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パワハラで辞めたい!上手な退職理由の作り方とは

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上司や社長からのパワハラ、いじめが辛い!いますぐ会社を辞めたい!でもちょっと待ってください。そんな風に一時の感情で安易に退職を決めてしまうのは危険かもしれません。

パワハラが原因で退職した場合、面接ではどのように説明しますか?また、履歴書にはどのように転職理由を記載しますか?まさか、上司や社長のパワハラが原因です、とバカ正直に説明しないですよね?

退職前にしっかりと理解して、転職活動や今後のキャリアに支障が出ないようにしましょう。

この記事では、パワハラやいじめが退職理由となる場合に気をつけるべき点と、その後の転職活動で不利にならない立ち振舞をするコツについてお伝えしていきます。

パワハラの退職理由は正直に言うべき?

前職の退職理由がパワハラやいじめの場合、それを面接や履歴書で素直に説明するべきなのでしょうか?

結論から言うと、素直に説明するべきではありません。というのも、面接官が退職理由を聞くのは主に以下のようなことを心配しているからです。

  • 入社してもすぐに辞めてしまうのではないか?
  • なんでもないことですぐにパワハラ、セクハラと言う面倒な人なのではないか?
  • 仕事に対する意欲や姿勢がいい加減な人なのではないか?
  • 自社に入社して、上手くやっていける人かどうか?

このようなことを面接で確かめたいと思っている面接官に対して、「パワハラが原因で辞めました」とバカ正直に答えたらどう思われるでしょう?たとえ本当だとしても「面倒な(可能性のある)人だ」、「うちに入ってもすぐにパワハラと騒ぐのでは?」、「すぐにトラブルを起こして辞めるのでは?」と思われてしまう可能性がありますよね。

もちろんパワハラやいじめは辛いものですし、それを耐え続けても良いことはありません。無理して続ければ精神を蝕まれてうつ病や適応障害といった精神疾患を患う可能性もあります。

しかし、一方でパワハラやセクハラは「本人がそう感じたら」というものなので、個人差があります。すぐにパワハラと感じる人もいれば、少しくらいのことは経験と勉強と思って耐えられる人もいます。企業がどちらを採用したいかといえば、まず間違いなく後者です。

したがって転職活動においては、「パワハラで辞めた」と正直に言うのではなく、面接官が納得できるような他の理由で説明できるように準備しましょう。

面接や履歴書での退職理由の説明の仕方の例

「退職理由はパワハラです」と素直に言ってはいけないとお伝えしましたが、どのような説明をすれば面接官が納得しやすいのでしょうか?効果的な説明の例をお伝えします。

まず最初に
「もし、パワハラやいじめがなかったとして、その職場から転職したい理由を探す」
ということをしてみましょう。

要するに、面接や履歴書でパワハラ以外の理由で退職したことにするのです。実際に考えてみると、職場に対する不満や、転職したい理由というのは複数あるのが普通です。

例えば、パワハラやいじめが一番の原因でも、実は他にも以下のような原因で仕事を変えたいと思っていたかもしれません。

  • 事務から営業など、他の職種にチャレンジしてみたい
  • キャリアアップのためによりレベルの高い仕事に挑戦したい
  • 親の介護や家庭の事情で、通勤の楽な場所や地元で働きたい
  • 今の会社での経験を他の業界で活かすとともに知見を広げたい
  • 海外との取引のある企業に転職してグローバルに活躍したい
  • より大きな規模の企業に転職して、スケールの大きい仕事がしたい

ただし、以下のような理由があった場合は、パワハラと一緒で職場に対する不満、文句と捉えられますので説明しないようにしましょう。あくまで前向きな理由を伝えるべきです。

  • お給料が安い
  • 人間関係が悪い
  • 評価や昇給に納得がいかなかった
  • やりたくない仕事だった
  • 休日出勤や残業が多すぎて嫌だ

退職理由がパワハラの場合は自己都合?会社都合?

