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出戻り社員の実態は?「出戻り」より「転職」すべき!?

「やっぱり前の会社の方が良かったな。」強い意志を持って転職をしたつもりでも「前の会社に戻りたい・・・」と考えたことのある人は意外と多いはずです。ここでは、出戻り社員の実態と、気になるその後についても詳しく解説します。
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「やっぱり前の会社の方が良かったな。」

一度は転職をしてみたものの、他の環境に身を置いたことで今まで働いていた会社の良さを改めて再確認したことはありませんか?

強い意志を持って転職をしたつもりでも「前の会社に戻りたい・・・」と考えたことのある人は意外と多いはずです。

出戻り社員の実態

でも、会社は一度辞めた社員を受け入れてくれるのだろうか?周りの社員は自分をどう思うのだろう?出戻ることは恥ずかしいことなの?格好悪い?‥など、気になることや不安に感じることも多いでしょう。

ここでは、いわゆる出戻り社員の実態について調査していくとともに、前の会社に戻るべきなのか?それとも再度転職をしたほうがいいのか?など出戻りのメリット・デメリットを織り交ぜながら詳しく解説していきたいと思います。

出戻り社員とは?

出戻り社員とは、会社を自主退職したのちに以前働いていた会社に再雇用される人のことを言います。自ら退職の意思を伝えた会社なのになぜ戻るの?と疑問に感じる人もいるかもしれませんが、出戻る理由には様々な理由が考えられます。

出戻る理由

  • 特別な事情(親の介護、家業を手伝うため、結婚・出産など)で辞めざる得なかったが状況が変わった人
  • 「戻ってきて欲しい」と前の会社の上司から相談された人
  • 前向きな気持ちで転職をしたが理想と現実のギャップに転職を後悔していた人
  • なんとなく転職をしてしまい上手くいかなかった人

退職理由は人それぞれであっても、共通して言えることは『外の世界に出たことで辞めた会社の良い部分に気付けた』ことです。
このような思いから再び戻りたいと考えることは自然であり素直な気持ちなのではないでしょうか。

出戻り社員はどれくらいいる?

では、実際に出戻り社員はどのくらいいるのでしょうか?

2018年に行った人材サービス「エン・ジャパン」の調査(https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/13243.html)から実態を見ていきたいと思います。

エン・ジャパン株式会社が運営する『人事のミカタ』を利用している661社の人事担当者を対象にしたアンケートによると、出戻り社員の受け入れ実績がある企業は2018年が72%であり2年前の2016年よりも増加傾向にあります。

一昔前までは一度辞めた会社に出戻ることは考えずらいことでしたが、企業としても出戻りを認める風潮になってきていることが分かります。
その理由としては出戻り社員側だけでなく、企業側にも出戻り社員を受け入れるメリットが少なからずあるからです。

出戻り社員は周りにどう思われてる?

以前の会社に再雇用してもらえ出戻り社員となったときに、気になるのは既存社員の反応です。歓迎してもらえるのか?それとも嫌われる存在となってしまうのか?
先ほどと同じく「エン・ジャパン」の調査をもとに見ていきたいと思います。

再雇用後の周りの社員の反応
  • とても良い(19%)/まあまま良い(64%)
  • ・人徳のある人だったため復帰を歓迎された。
    ・他社を経験したことで、在籍時よりもマネージメント面でスキルアップしていた。

  • あまり良くない(8%)/とても悪い(1%)
  • ・仕事面はスムーズだが、ブランクの間に入社した社員とギクシャクしている。
    ・現在の会社ルールに馴染もうという姿勢が不足しているため感じが悪い。
    ・退職時も円満ではなく、仕方なく出戻りを受け入れたが半年ほどでまた辞めてしまった。

エン・ジャパンの調査では周りの社員の反応は概ね良い事が分かりました。結局はその人が持つ人柄や態度が重要であり、謙虚な姿勢で「前はこうだった」ではなく現在の職場に馴染もうとする気持ちや積極的に仕事へ取り組む姿勢を見せていくことで既存社員は受け入れてくれるはずです。

やはり即戦力!出戻り社員のメリット

「エン・ジャパン」の調査によると、企業が出戻り社員を再雇用した理由として『即戦力』『人柄が分かる安心感』『復職の強い意志』『採用・教育コストを抑えられる』などが上位に挙げられています。

これらのことも踏まえて出戻り社員のメリットを挙げていくと、

即戦力

仕事に慣れていることはもちろんのこと、他社での経験・スキルがプラスされ即戦力として期待される。即戦力となる人材が入ることで社内が活性化されよい影響を及ぼすことも。また、企業風土やルールを理解しているため教育・研修の必要が無いことも◎。

