新卒・大卒からフリーターになるのはリスク?待ち受ける未来と抜け出す方法

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新卒・大卒からフリーター「就職活動をちゃんとやらなかった」
「試験に落ちてフリーターになった」

など、フリーターになる理由は人それぞれあるかと思います。

しかし、いつまでもフリーターを続けるのは大きなリスクであり、いずれは正社員として就職を目指すべきです。

今回は、新卒でフリーターを続けるとどんな将来が待っているのか、フリーターを楽しめる人の特徴、抜け出し方を詳しく解説します。

新卒・大卒でフリーターになるリスク

新卒でフリーターになった場合、どんなリスクがあるのか、色々な視点から解説します。

新卒・第二新卒の大事な時期を無駄にしてしまう

新卒・第二新卒の大事な時期を無駄にしててしまう第一に考えられるリスクは、大学卒業から3年を経過してしまうと、新卒または第二新卒という価値がなくなることです。

大学卒から3年以内なら新卒や第二新卒として、会社から採用されやすく、新たなキャリアを築いていくチャンスがあります。

しかし、3年を過ぎてしまうと、新卒・第二新卒という価値が失われ、「3年間就職できなかった人」というレッテルが貼られてしまいます。

そうなってしまうと、特別な理由でもない限りは大きなマイナス評価を受けやすく、就職の足かせになるでしょう。

また、新卒採用とは違うことから、充実した新人研修も受けられず、社会人としての基礎教育もなくなってしまいます。

大事な時期を無駄にしないためにも、早めの行動が大切です。

友人と疎遠になる

次に問題となるのが、友人との格差と人間関係です。

フリーターは社会人から見れば自由に生きられますが、一方で年収には大きな格差が生まれます。

友人達が仕事で活躍し、順調に年収も伸ばしていく中で、自分はアルバイトで昇給なしで働き続けるという現実が待っています。

また、年収の違いは生活の質にも大きな影響があり、友人達が趣味や旅行にお金を使う中、フリーターのままでは一人取り残されていくでしょう。

お金の切れ目が縁の切れ目という言葉もありますが、友人と遊ぶ機会も少なくなり、人間関係が疎遠になっていくことは理解しておくべきです。

社会的な信用がなくなる

社会的な信用がなくなる社会的な信用という観点で見ると、クレジットカードの契約ができず、信用が足りないことからローンも組めなくなります。

フリーターはいつ解雇されても文句を言えない立場にあるため、お金を貸す側にとっても「リスクがある人」とみなされます。

社会的な信用は、人間社会で生きていくためには必要不可欠なものであり、色々な面で不都合が生じてくるでしょう。

結婚においてもフリーターはネックになるため、定職に就くことが信用を得る第一歩です。

スキルとキャリアが磨かれない

スキルとキャリアが磨かれないフリーターは非正規雇用という扱いになるため、責任のある仕事や専門性のある仕事を任されることはありません。

基本的に専門性の高いスキル・知識を持つ人ほど重宝されるため、スキルのない人材はあまり必要とされません。

また、専門性がなければ、その後のキャリアにも繋がらず、昇進や昇給もしにくくなります。

フリーターは自由に働ける点こそ魅力ですが、社会で長く活躍していくことを考えた時には、多くのデメリットが伴うことを理解しましょう。

親不孝になる

自分にとって身近な家族の立場で見た時には、定職に就かずフラフラした状態は親不孝とみなされます。

家族がフリーターに対して理解があっても、周囲の人もそうとは限らないからです。

近隣の住民から。「あの家の子どもはフリーター」「親不孝な人」というレッテルを貼られ、社会から孤立した感覚を抱く可能性が高いです。

目的や目標があってフリーターをしているなら別ですが、フリーターを続けると家族すら悪く言われることがあります。

家族を守る意味でも、フリーターという状態を早急に抜け出しましょう。

新卒・大卒でフリーターを楽しめる人とは?

