【農業から転職】農家からサラリーマンへの転身!おすすめ転職先は?

日本で農業を仕事としている人はどのくらいいると思いますか?

農林水産省が発表しているデータによると、平成31年の農業就業人口は168.1万人であり平成22年から年々減少していることが分かると思います。

農業転職

※参照:農林水産省「農業労働力に関する統計」
https://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/data/08.html

そして、65歳以上の農業就業人口が118.0万人と全体の約70%を占め平均年齢は67歳。平均年齢に関しても年々高齢化が進んでいます。

農業は後継者不足とも言われているように、若い人のなり手が少ない、または農業を離れる離農者が一定数いることで農業就業人口は減少。

農業を好きでやっている人だけでなく、実家の家業を継いだ人のように仕方なく農業を続けている人、農業では生活ができない人も中にはいるため、農業を仕事としているけれど「辞めたい」と考えている人も多いと聞きます。

農業から他の仕事へ転職をするためにはどうしたらいいのでしょうか?そして、どのような仕事を見つけたら良いのでしょうか?

ここでは「農業からの転職」を考えている人に向け役立つ転職情報を紹介していきます。

農業のイメージとは?

あなたは農業にどのようなイメージを持っていますか?

「やりがいのある仕事」「楽しそう」「大変そう」「高齢者のする仕事」‥様々なイメージがあると思いますが、過去に農研機構が農業学生と一般学生に行ったアンケートでは以下のような回答が得られています。

農業転職
農業転職

※参照:農研機構「青年による農業のイメージ評価」
https://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/1995/narc95-2-215.html

そして、農研機構以外の高校生の農業に関するアンケートも以下に載せておきます。

農業転職

※大村市内の高校生の「農業感」アンケート結果の報告
https://www.city.omura.nagasaki.jp/nousei/machi/norinsuisan/shien/documents/youyaku.pdf

農業の良いイメージ

  • やり方次第で儲かる
  • 人生を楽しむ手段
  • 家族と一緒に仕事ができる
  • 親元で暮らせる

農業の悪いイメージ

  • 重労働
  • 所得が不安定
  • 設備投資などに費用が掛かる
  • 経験、技術が必要
  • 新規参入は難しそう

やりがいを感じられる仕事、仕事をする環境に関して良いイメージを持つ学生が多い一方で、労働環境や所得・経営面といった現実的な側面で悪いイメージを持っていることが分かります。

農業系大学や高校に通う学生の回答も多いため、学生が持つイメージは現実的な問題とそう遠くはないのかもしれません。

農業のここが辛い!離農する理由

農業に携わっていた人が農業を辞めたいと思う理由、また農業を辞めた理由として以下のようなことが挙げられます。

経済的な理由
  • 収入が低い(副業としてや農閑期にアルバイトをしなければ生活できない)
  • 収入が安定しない(天候や収穫量で左右される、売上など)
  • 初期投資、設備投資に費用が掛かる
  • 会社のような福利厚生がなく将来が不安
体力的・精神的な理由
  • 重労働(主に肉体労働)
  • 労働時間に決まりがない
  • 災害による被害を受けダメージが大きい
  • 人間関係(近隣や地域との付き合い)
その他
  • 実家の家業を継いだが仕事(農業)が好きではない

農業転職

※参照:農林水産省「農業経営統計調査」
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/noukei/einou_suikei/einou_suikei30/index.html

収入面に関して補足すると農家の平均年収は専業農家・兼業農家・副業農家を併せ450万円程と言われていますが、農業のみの収入というと200万円前後であり、専業農家を除きその他は農業以外の仕事での収入ということになります。

中には年収1,000万円、1億円‥とかなり稼いでいる専業農家もいますが、ブランド力のある農作物を栽培している、独自の販売ルートがあるなどの理由が考えられごく一部の農家に限った話なのです。

農業への熱意だけでは乗り越えられない問題も多く、農業をやりたくない・好きではないと言った理由だけでなく農業以外の仕事への転職を余儀なくされるケースもあります。

完全に離農するのか?兼業農家として立て直すのか?

