア特化【CDA】

CDA

公式サイト https://www.cdac.jp/
実績 No.1高年収紹介エージェント
特長 ソニーをはじめ大手企業でエンジニアや経営層を経験してきたコンサルタントの転職支援

CDA(キャリア・デベロプメント・アソシエイツ株式会社)はエンジニア(技術系トップエンジニア、開発責任者など)とエグゼクティブ層のハイクラス転職をサポート。

年収レンジは平均1000万円以上と高年収求人を中心に保有。数多くの事業立ち上げフェーズから経営層や技術責任者クラスを紹介してきた独自のネットワークは他社にはない強みであると言えます。

人材業界で「No.1高年収紹介エージェント」などアワードを連続して受賞するなど、長年の経験と実績に裏付けられた確かなサポート力で高い評価を得ている転職エージェント。

大手企業でエグゼクティブやエンジニアとして新商品の開発や設計、生産、営業、経営企画など様々な分野で活躍してきたプロフェッショナル集団のCDAで満足度の高い転職を実現しましょう。

CFOに特化の転職支援【フルタイムCFO】

管理職転職

公式サイト https://www.soico.jp/service/fulltime-cfo/
実績 1000万以上の求人が9割!
特長 大手からベンチャーまで求人多数!CFO転職に強いエージェントがサポート

業界初となる、CFOに特化転職サービスのフルタイムCFO。

マザーズ上場企業やIPO目前のベンチャー企業等、質の高い好条件のCFO(最高財務責任者)求人が豊富です。

案件の特性として、年収1000万以上の求人が9割。さらに年収1500万円以上の案件が6割、年収2000万円以上の案件が2割と、高年収の求人を効率よく探すことができます。

また、CFO転職専任エージェントによる徹底サポートで満足度の高い転職が可能。CFOとしてのスキル、将来のキャリア志向等を考慮した上で、最適な企業を紹介してくれるところが強みです。年収交渉、風土や労働環境の確認から退職・入社手続きも支援。

資本政策コンサルティングを本業としたファイナンスのプロ集団であるSOICO株式会社が、独自のネットワークを駆使しているので、他社内はない非公開求人や独占求人が多く集まっています。

管理職転職だからこそ、専門のプロに相談するのも手

管理職転職
実際のところ、やはり管理職の転職はかなり難しいと言わざるを得ません。ただでさえ少ない求人に、年齢層が高めの転職希望者は一般職への転職では年収も下がりがちですから、管理職への転職を狙いがちです。

数値や書類上で明確な実績を提示でき、自己アピールにも自信があるという方ならいいのですが、例えばどのように自己アピールをすべきか分からない。実際に何社か挑んでみたものの、既に全て落ちている。

そんな方は、ビズリーチなどの、ハイクラス・エグゼクティブ層専門の転職エージェントを利用することを検討してみてはいかがでしょうか。

あなたがどうしても外せない、転職で実現したいものを実現させて、管理職転職を成功させてください。

高年収での転職におすすめの転職サービス一覧

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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