【マンガ】これで解決!ブラック企業の辞め方

ブラック企業 辞め方

【作:ひがにしんさん】

「もう会社に行きたくない」
「早く辞めたい」
「人事に相談しても無駄だった(逆に悪化)」
「これが噂に聞いていたブラック企業なのか‥」

心身ともにボロボロ、もう限界を感じ始めている人はこれ以上無理をしないでください!
辞めたくても辞められない事情があるのかもしれませんが、このままブラック企業で働き続けると‥悲惨な末路が待っているかもしれません。

そうならないために!ブラック企業の強引な引き留めの対策法からスムーズに退職する方法、退職準備まで一つ一つ説明していきます。

また、あの手この手を駆使してもどうしても辞められない場合の”最後の一手”も紹介するので、ブラック企業を辞められずに困っている人は必見です。

あなたがブラック企業を辞められない理由

長時間労働、休日出勤、安月給、サービス残業、パワハラ、いじめ‥典型的なブラック企業に勤めてしまった友人がいたら「すぐに辞めなよ!」ときっと言うでしょう。
また、自分だったら我慢しないですぐ辞める!とも思うかもしれません。

しかし、ブラック企業に働いている当事者となってしまった場合そう簡単にはいかないものなのです。
ブラック企業を辞められないのには当事者にしか分からない理由があります。

  • 退職を言い出せない独特な雰囲気がある
  • 退職後のお金のことが心配で辞められない
  • 辞めたら損害賠償をすると脅されている
  • 強く引き留められる
  • 激しく罵倒され、退職を撤回するまで帰してもらえない
  • 同僚のことが気がかり(自分だけ辞めるのは悪いと思っている)
  • ここで辞めたら負けと思ってしまう、逃げたようで嫌
  • 退職しても次の仕事が見つかるのか不安

退職を申し出ても受理してもらえない人、退職後が心配な人、妙な優しさや真面目さ・プライドが邪魔する人、そして何も出来ない人。大きく分けるとこれらに分類されるのではないでしょうか?

このままブラック企業に勤め続けると?その末路‥

様々な理由からブラック企業からの退職が出来ず勤め続けることになるとどうなるのでしょうか?
実際に起こったことや考えられる悲惨な末路について少しお話ししておきます。

  • 社員を育てる気がないブラック企業で働き続けてもスキルアップは無理(時間を無駄にする)
  • 給料が少ないので貯金が出来ない(家族を養えない、結婚できない)
  • 長時間労働、サービス残業、休みが少ないなどプライベートな時間が作れない(友人とも疎遠になる)
  • 過酷な労働環境やパワハラ・いじめなどから健康被害が出てくる(うつ病など)
  • 限界を超え最悪の場合は過労死や過労自殺を選んでしまう人も‥

このようにブラック企業で働き続けても良いことはありません。
仮に精神的・体力的な健康被害が出てから退職できたとしても、それでは時すでに遅し。
ブラック企業を辞めたからといってすぐに体調が回復するとは限りません。
元の状態に戻れるまでに数ヶ月~数年かかってしまうことも考えられます。

また、体調が回復するまで通院したり、酷い場合は入院ということにもなれば他の会社でも働くこともままならないはずです。
このような状況になるかもしれない可能性がゼロではないと分かっていても無理をしてまでブラック企業で働き続ける意味はあるのでしょうか?

ブラック企業の強引な引き留め方の事例と対策法

では、ブラック企業はどのような手段で強引な引き留めをしてくるのでしょうか?
その事例を挙げていくとともに、それらの対策法も併せて紹介していきます。

ケース1:後任者がいない

「若手が育つまで待って欲しい」「引き継ぎがいないから今辞められると困る」など後任者が出てくるまで退職を引き延ばそうとすることがよくあります。

しかし、後任者がいないような状況にしてしまったのも、その後の後任者を見つけるのも会社側の責任です。
退職者が責任を感じる必要は全くありません。

ケース2:脅し

「退職するなら損害賠償を請求する」「懲戒解雇にする」といったように法的措置をちらつかせ脅されることもあります。
このような馬鹿げた脅しに屈してはいけません。

ブラック企業は本気で法的措置を起こそうとなんて思っていません。
社員側に大きな問題がある場合でなければ損害賠償請求や懲戒解雇はできません。

ケース3:情に訴えかける

「辞めたら顧客に迷惑が掛かる」「残された社員に負担が掛かる」など情に訴えかけてくることもありますが、どちらも会社側が何とかすればいいことであって退職者には関係のないことです。

