【マンガ】子育てと仕事を両立できる職場ってどんなところ?

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子育て 仕事 両立

子育て 仕事 両立

【マンガ作者:ぷにまあむさん】

子は鎹(かすがい)ともいいますが、どれだけ可愛くても避けては通れないのが”子育て中の睡眠不足と疲労困憊のからだ”。

「子供との時間も大切にしたいし、仕事も頑張りたい!」
「仕事と家庭のバランスを取って、うまく両立させたい!」

そんなママの希望を叶えるためには、柔軟で理解のある職場環境が必要です。

そこで今回は、子育てと仕事を両立しやすい職場の特徴や制度を解説します。

おすすめの仕事も紹介するので、子育てと仕事に奮闘中のワーママさんはぜひご一読ください。

ママに嬉しい!育児と両立しやすい職場の特徴・制度

「子育てと仕事を両立させるのは難しい」
「今のままだとメンタルが崩壊してしまう…」

上記のように、育児しながら働くことに不安を感じるママが多くみられます。

しかし、適切な職場環境があれば、家庭と仕事のバランスを取りながら充実した日々を送ることは可能です。

ここでは、子育てと仕事を両立しやすい職場の特徴・あったら嬉しい制度をみていきましょう。

子育てと両立しやすい職場の特徴
  • 家族を重視する企業風土や価値観がある
  • 育児支援やフォロー体制が整っている
  • 福利厚生が充実している

家族を重視する企業風土や価値観がある

ワーママが働きやすい職場の特徴は、会社全体で家族重視の雰囲気や価値観を持っている職場です。

子育てと仕事を両立させるには、「家族を重視する会社かどうか」を見極める必要があります。

従業員とともに家族が健康で幸せでいることを重視する企業であれば、ストレスなく、やりがいをもって働くことができます。

子育てへの理解とともに、育児中でも働きやすい環境づくりについて、前向きにサポートしているでしょう。
突発的な欠勤や早退に対しても理解があるほうが、毎回罪悪感に苛まれずに済みますね。

育児支援やフォロー体制が整っている

育児と両立しやすい職場は、育児支援制度やフォロー体制が整っているところです。

育児中は時短勤務が法律で認められていますが、これまでも社員が積極的に取得している実績があると、フォロー体制が整っており周りからの理解も得やすいです。

また、企業内に保育施設や保育サポートがあれば、送り迎えの心配なく仕事に取り組むことができるでしょう。

福利厚生が充実している

子育てと両立しやすい職場は、福利厚生が充実していることも特徴のひとつです。

福利厚生は、社会保険や退職金・休暇などはもちろん、子育て支援に特化した独自のものまでさまざまです。

例えば、家族旅行の割引制度や子供の教育費の補助・家族のイベントへの招待などの福利厚生がある会社もあります。

子供を持つ親が安心して働ける環境を提供する職場は子育てへの理解がある企業といえますし、職場全体で子育てを支える協力体制や結束力も期待できるでしょう。

子育てと仕事を両立しやすい職場を選ぶ5つのポイント

ここでは、転職活動時に職場を選ぶ時のポイントについてみていきましょう。

子育てと両立しやすい職場の特徴
  • 生活圏に近いところを選ぶ
  • 在宅勤務やフレックス制度があるところを選ぶ
  • 企業内保育施設があるところを選ぶ
  • 残業が少ないところを選ぶ

生活圏に近いところを選ぶ

子育てと仕事のバランスをとるには、職場が自宅や保育園などから近いことがポイントです。

育休明けのママは、通勤だけでも疲れ切ってしまいます。
通勤に時間がかかる場合は、保育園に預けるために早起きしなければいけないため、睡眠時間がさらに削られることになるでしょう。