パワハラやいじめが原因で退職し、転職活動をするときに注意しなくてはいけない点が「自己都合退職か会社都合退職か?」ということです。一見関係なさそうに見えますが、どのように関わって来るのか見てみましょう。また失業手当にも関わってくる部分ですので、その点も説明していきます。

パワハラで辞める場合は基本的には会社都合退職?

パワハラが原因で退職する場合は基本的に「会社都合退職」となりそうですが、ケースバイケースと言わざるを得ません。

パワハラにより精神疾患になり、仕事をやめざるを得ないということが会社側に証明できていればほぼ間違いなく会社都合退職として扱ってもらえるでしょう。

しかし、「上司から暴言を吐かれたから辞める!会社都合だ!」というようなケースだと、人によって感じ方も違いますし、結局の所、交渉の末どちらかが折れるか、裁判などに持ち込む形になってしまい非常に労力がかかります。

自己都合退職、会社都合退職の決まり方

実はこれ、法律でルールは決まっているものの、基本的には企業側の発行する離職票という書類に自己都合・会社都合のどちらで記載されるかで決まります。

一般的に解雇と言われるような形での退職であれば、基本的に「会社都合」となるものですが、悪質な企業ではハローワークや労働局からの印象が悪くなるのを恐れて「自己都合退職」として離職票を作成することがあります。

その辺の知識が疎いとハローワークでそのまま受理されてしまい、異議申し立てもないまま自己都合退職として扱われてしまいます。ハローワークで「自己都合でよろしいですか?」と聞かれますので、「いえ、解雇なので会社都合になるはずです」とちゃんと伝えることができれば、担当者が会社に確認してくれ、会社都合に変更してもらうことができます。もちろん会社からのあなたの印象は悪くなりますが・・・

会社都合の方が失業手当が早くもらえたり、長くもらえたりしますので、転職先が決まっていない場合には会社都合退職の方が有利といえます。しかし、会社都合退職は転職活動の際に不利になる可能性もありますので注意が必要です。

参考:厚生労働省「知って役立つ労働法」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudouzenpan/roudouhou/index.html

会社都合退職は転職活動に不利になる?

転職活動において、会社都合退職をしていると不利になる場合があります。というのも「会社都合退職=クビ」と思い込んでいるビジネスパーソンは非常に多く、人事担当者や面接官でも例外ではないからです。
※実際にはクビ(解雇)以外にも会社都合となるケースは多々あります。

クビになったということは仕事ができない人間だ、周りと上手くやれないとか、なにかしら問題のある人に違いない。こう思われたら面接でも不利になることは容易に想像できます。

パワハラだからと会社と争ってまで会社都合退職にすることは、かえってその後の転職活動を不利にしてしまう可能性もありますので、その辺は慎重にしましょう。

すぐに転職活動して働く意志があるならば、離職票を自己都合退職で作成されたとしても、あえて異議を唱えずに自己都合のままにするのも1つの手です。

このように自己都合と会社都合によっても転職活動の難易度が変わってきますし、様々な要素を勘案の上で自分がどう立ち振る舞うのかを決めていく必要があります。しかし、一般的にはあまり知られていない自己都合、会社都合、それに伴う影響などまですべてを把握して転職活動をするのは難しいですね。そういった場合、転職エージェントの活用も検討してみましょう。

パワハラが退職理由の場合、転職のプロに相談しよう

ここまで退職理由がパワハラやいじめの場合に、どのようにしたら効果的な転職活動ができるかに関してお伝えしてきました。

しかし、これらはあくまで一般的なケースやおすすめの方法の域を出ない話になります。1人1人年齢も性別も働いている会社も職種も地域も違う中、最適な対応を知るには転職のプロに相談するのが最も効果的と言えます。

転職のプロである転職エージェントはありとあらゆるパターンの転職希望社の相談に乗ってきているので、あなたのような悩みを持つ人もこれまで多く経験している可能性が高いです。

面接の練習や履歴書作成のフォローもしてくれますので、パワハラということを言わなくても上手く転職できる用にサポートしてもらえます。基本的な知識を付けたら、あとは転職エージェントに相談してあなたに合った転職活動の戦略を練っていくと良いでしょう。

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