子供の頃、誰でも一度は「学校に行きたくない…」そう思ってズル休みした経験くらいあるのではないでしょうか。
実際大人になっても、むしろ大人になってこそ日々責任とストレスに追われて、いっぱいいっぱい!と気づいてしまう人も多いはず。
そんな時、ズル休みにするかしないか、バレる言い訳とバレない言い訳があります。
どんな言い訳がバレず、どんな言い訳がバレる?大人の上手な休み方を一緒に考えてみましょう。
ある日朝起きたらなんとなく体がだるい。気力がわかない。
それは心の不調です。
熱があるとか、咳が出るとかそんな明確な理由があるわけでもないし、休む理由としては弱いと思うかもしれません。
でも、心の調子を崩しただけでは休む理由として受け入れられないのもおかしな話。
そのまま無理を重ねれば、うつなどの心の病気にもなりかねません。
有給休暇を規定された日数分取ることは、社会人にとって当然の権利です。
心の調子を取り戻すために、有休を利用したっていいのです。
仕事行きたくない。今日は無理と心が訴えているのなら、自己責任で休むのも決して悪いことではありません。
頭痛、腹痛、嘔吐、下痢、生理痛といった、その日一日だけでも症状が治まるものにするとバレにくいです。
熱や風邪症状を訴えると、一日でケロッと治っていると「随分治り早くない?」と疑われかねません。
子供の頃なら一気に熱が上がって翌日にはケロッとしている知恵熱などの症状はありますが、大人は高熱が出たとなると翌日にも微熱が残る場合が多いです。
実際一日で下がったとしても、高熱が出た時の疲労感も翌日まで引きずることって多いですよね。
次の日に血色良くにこにこ出社すると、「随分元気じゃない?」などと思われかねないし、演技するのも大変ですから、一日でケロッと症状が収まるようなものを。
市区役所に手続きしなくてはならないことができた。といった理由だと、仕事終わりでは間に合わないでしょうからOKが出やすい理由です。
しかも体調不良ではないので、電話越しの声や翌日が元気でもなんの違和感もありません。
本当は家族が行ってくれるはずだったのが、急に行けなくなってしまい、自分が取りに行かなければならなくなりました。といった説明だと、急な連絡でも怪しまれにくくなります。
ただし、一日中手続きにかかるような事も少ないと思うので、終わってからでいいから出てこれない?と言われる可能性はあります。
水道・電気・ガス・感知器等防災器具などの故障、修理で立ち会いが必要になりました。といった理由も有効です。
今日の昼以外だと○日後になってしまうらしくて…と言えば、生活に大きく関わる分野だけに同情すらしてくれそうです。
小さなお子さんがいる方なら、急な子供の発熱で…と言ってみるのもいいでしょう。
また、子供だけでなく家族の体調不良が酷くて、一人では行けなそうなので病院に付き添います。といった理由でもいいと思います。
同居する家族の体調不良程度ならまだしも、慶弔関係となるとかなり大きなハプニングと周りは捉えます。
「一日でいいの?」と勘ぐられやすいですし、慶弔休暇扱いで数日休みを取るレベルとなればそれこそ大ごとです。
実際に慶弔関係は続いたりもしますが、本当か嘘か、大ごとであればあるほどあなたの慌ただしたさや雰囲気で察するものです。
電話でゲホゲホ言いながら「風邪みたいで…」というのも、結構電話先の上司にはバレてます。
やはり休み明けにケロッとしてたら「そんな一気に治る?」と思うのも当然。
顔色はどうしたって誤魔化せないし、数日間かけて休んだ後の肌ツヤが良ければ尚更疑わしいことこの上なしです。
足を捻った、ものもらいができたなどの理由で「病院に行ってきます」という理由も分かりやすく疑われる例ですよね。
全然腫れてない。足も引きずってない。これは疑われて当然です。
歯痛なども有効ではありますが、歯医者もそんなに何時間もかからないでしょうから、その後出てこれない?と言われがちですし、もりもりご飯を食べてたら「痛くないの?」と聞かれてしまうかも…。
免許の更新も一日がかりになるので有効かと思いきや、数年に一度と定期的に必ず来るものです。
「え、前に行ってなかった?」などと覚えられていたら一発で嘘がバレてしまうので、使わないのが吉。
言い訳としてはマトモな事を言っているはずなのに、なぜか嘘がバレるというタイプの方もいます。そういう方はどうしてバレてしまうんでしょうか。
聞かれてもいないのに、やたらと今の自分の症状を説明しすぎてしまったり、いらないことを喋りすぎてしまうと疑われる原因になります。
休み明けにどんな症状だったかなど、嘘に嘘を塗り重ねた言い訳などをするのもボロが出やすくなるので、聞かれたことだけ答えるようにするのが自分のため。
SNSも誰に見られているか分かりません。嘘をついて休んだとしたら、できるだけ上がらないようにするのがいいでしょう。
嘘をついて休むということが一度成功すると、やっても大丈夫なんだ!という気の緩みから何度も重ねてしまう方もいます。
でも、むやみに休んでしまうのはやはり得策とはいえません。
同じ嘘で休めば「この間もそう言って休んだ」、違う理由にコロコロ変えて休めば「日程調整下手すぎない?」「そんないろんな出来事起こる?」と周囲に違和感を持たれて疑われるようになるでしょう。
嘘をついている限りは、それがバレてしまう、そこまでいかなくとも疑われているとなると、周囲の信頼を失うことになります。
人間関係はこじれてしまうでしょうし、頻繁に休まれては会社としても仕事を任せられなくなります。
どうしても心がつかれて休まないと無理!そうなった時には休むのも大事とは思いますが、遊びたいから。今日天気悪いしめんどくさい。そんな程度の理由なら大人として責任ある行動をすべきです。
いかがだったでしょうか。無闇矢鱈に言い訳を使って頻繁に休むのは、社会人として周囲に迷惑をかけてしまうのでNGですが、本当につらいときには上手く言い訳を活用して休むのも大事です。
でも下手な嘘をつけば、意外と周囲は察知してしまうもの。自分は嘘をつくのが苦手だと思うのであれば、いっそ言い訳なんて使わず正直に上司に伝えてみてもいいのではないでしょうか。
最近では心のケアについても注目されてきています。どうしても疲れてしまって、しんどいのでお休みをいただけませんか?と誠意を持って伝えてみてはいかがでしょうか。
もちろん上司にもよると思うので、相手を見つつ使い分けるのも上手な休み方。
上手に言い訳を活用して、心と体をリフレッシュできて、また仕事も頑張れるなら休むことも大事ですよね!