職場が自宅や保育園から近いと、通勤の負担を減らすことができるほか、保育園からの呼び出しにもすぐに迎えに行けますね。

「子育てと仕事のスケジュールが無理なく組める」職場の場所についても、考える必要があります。

在宅勤務やフレックス制度があるところを選ぶ

仕事と子育ての時間のバランスをとるには、リモートワークやフレックス制度といった、勤務スタイルが自由に選べる職場であるのもおすすめです。

子育てと育児の両立を難しくさせている原因は、過密スケジュールです。
子供の夜泣きに付き合い、睡眠不足のまま出社し、保育園のお迎え後は家事や仕事を片付ける…。
自分の時間が持てないどころか、ゆっくり体を休めて寝る暇すらありません。

例えば在宅勤務ができれば通勤時間の負担がなくなるので、体への負担を軽減させ、家庭との時間を充実させることができます。

フレックス制を取り入れている会社であれば、プライベートの時間を多くとり、無理のないスケジュールを組みやすいですね。

企業内保育施設があるところを選ぶ

企業内に保育施設を完備している・提携しているなど、子供の一時預かりや保育サポートがあると便利です。

企業内保育施設は企業内や近隣に設置されていることが多いので、会社の近くに預けることができれば送り迎えの不安も軽減でき、職場復帰後も安心して働くことができますね。

しかし導入している会社はまだ少なく、比較的大手企業や首都圏に多い印象です。

残業が少ないところを選ぶ

子育てと仕事を両立するには、原則定時で上がれる会社を選ぶのがおすすめです。

子供を保育園に預けて働いているママにとって、残業の負担は大きいですね。
お迎えの時間に間に合うかや、延長保育料の負担などの心配もでてくるでしょう。

パートナーや両親にお迎えを頼めても、家に帰る時間が遅くなると、子どもとの時間がゆっくり取れません。

家庭の時間もしっかり確保するには、残業がほぼない&少ない会社を選ぶのも大切です。

家庭と両立しやすい【職種・業種】で選ぶのもカギ

内閣府男女共同参画局が行った調査では、第一子出産後に仕事を続ける女性の割合は53.1%。

一方で、半数近くの46.9%の女性が出産離職という選択をされています。

離職理由については、「子育てをしながら仕事を続けるのは大変だったから」が多く、次いで「子育てに専念したかったから」となっています。

子育てと仕事を両立する難しさは分かりますが、業種や職種によってはワークライフバランスがとりやすく、子育てと仕事の両立がしやすいものもあります。

ワーママが働きやすい業種や職種に絞って、転職活動を進めるのもおすすめです。

*参照:内閣府男女共同参画局『「第1子出産前後の女性の継続就業率」及び出産・育児と女性の就業状況について』

子育てと仕事を両立しやすい<職種>5つ

ここでは、子育てと仕事を両立しやすい職種を5つ紹介します。
理由もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