しっかりと引き継ぎをして退職をすれば問題ありません。
情に流され退職を留まったとしても以前と何も変わりません。

ケース4:待遇改善をちらつかせる

「給料上げるから」「休みを増やすから」など待遇を改善させるから辞めないでと引き留めたり、給料を上げるつもりだったと本当なのか噓なのか分からないことを言ってくることもあります。

仮に退職を撤回したとしても口約束だけで待遇が何も改善されないことも考えられますし、例え改善されたとしてもそれだけが会社の問題だったのか?と考えたときどう感じるでしょうか?

退職を申し出ない限り待遇が改善されないような会社で働き続ける意味はありますか?

ケース5:人格否定

「辞めても転職できるところはない」「どこへ行っても成功できない」「逃げているだけ」など罵倒を繰り返し人格を全否定してくるブラック企業もあります。
右から左へ聞き流し、言いたいなら言わせておけばいいのです。

  • 日本国憲法第22条「職業選択の自由」が定められている
    誰にでも仕事を選ぶ権利があり、退職をすることは自由である。会社に退職を留める権利はない。
  • 民法627条1項「退職の申入れ」
    当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
    雇用期間の定めがない場合はいつでも退職を申し出ることが出来、申し出から2週間後には退職できると言うことです。

円満かつスムーズに退職する方法

日本国憲法や民法で退職の自由が定められているため会社を辞めたいと思えば事実上は辞めることが可能ですが、そうは言っても出来ることなら円満でスムーズに退職できることが理想だと思います。

例えば「退職を申し出てから2週間後には退職できる」とありますが、会社の就業規則には『退職は最低1ヶ月前に申告』と記載がある場合が多くあります。
円満退職を望むのであれば出来るだけ就業規則に従った方が無難です(但し就業規則に法的効力はない)。

引き継ぎなどの関係もあるので実際には2週間前の退職申告では遅いと思いましょう。

退職の告げ方

  • 直属の上司にお昼休みや就業時間終了後の就業時間外に「今少しよろしいですか?」とタイミングを見計らい声を掛ける
  • 出来れば繁忙期を避ける(忙しいと取り合ってもらえない)
  • 「辞めようと考えている」ではなく「辞めます」と断言
  • 引き留められてもぶれない気持ちが大切

退職理由

  • ほかにやりたい仕事がある
  • 新たな環境でキャリアアップを目指したい
  • 体調不良
  • 家庭の都合(親の介護、結婚に伴う転居)

退職理由は「残業がツラい」「仕事が大変」「給料が低い」などネガティブな理由は避け、会社側が改善しようと思えば出来てしまう理由は避けましょう。
引き留めの手段として利用される場合があります。

ポジティブな理由やどうしても辞めざる得ない理由のどちらかにしましょう。

退職の流れ

退職意思を伝える(出来れば最低でも1ヶ月前)

退職願の提出

引き継ぎ

退職手続き・離職票の受け取り

退職準備・退職後の手続き

未払い残業代の請求

  1. 在職中に証拠集めをしておく(タイムカード、菌体記録、PCのログイン・ログオフ記録、詳細な残業時間の記録など)
  2. 残業代の計算
  3. 会社側との交渉
  4. 志望動機
  5. 労働基準監督署へ申告(未払い残業代を支払ってもらえないとき)

または、自分で請求せずに弁護士に依頼し手続きを行ってもらう方法があります。
弁護士に依頼する場合は成功確率が上がりますが、弁護士費用が掛かることを頭に入れておきましょう。

未払い残業代の請求の時効は2年であるため退職後でも可能ですが、証拠集めは在職中にしておくことが大切です。

失業保険

次の転職先が決まっていない人、すぐに入社しない人は失業保険の申請をしましょう。
退職後10日以内に会社から離職票が送られてくるので、交付後になるべく早く管轄のハローワークで手続きをしてください。

