【マンガ】「給料上がらない…」転職で年収アップする方法とは?

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給料上がらない 転職

【作:橋本ナオキさん】

もう3年以上も給料が上がっていない‥仕事で成果を出せていると自分では思っているけれど、会社からの評価は横ばいのまま。

給料が上がらないのは自分だけのせいなのだろうか?それとも会社に問題がある?このまま働き続けるよりも正当に評価してくれる会社へ転職したほうがいいのでは?

このように、モヤモヤとした気持ちを抱えたままでは仕事へのモチベーションが低下してしまうでしょう。

ここでは、他の企業の給料は上がっているのか?転職をして年収アップを成功させた人はどのくらいいるのか?効率良く年収アップを叶える方法とは?‥など、給料が上がらないことで転職を考え始めているサラリーマンの道しるべとなるような情報を紹介していきたいと思います。

賃上げを実施した企業はどのくらいある?

昇給しないのは自分の会社だけ?他の会社は昇給している?
これらの疑問を解決するためには他の会社の賃上げ状況も知っておく必要があります。

東京商工リサーチが2020年6月29日~7月8日に行った「賃上げに関するアンケート」調査(有効回答7,408社)では、全体の8割にもなる企業で賃上げを実施している結果となりました。

規模別
  • 大企業(資本金1億円以上)
  • 賃上げを
     実施した・・・65.9%
     実施していない・・・34.1%

  • 中小企業(資本金1億円未満と個人企業等)
  • 賃上げを
     実施した・・・55.9%
     実施していない・・・44.1%

賃上げ実施内容
  • 定期昇給‥6,436社(構成比84.8%)
  • ベースアップ‥2,344社(同30.8%)
  • 賞与(一時金)の増額‥1,784社(同23.5%)

※参照:東京商工リサーチ 2020年度「賃上げに関するアンケート」調査
(https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200720_02.html)

2020年度に賃上げを実施した企業(一部予定含む)は57.5%で、前年度を23.4ポイント下回り、2016年度以降、最大の下げ幅となった。

また、賃上げをした理由としては中小企業を中心に離職防止との回答が多く挙げられています。このことから慢性的な人手不足が賃上げに影響していることが窺えます。

昇給をしない会社の特徴

多くの企業で賃上げが実施されている中、昇給をしない会社にはどのような特徴があるのでしょうか?

先ほどの東京商工リサーチの調査で「賃上げを実施しない」と回答した企業の賃上げをしない理由としては、

  • 景気の見通しが不透明であるため
  • 業績低迷
  • 人件費増加を抑制するため
  • 財務体質の強化を優先したため

などが挙げられます。

これらを踏まえ昇給をしない会社の特徴として幾つか挙げておきます。

  • 業績不振
  • 企業の運営に資金的余裕が無い

  • 給与規定がない
  • 定期昇給が無いなど

  • 設備投資をしていない
  • 業務効率が悪い、社員教育が不十分など将来に繋がる設備投資を後回しにしている

  • 利益還元を抑えている
  • 会社の業績は良いが、会社の方針として社員への利益還元ではなく会社の資産を増やすことを最優先としている

  • 離職率が高い
  • 給与が低いことが離職に繋がっている

  • 家族経営
  • 家族や身内のみが優遇されている場合も

もちろん昇給できない理由として個人の問題もありますが、それなりに成果を上げているにもかかわらず一向に昇給しない場合は会社側の問題も考えてみる必要があります。
あなたの会社はどうでしょうか?

年収アップ率は高い職種は?

給料や年収は企業規模・業種・職種によっても異なります。仮に転職をして年収アップを目指したいのであれば年収アップが見込める業種や職種への転職が一番の近道なのではないでしょうか?

求人情報・転職サイトdodaが行った調査によるデータから、年収アップ率の高い業種・職種を見ていきたいと思います。

業種

業種では「専門商社」「人材サービス/アウトソーシング/コールセンター」が平均金額アップ率15%と高い傾向にあります。

これら上位に位置する業種では給与規定が明確である場合が多く、比較的正当な評価で年収額が決められるため年収アップを叶えるチャンスが多いと言えます。
ちなみに転職前の業種では「メーカー」出身者の年収アップ率が高い傾向にあります。

職種

職種では「金融関連専門職種」が20.6%の平均金額アップ率と最も高い結果となりました。

営業職以外は専門性のある職種がランキングしいる傾向にあり、その中でも技術系であれば実力・実績が評価に繋がりやすいエンジニア職は転職による年収アップを目指しやすい職種です。

営業職やエンジニア職出身者は年収アップを成功させやすいでしょう。

転職をして年収アップした人はどのくらいいる?