子育てと仕事を両立しやすい職種
  • 事務職
  • 保育士・保育補助
  • 介護職
  • フリーランス

事務職

子育てと仕事を両立しやすい職種のひとつは、事務職です。

おすすめポイントは以下の3点です。

  • 基本的にオフィス内で業務をするため、体力的な負担が少ない
  • 柔軟な労働条件や多様な働き方が可能な場合が多い
  • 残業が少なく、定時での勤務が多い

職場にもよりますが、リモートワークの環境が整っている会社も多いです。

女性が多く働いているので子育てへの理解があり、子供の体調不良による突発的な欠勤や早退にも柔軟に対応してくれる職場が多いでしょう。

事務職はデスクワークが中心で体力的な負担が少ないため、仕事の疲労をなるべく家庭に持ち込まずに働くことができます。

残業も比較的少ないので、家族との時間を大切にできるといえます。

保育士・保育補助

保育士や保育補助は、パートや契約社員など多様な働き方が可能です。

職場によっては、自分の勤務先に子供を預けることができるので目が届きやすく、急な体調不良にも対応しやすいことでしょう。

保育補助の場合は担任を持たず、正社員の保育士のサポートを行います。
身体的・精神的なストレスも少なく、残業も少ない場合が多いです。

働く場所も保育園やこども園だけでなく、歯科や百貨店の託児コーナー・児童発達支援センターなど様々な選択肢があります。

子育てと仕事の両立がしやすい環境が整っていることや、子育て経験を生かせる職種としておすすめです。

介護職

「大変」「しんどい」イメージの強い介護職ですが、柔軟なシフトや子育てへの理解度がある職場環境といったメリットがあります。

介護職は多くの場合、シフト制やパートの働き方が可能です。
ご自身の希望するシフトで働くことができます。

また、同じ境遇である子育てママや先輩ママが多いことから、両立しやすい環境が整っているところが多いです。
子どもの学校行事や体調不良などの急なシフト変更にも対応してもらいやすいでしょう。

短時間からでも実務経験を積み重ねることで、スキルアップやキャリアアップを目指せることも魅力のひとつといえます。

フリーランス

自営業やフリーランスの場合は、自分のスケジュールを柔軟に調整できるため、子育てと仕事の両立がしやすいとされています。

フリーランスの仕事は自分自身でスケジュールを立てることができるため、子どもの学校行事や家族の予定に合わせて仕事を調整することができるでしょう。

急な用事やイベントにも柔軟に対応できるため、家族との時間を大切にすることができることもメリットです。

場所にもとらわれずに仕事ができることもメリットのひとつで、通勤の負担なく、子供の成長を見守ることができます。

子育てと仕事を両立しやすい<業種>2つ

ここでは、子育てと仕事を両立しやすい業種を2つ紹介します。
理由もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

子育てと仕事を両立しやすい業界2つ
  • IT業界
  • 飲食業界

IT業界

IT業界は多くの場合、リモートワークやフレックスタイム制を導入している企業が多く、子育てと仕事を両立させる上で柔軟な職場環境が整っています。

特にプログラマーやウェブデザイナーなどの職種は、会社に拘束されずに働くことができる場合があります。

通勤の負担がなくなるため、時間に追われながら出社や登園の準備をするといった身体的なストレスを減らすことができるでしょう。
子供にとっても落ち着いた環境で成長できますね。

また、IT業界では実力や成果を重視するため、労働時間に拘束されることなくキャリアを重ねていけることもメリットといえます。

自分のペースで仕事ができるため、子どもの世話や学校行事などに合わせて、効率的に仕事を進めることが可能です。

飲食業界

勤務日や勤務時間の融通が利きやすい飲食業界も、子育てと仕事を両立させやすいと人気があります。

多くはシフト制やパート勤務となるので、短時間勤務や都合に合わせて働きやすいメリットがあります。
早朝から働くことも遅い時間から働くこともできますので、家族の生活リズムに合わせた勤務が可能です。

また、平日の昼間などの時間では子育て中のスタッフが多く、子育てへの理解やアドバイスをもらえることも。

子供の都合で休まなくてはいけない場合も、「お互い様」という気持ちで働いている方が多いため、柔軟なシフト交代や罪悪感が少なく休みやすいでしょう。

【まとめ】理想の職場環境を見つけて子育てと仕事を両立させよう

この記事では、子育てと仕事を両立しやすい職場の特徴・職場選びのポイントやおすすめの仕事を紹介しました。

漫画の女性のように、仕事と育児に追われ過密スケジュールになってしまう女性は少なくありません。

子育てと仕事を両立させるためには、「子育てに理解があり柔軟な働き方ができる職場」を選ぶことが重要です。

特に子供がまだ小さいうちは、体調面でのトラブルも多く、子育てのペースをつかむことも難しいでしょう。

1人だけで頑張りすぎず、周りの人にも協力してもらいながら、時には手抜きもして、自分のペースで両立を目指すことが成功させる秘訣です。

今回紹介した業種や職種を参考にしていただきながら、ぜひ理想的な職場環境を見つけてくださいね。

マンガ作者:ぷにまあむさん


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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