大学卒業後、フリーターになっても仕事と人生を楽しめる人は、どのようなタイプなのでしょうか。

フリーターでも楽しんで生きていける人の特徴を紹介します。

自分で自由に使える時間を増やしたい人

自分で自由に使える時間を増やしたい人フリーターにとって一番のメリットと言えるのが、自由に時間を使えることです。

フリーターになってからも人生を楽しめる人は、仕事よりも自分の時間を大事にしている人という特徴があります。

もちろん、フリーターでも生きていけるだけの収入があるという前提になりますが、会社に長時間拘束されることが何よりも嫌いな人は、フリーターの方が向いているでしょう。

ただし、その分将来の不安は付きまといますから、どこかで本格的に就職活動をすべき分岐点はあるはずです。

自由な時間を取るか、時間が少なくても経済的な安定を取るか、どちらかを選ぶことが大切です。

色々な仕事の経験を積みたい人

フリーターは定職に就かないことから、色々な仕事を好きな時に経験できるというメリットがあります。

正社員として就職すると、一般的には職務専念義務があり、退職しない限りは別の仕事を始めることはできません。

そのため、好奇心旺盛で色々な仕事を経験したい人にとっては、正社員という立場は狭苦しいと感じるでしょう。

その点、フリーターは職業を比較的自由に選べることから、色々な仕事経験を積みたい人には向いています。

ただし、1つの仕事に特化したスキルは身に付きにくいため、専門性という観点では弱い立場になることを理解しておきましょう。

副業やダブルワークがしたい人

副業やダブルワークがしたい人フリーターという経験は悪いことばかりではなく、副業やダブルワークをしやすいというメリットもあります。

近年は正社員の副業も推進されるようになりましたが、まだまだ副業禁止の会社や業種は多い状況です。

本業もしながら、興味のある業種で副業をするというのは、就業規則と体力的な面でも難しいことが多いです。

一方、フリーターの場合はアルバイトの掛け持ちも普通のことで、ダブルワークやトリプルワークをしている人もいます。

興味のある業界にチャレンジする足掛かりとして、ダブルワークのできるフリーターを選ぶ人もいるようです。

女性が新卒でフリーターになると将来が不安なことも

新卒・大卒でフリーターを続けるのは不安が多いですが、中でも女性がフリーターを続けると、将来的にどんな不安要素があるのか解説します。

貯金がなくなり生活が苦しくなる

貯金がなくなり生活が苦しくなる女性がフリーターになった場合、起こりうる問題の1つとして貯金がなくなり、生活水準を維持できなくなる点です。

内閣府男女共同参画局の発表によると、令和3年の男女間賃金格差を見ると、男性一般労働者の給与水準を100とした時、女性一般労働者の給与水準は75.2とされています。