人柄が分かる安心感

以前働いていたことで仕事に対する取り組み方や得意な分野が分かり、他の社員とのコミュニケーションが円滑に進むことに期待される。

仕事に対する意欲

再雇用してもらえた恩や会社への愛着心が生まれ、以前よりも熱心に仕事に取り組み結果を残すため頑張ろうという姿勢が見られる。

スピード採用

通常の採用プロセスを省略できるため、復職までがスピーディーでありコストが掛からない。

嫌われることも?出戻り社員のデメリット

では、出戻り社員のデメリットにはどのようなことがあるのかも見ていきたいと思います。

給料ダウン、非正社員など待遇面

出戻り社員に対する再雇用制度が確立されていない会社が多いため、以前の在籍時と同じ給料・ポジションなどの待遇であれば素直に受け入れるべきですが、以前在籍していたとは言え入社1年目とカウントされることも多く給料ダウンや契約社員からのスタートとなる場合も。

周りの社員との不和

既存社員の中には出戻りを歓迎してくれる人もいれば、受け入れがたい人がいることも確かです。「一度辞めた人がどうしてあのポジション(役職)なんだ?」「給料はいくら貰っているのだろう?」「態度が大きいのが気に入らない」と不満やモヤモヤした気持ちを抱える人も出てくるでしょう。

現在の会社に馴染めない

以前のやり方に執着してしまい他の社員と上手くいかない、社内の雰囲気が変わっており変化について行けない、以前は後輩だった社員との関係性が難しい‥など、以前辞めてからの期間が長くなればなるほど思っているほど居心地の良い場所ではなくなっていることも

Point「以前よりも待遇が悪い」「周囲の風当たりが強い」「居心地が悪い」ことから『出戻り転職は失敗する』とも言われています。

出戻った場合の志望動機、面接

以前勤めていた会社であっても、再雇用の前には履歴書・職務経歴書を書き面接を受けることになるため、その時のポイントを少しまとめておきたいと思います。

Point

  • 履歴書・職務経歴書
    他社での経験や身につけたスキル、実績を具体的に記載しアピールする
  • 志望動機
    なぜ出戻りをしたいと思ったのか、転職後に感じた(出戻りたい)会社の魅力、他社での経験・スキルをどう活かすか

志望動機では「給料が‥」「待遇が‥」ではなく、他社と比較できる立場になったからこそ感じた会社の良いところ・魅力を具体的に伝えることで復職したい熱意や強い意志をアピールすることができ好印象となるでしょう。

出戻り転職をするなら、新たに転職を考えるのもアリ

まず、転職先から出戻り転職をしようと考えた理由は何だったのでしょうか?企業風土が合わない、人間関係が悪い、思っていた業務内容ではなかった、スキルアップ出来る環境ではない、給料が低い‥など様々な理由が考えられますが、それらは以前の会社に戻れば解決できることなのでしょうか?

特別な事情が無い限りは以前の会社に何かの不満を持って転職を考えたのだと思います。もちろん出戻り転職にもメリットはありますがデメリットもあるため、全ての出戻り転職が成功するとも限りません。『井の中の蛙‥』と狭い世界で留まるよりも新たな転職先を探してみることも一つの方法です。

新たに転職をするのなら次こそは失敗したくないはずなので、社風や会社の内情、業務内容などを事前に理解したうえで転職先を見つけていく方法として転職エージェントを利用しながらの転職活動もおすすめです。

数多くの転職エージェントがありますが、業界トップクラスの求人数と実績を誇る『doda』は自分で求人を探し応募できる転職サイトとキャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動を進めていける転職エージェントの2つの機能を併せ持つ使い勝手の良いサービスです。

気軽に求人探しから始めてみるも良し、初めからキャリアアドバイザーに相談するも良しなので『doda』を利用することで思ってもみなかった理想の職場に出会えるチャンスが待っているかもしれません。

出戻り?それとも転職?

いかがでしたでしょうか?出戻り社員は増加傾向にあり「出戻り」が一般的になりつつあるようです。
出戻り社員のメリット部分を見ていくと、人材確保が困難な企業側と会社の魅力に気付き仕事への高いモチベーションを持ち出戻りをしたいと考えている人のマッチングはwin-winな関係のようにとれます。

そのまま出戻り成功となる人もいれば、デメリット部分にもあるように待遇面や職場環境に不満を感じ出戻り失敗となる人がいることも確かです。

出戻り転職は通常の転職と比べ気楽に思えるところも多くありますが、より慎重に行っていかないと後悔してしまうこともあります。

出戻りも一つの候補としつつ、視野を広げるためにも新たな転職先を探してみてはいかがでしょうか?目先のことだけでなく長い目で見て「出戻り社員」と「新たな転職先」どちらがプラスになるのか考えてみましょう。

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