農業から転職

農業を主な仕事としている専業農家は約3割であり、残りは他の仕事と掛け持ちをしている兼業農家や副業農家となります。

農家の年収として専業農家が一番高く、兼業農家、副業農家と続きますが、専業農家として今後やっていくことに不安を感じる場合、兼業農家として働き方のスタイルを変える人もいます。

家族で農業をしている場合、夫が会社員として働き、妻や両親など他の家族が農業を続けていくことで安定した収入を図る方法です。

とは言え、兼業農家として続けることも厳しい、元々兼業農家・副業農家としてやってきた中で限界を感じているのであれば心機一転離農し転職ヘ向けて動き始める準備を進めていきましょう。

完全に離農する場合は、離農手続きをして所有している土地をどうするのか、使用していた農機具の売却や処分などを考えていく必要があります。

農業からの転職先

農業を辞め、他の仕事に転職をしようと思っても転職先が見つかるのか?と不安に感じる人も多いのではないでしょうか。

農業を始める前にサラリーマンとして働いていた人であれば、就職活動の経験もあり前職の経験を活かせる仕事を中心に転職活動を進めていくといった選択肢が思い浮かぶと思いますが、実家の家業を継ぎサラリーマンの経験がなく農業のみという人であると不安な気持ちが大きくなると思います。

しかし、農業も立派な仕事です。

農業を通して得た経験や知識を活かせる業種を以下に挙げていくので、転職先の選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか?

  • 食品メーカー
  • 小売業
  • 食品加工会社
  • 流通業
  • 農業機器メーカー
  • 肥料メーカー
  • 種苗メーカー

農業は私たちの食生活を支えている“食”に関わる仕事です。
農業として食の安全を一番近くで実践してきた経験を食品メーカー小売業食品加工会社流通業などで「作る」から「広げる」に変えてみてはいかがですか?

また、農業で関わりのある農業機器メーカー・肥料メーカー・種苗メーカーなどもこれまでの経験を直に活かせる仕事です。

農業・農家の気持ちが分かるからこそできる仕事で、農業から農家を支える側に転身することでやりがいを感じながら働けるのではないでしょうか。

農業でアピールできる経験・スキル

転職をする場合、面接などで「これまでの経験・スキル」「アピールポイント」を問われることが殆どです。

農業は一般的な企業とは異なる働き方であるため農業経験はアピール材料にならないのでは?と思いがちですが、農業を通して身につけた経験は他の仕事にもアピール出来るものがあります。

  • 体力(肉体労働をこなしていける)
  • 判断力(トラブルが起きたとき、新しいことを始めるときなど全て自分で決めてきた)
  • 情報収集能力(収益を上げるため、良い農作物を作るためなどの情報収集)
  • 経営能力(個人事業主としての経験)
  • 忍耐力(根気強く地道に作業を続けていける)
  • コミュニケーション能力(地域付き合いも含め、様々な人と関わる)

そして、何よりも農業に関する経験・知識は現場で頑張ってきたからこそ得られたものであり先ほども挙げたような食に関わる仕事では需要があります。

農業を続けてきたことに自信を持って転職活動に臨みましょう。

転職エージェントに相談してみよう

農業から転職

農業の経験・知識を活かせる仕事への転職はおすすめですが、農業から全くの未経験業種への転職も農業での経験・スキルを取り込んでいくこと、未経験OKの仕事を選んでいくことで不可能ではありません。

むしろ、自分がやりたい仕事、興味のある仕事へ転職をした方がイキイキと働けることもあり、仕事・働き方の可能性を広げていけるチャンスでもあります。

どちらの仕事を選んだとしても満足の転職、納得のいく転職を叶えるために是非活用したいのが転職エージェントです。

転職エージェントのサポート

  • キャリアカウンセリング
  • 求人紹介
  • 応募書類作成サポート
  • 面接日程調整、面接対策
  • 雇用条件交渉
  • 入社後アフターフォロー

このように、転職エージェントではキャリアカウンセリングから始まり入社後のアフターフォローまで一貫して転職活動のサポートをしてくれるので、農業からの転職に不安がある人でも安心して転職活動を進めて行くことができます。

自分一人では考えもしなかったような転職先の提案やスムーズな転職活動とするための的確なアドバイスなど、転職エージェントを活用することで個人での転職活動よりも可能性を広げ有利に進めていける特徴があるので転職には転職エージェントの利用がおすすめです。

一つの判断でこれからが変わる

農業からの転職についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?

農業に限らず仕事には向き・不向きがあるとともに、様々な理由から続けたくても続けられない事情がそれぞれにあります。

“仕事を辞める”と言うことにはマイナスイメージがありますが、自分のため・家族のため・将来のためのステップアップと考えることもできます。

「農業以外で働けるのなら何でもいい」「なによりも給料の高い仕事」というように仕事選びをしてしまうと、仕事に馴染めず後悔することや、ブラック企業のような職場に入ってしまうこともあります。

後悔することなく確実にステップアップのための転職とするためには、転職のプロである転職エージェントに相談をして道しるべを作ってもらうと心に余裕が生まれより良い判断ができるはずです。

転職エージェントは無料で利用出来るので相談だけでもしてみてはいかがですか?


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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