女性の平均給与は男性の4分の3という結果ですから、その分生活水準も落とさざるを得ません。

つまり、男性に比べて女性の給与水準は低いため、貯金もしにくく、将来に不安を抱く可能性が高いことを示しています。

女性のフリーターは長い人生において不利になりやすいため、早めに抜け出すべきです。

参考:内閣府男女共同参画局『男女間賃金格差(我が国の現状)』

結婚する時にフリーターが障害になる

男性でも女性でも結婚・妊娠・出産はライフイベントです。

しかし、女性のフリーターはこうしたライフイベントでも不利になりやすく、結婚できない理由になることがあります。

現代社会では、結婚後も夫婦共働きという世帯も珍しくなく、男性だけの収入で安定して生活を送ることは難しいのが現状です。

しかし、女性がフリーターの場合、妊娠・出産後の仕事復帰の難しさ、子育てに必要な費用を賄うのが難しくなります。

そのため、平均を大きく上回る収入の男性を除き、フリーターの女性は敬遠されがちです。

結婚から子育てのことまで、将来を考えた時にフリーター女性は不利になります。

年を重ねるほど敬遠されやすくなる

年を重ねるほど敬遠されやすくなる日本社会においては、若ければ若いほど教育しやすく、長く働いてくれる人材と判断されます。

しかし、女性がフリーターのまま年を重ねると、「正社員になれない何かがある人」「急に結婚や妊娠で辞められても困る」と敬遠されやすくなります。

女性の平均出産年齢は30歳程度となっており、この点もネックになるポイントです。

そのため、フリーターのままで女性が年齢を重ねると、正社員採用に足踏みしてしまう企業もあります。

女性がフリーターから正社員採用を目指す場合でも、早く行動するに越したことはありません。

大卒後にフリーターを抜け出す5つのポイント

大卒後にフリーターになった方の多くは、現状から抜け出すために努力しているかと思います。

フリーターを抜け出すためにはどうすべきなのか、大事になる5つのポイントを解説します。

大学卒から3年以内に就職を目指す

大学卒業から3年以内なら、まだ新卒として扱われます。

もしどこかに就職してからフリーターになったとしても第二新卒と同じ扱いです。

就職・転職活動において、新卒や第二新卒の価値は非常に高いです。

教育次第で会社に必要なスキルをすぐに吸収し、即戦力として活躍が期待できます。

また、若手が長く働いてくれれば、会社にとって大きな利益になります。

フリーターという立場に悩んでいるのなら、今すぐにでも正社員として就職を目指すべきです。

大卒後3年を過ぎると、新卒のボーナスタイムが終わってしまいますから、1日も早く行動に移しましょう。

自己分析で自分の適性を理解する

自己分析で自分の適性を理解するフリーターから抜け出すためには、自分の強み・弱み、適性を理解することが大切です。

せっかく正社員になれても、適正に合わなければ早期離職に繋がる可能性が高いからです。

自己分析は単に就職先の適性の目安になるだけでなく、就職活動の軸を決めるのにも役立ちます。

加えて、面接官に自分という人間がどういう長所を持ち、短所を補うためにどんなことをしていきたいのか伝える際も検討材料になります。

過去に打ち込んできたことや学生時代の経験など、自己分析で自分自身を振り返りながら、最適な職場を探しましょう。

資格やスキルを身に付ける

資格やスキルを身に付ける自由な時間を確保しやすいのがフリーターのメリットです。

そのメリットを生かし、プライベートな時間を資格取得やスキル磨きに利用しましょう。

例えば、事務系の就職を目指すのであれば簿記やMOS資格、外資系企業で活躍を目指すならTOEICや英検、法律系で働くなら行政書士や公認会計士など、他の人が持たない資格・スキルの取得を目指してください。

難易度の高い資格を取得することで、フリーターの期間を無駄に過ごしたのではなく、有意義な時間を過ごしていたという証明にもなります。

また、目標に向かって努力できる人という印象も与えますから、就職活動でかなり有利に働くはずです。

フリーターだからこそ、色々なスキル・資格を取得するための期間にしてください。

アルバイトの経験もアピールする

アルバイトを色々やってきた方や、1つのアルバイトを長くやってきた方なら、その経験をアピールする自己紹介も準備しておきましょう。

正社員求人であっても、アルバイトの経験が活かせる場面はあり得ます。

過去のアルバイト経験と仕事の共通点を見つけ、そこからアピールポイントに繋げることです。

また、アルバイト経験から学んだことを話し、自信を持って自己アピールを行ってください。

フリーター向けの転職エージェントを利用する

フリーターから正社員採用を目指すなら、フリーター特化の転職エージェントを利用するのもおすすめです。

フリーター特化の転職エージェントは、履歴書なしですぐに面接というサービスもあり、履歴書でアピールできる内容がない人でも安心して活動できます。

また、自己分析やスキルの棚卸しなど、就職活動で必要な基本もサービスの一部になっています。

効率よく就職活動を進めるなら、フリーター向けの転職エージェントを利用すべきです。

加えて説明すると、フリーター向けのサービスということで、掲載する企業もフリーターに理解のあるところが多いです。

自分の中でフリーターという立場がネックになっている方でも、それほど気にせず就職活動ができるでしょう。

フリーターが『使ってはいけない』転職エージェント・就職サイト
フリーターが使うべき転職サイト・転職エージェントと、使ってはいけない転職サービスを紹介します。

まとめ:大卒フリーターは少しでも早く活動を始めましょう

大卒や新卒というステータスは価値があるもので、現在フリーターとして働いている方も、早めに就職活動を進めるべきです。

もちろん、卒業後3年を過ぎたとしても、転職エージェントなど各種サービスを使えば、正社員採用は十分目指せます。

ただし、本気で活動を始めるなら20代のうちが勝負です。フリーターのまま30代に入ると、一気に就職が難しくなります。

若いうちに就職活動を本格化させ、スキルとキャリアを磨くことが何よりも大切です。まずは自己分析からスタートさせ、理想の職場への就職を成功させてください。


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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