※必要書類:雇用保険被保険者証、離職票、身分証明書、印鑑、写真2枚(直近3カ月以内、縦3cm×横2.5cm)、本人名義の普通預金通帳

社会保険・年金の手続きの仕方

社会保険

  1. 任意継続する(退職日の翌日から20日以内)
  2. 退職前の健康保険を2年まで継続できる。会社または健康保険組合で手続きをする。

  3. 国民健康保険に加入(退職日の翌日から14日以内)
  4. 居住地の市区町村役所の健康保険窓口で手続きをする。

  5. 家族の扶養に入る‥家族の勤務先で手続き
  6. ※扶養に入るためには条件あり

年金

  1. 国民年金に加入する(退職日の翌日から14日以内)
  2. 居住地の市町村役所の国民年金窓口で手続きをする。

  3. 家族の扶養に入る
  4. 家族の勤務先 ※扶養に入るためには条件あり

◆転職先が決まっており、退職日の翌日から入社する場合はいずれも転職先で手続きが出来る。

在職中に転職先を決めておく

ブラック企業で働き毎日がギリギリの状態では転職先を決めるどころではないかもしれませんが、出来ることなら在職中から計画的に転職活動を始めておくことがおすすめです。

個人での転職活動でも構いませんが、時間と心の余裕がない中では厳しいのでサポートを受けながら転職活動を進めていける転職エージェントを利用し、退職までに次の転職先を決めておくことがベストです!

ブラック企業で働いていた人の場合、転職先選びはより慎重となるはずです。
次もブラック企業だったら‥との不安を払拭するためにも優良案件を紹介してもらえる転職エージェントの利用はとても有効です。

また、退職アドバイスもしてもらえるのでスムーズな退職にも期待できます。

どうしても辞められない場合の対策法

強引な引き留めへの対策、スマートな退職の告げ方など色々と実戦してみたものの‥どうしても辞めさせてくれない。

もう諦めるしかないのか?と絶望に襲われそうになったら退職代行サービス『EXIT』を利用してみませんか?
退職代行サービスこそが”最後の一手”となるはずです。

退職代行サービスとはその名の通り、あなたの代わりに退職の旨を会社に伝えてくれるサービスです。
辞めたいけれど言い出せない、退職を受理してもらえない人の大きな助けとなってくれるでしょう。

退職代行サービスには複数の会社がありますが、たくさんのメディアにも取り上げられ多くの実績がある『EXIT』をおすすめします!

EXITのサービス内容

  • 退職成功率100%
  • 即日対応(休日・深夜でも出来る限り対応!)
  • 相談したときから会社への連絡不要(EXITが代行)
  • 退職届の提出、貸与品の返却は郵送でOK!
  • 相談から退職完了までスマホ一つで完結!(面談不要)
  • 総合転職エージェントと提携しているから転職サポートも受けられる

退職代行費用

・正社員、契約社員:50,000円
・アルバイト、パート:30,000円

今まで苦しんでいたことが何だったのか?と思うほど、第三者が間に入ることでスムーズに退職出来ることがあります。

退職代行費用を高いと感じるのか?安いと感じるのかはあなたの気持ち次第です。
どうしても辞められないときにはこのような方法もあると言うことを頭の片隅にでも入れておくと少し安心できるのではないでしょうか。

ブラック企業でも必ず辞められる!

ブラック企業から抜け出すためには深刻な状況に至る前に少しずつでも準備をしておくことが大切です。

退職までに転職先を決めておくなど、退職後に自分自身が困らないような対策を取っておくだけで気持ち的にも楽になります。
強引な引き留めにあっても屈しない強い気持ちを持ち、基本的には言われたことを聞き流しておけばいいのです。

どんな仕事でも大変なことはありますが、体力的・精神的に限界を感じるまでのことはそうそうありません。
あなたの居るべき場所はそこ(ブラック企業)ではないのです!

少しの勇気と行動力で必ず辞めることが出来るので、諦めたり我慢をすることなく前向きな気持ちで一歩前へ進んでみましょう!

漫画作者 ひがにしんさん


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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