転職をしたからといって必ず年収アップを成功させられるわけではありません。
実際に転職をした人の中で年収アップを叶えた人の割合はどのくらいなのでしょうか?

厚生労働省が発表した「令和元年転職者実態調査の概況」

(https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/20-2/dl/kekka_gaiyo-04.pdf)

をもとに転職後の年収の増減を見ていきたいと思います。

転職による労働条件(賃金)の変化

  • 増加した(34.2%)
  • 変わらない(27.9%)
  • 減少した(35.9%)

転職により年収アップを叶えた人は全体の34.2%程度であることが分かります。
そして、年齢が上がっていくにつれ年収アップをする人が減っていき、年収ダウンとなる人が増えていく傾向にあります。

年収アップを目的に転職をしたはずが年収ダウンとなってしまっては元も子もありません。
ただ闇雲に転職活動を進めていくだけでは年収アップを成功させることは容易ではありません。

年収アップには転職エージェントの利用がおすすめ

転職で年収アップを実現させる確率を上げるための有効な方法として”転職エージェント”の利用がおすすめです!

厚生労働省の調査では転職で年収アップを実現した人が40%でしたが、転職エージェントではそれ以上の年収アップ率を実現させているサービスがあります。

なぜ転職エージェントの利用で年収アップを叶えることが出来るのかというと、登録から入社までの一貫した転職サポートにヒミツがあります。

転職エージェントのサービス・サポート

  • カウンセリング
  • 求人紹介
  • 応募書類作成サポート
  • 面接アドバイス
  • 面接日程調整
  • 雇用条件交渉

など

年収アップのポイントとなるのが、登録後に行うカウンセリング・求人紹介と雇用条件交渉です。

カウンセリングでは転職先の希望条件のヒアリング、あなたの強み・弱み、あなたの市場価値などを客観的に分析し、カウンセリング内容に基づき条件にマッチした求人紹介をします。そして、面接後にはあなたに代わり企業の採用担当者に希望年収も含む雇用条件交渉をしてくれます。

はじめのカウンセリングで現在の職場での年収が適性だったのかを知ること、転職先での希望年収を割り出すことが出来、雇用条件交渉で希望条件により近づけるためのサポートをしてくれます。

このようなサービス・サポートがあるからこそ転職エージェントを利用して転職活動をした人の多くが年収アップを叶えているのです。

年収アップを実現できる転職エージェント

【doda】平均年収アップが目指せる!

豊富な求人数を誇るdoda。
dodaの強みとして転職サイトと転職エージェントとの2方面サポートで一人一人に合わせたサービスを提供出来ることが挙げられます。

また、「年収査定」「キャリアタイプ診断」「合格診断」などdoda独自のサービスは客観的に自分を知ることが出来、転職の可能性を広げるツールとしてとても便利です。
dodaの膨大なデータ&キャリアアドバイザーのサポートで年収アップも夢ではありません。

転職エージェントを上手に活用することがポイント!

いかがでしたでしょうか?ここまでの内容をまとめると、

  • 賃上げを実施している企業は8割にも上る
  • 転職で年収アップした人は約40%
  • 転職エージェントの利用で年収アップの可能性が高くなる

これらのことが分かっていただけましたか?

「給料が上がらない」と嘆いているのでれば転職エージェントに相談してみましょう。
自分の市場価値を知り、的確なアドバイスをもらうことでモヤモヤしていた気持ちがきっと晴れるはずです。

転職エージェントのサービス・サポートは全て無料で利用することが出来るので、転職成功・年収アップの可能性を広げるためにも2~3社の転職エージェントに併せて登録をし比較検討をしながら転職活動を進めていくことをおすすめします。

漫画作者 橋本ナオキさん


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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