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短期間でも上手に退職・転職ができる理由付けは?転職にどんな影響がある?

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就職してまだ1年経っていない…そんな時期に「この仕事向いてないかも…」「なんか上司とか先輩とかと気が合わない」「仕事のモチベーションが保てない」などの理由から辞めたいと思うことは誰でも経験があるのではないでしょうか。

でも、入社して3年は働くべき。そうじゃないと次の転職活動にも響くよ。堪え性がないんじゃない?なんてアドバイスを受けることも多いハズ。

そんなことは分かってるけど、辞めたいものは辞めたい。短期間の退職で上手に転職できる理由付けってできない?短期間の退職から成功した例はないの?そんな短期間の退職からの転職について、疑問に思ってることを検証してみましょう。

短期間で退職、辞めるべき理由と留まるべき理由

就職して3年以内に退職するのは、これまでの日本の仕事事情では短期間の退職として避けるべきというのが常識でした。しかし、昨今では退職に対してのハードルも下がっていて、新卒が1年以内に転職する場合には『第二新卒』などと呼ばれて、逆に企業側が求める人材となっています。

とはいえ、いまだに短期間の退職を繰り返しているようなジョブホッパーなどは、転職市場でもあまり良く思われないの
も現実です。

まず、短期間で退職したいと考えた時には一度カッとなった頭を冷やして、冷静にその退職・転職は必要なのかを考えるべきです。では、辞めるべき理由と、思い留まるべき理由について考えてみましょう。

辞めるべき理由

  • 長時間労働が当たり前
  • 給料の未払いやサービス残業を強いられる
  • セクハラ、パワハラ、モラハラ、マタハラなどのハラスメント問題
  • 仕事や職場の影響で、身体的や精神的に苦痛を感じる

これらはいわゆるブラック企業の典型的な条件です。長時間労働に関しては、自分よりも大変そうな人はいくらでもいるし、自分はまだ平気な方…などと下を見ていると泥沼にはまり込むので気をつけてください。

労働基準法では

  • 雇用主は1日8時間、一週間40時間を超えて働かせてはいけない。
  • 雇用主は労働6時間を超える場合は45分、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を与えなければならない。
  • 雇用主は少なくとも、毎週1日の休日か、4週間で4日の休日を与えなければならない。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/roudouzikan/index.html

と定められています。
その他にも、時間外労働について定められた36(サブロク)協定や、過労死ラインなども厚生労働省のサイトで確認することができるので、知っておくといいでしょう。

上記のような条件に当てはまるブラック企業は、長く居れば居るほど身体的にも精神的にも疲弊します。本格的に健康を損ねる前に退職すべき理由です。

思い留まるべき理由

  • 仕事が思ってたのと違う
  • 上司、先輩、同僚と気が合わない
  • 仕事がつまらない、やりたいことをやらせてもらえない
  • 仕事に飽きたから、もっと他のやりがいがある仕事をやってみたい

こういった曖昧な理由で短期間で転職を考えているなら、一度冷静になって視野を広く取ってみましょう。

まだ1年程度だと、試用期間などで本格的に仕事を任せてもらえないなどといった状況にあるかもしれません。慣れない新人にはさすがにミスすれば損害も大きくなるような、大きな仕事を任せる事はないでしょう。ということは、転職してもまた転職先で同じことが起こることが予想できます。

また、人間関係についてもイジメやハラスメント被害に遭っているなら別ですが、なんとなく気が合わない程度の感情ですと、次の職場では確実に解消できる!という保証はまったくありません。

上記の理由だと、転職したところで、確実に解消できるとは言えないものばかりなのです。
わざわざ仕事を辞めて、転職活動のリスクを負ってまで退職すべきことなのか…もしかしたらもう少し頑張ってみれば、やりたかった仕事を任せてもらえるようになるかもしれません。そうすれば仕事へのモチベーションも上がり、仕事が楽しくなるかも。

それが望めないのであれば、社内で他部署に異動願いを出してみるのも一つの手です。それでもやっぱり転職以外には解消できないのであれば、その時こと思い切ってスキルアップ転職をしてみてもいいでしょう。

短期間で退職した人の失敗例と成功例

失敗例

  • 安易な理由で辞め、次の転職先でも結局同じような不満を抱き転職を繰り返す
  • 自分自身の能力を正当に評価できておらず、転職で散々手こずってしまう
  • 将来のビジョンがないままとにかく辞めたいと退職したが、転職プランも曖昧で転職活動が長期化
  • 夢ばかりを追って、自分のスキルに目を向けず勢いだけで転職活動をしたため、転職競争に勝てない
  • ブラック企業から逃げるために退職を決意。しかし転職活動にいたっても情報収集が足りず、結局またブラック企業に入社してしまった

転職に失敗する人は、やはり安易に辞め、転職活動にも本腰を入れられずにその場その場で成り行きに任せてしまうようなタイプが多いです。

なんとなくで辞めてしまうと、いざ転職活動中の面接でも受け答えが浮ついたものになってしまったり、いざ転職できても、結局また同じような理由が気になりやすくなります。一度退職した経験があるだけに、退職へのハードルが下がっていて、またすぐに辞めてしまうことになりがちです。

なぜ自分はこの職場を辞めなければいけなかったのか。辞めたあと、自分はどうなりたいのか、どんな職場でどんな仕事をしたいのかをしっかりと明確に考えてみてください。思ったことを紙に書き出すと客観視もできるのでおすすめです。

業界や職種、企業研究をすることで、ブラック企業や業績不振の企業に気づくこともあります。
失敗しないために大事なことは、自分自身の棚卸しと、情報収集です。

成功例

  • 長時間労働、休日出勤、サービス残業、パワハラ上司と全開のブラック企業で、このままでは参ってしまうと退職。もう二度とブラック企業に捕まりたくなくて、絶対譲れない条件を明確にして、企業研究を徹底。今はとてもいい環境で楽しく仕事ができている。
  • ずっとやりたいと思っていた仕事があって、でもいざ入社したら違う部署に配属された。異動願いを出すも却下されたため退職。今度こそと思って絶対その仕事がやれるところを探し、面接では熱意を猛アピール。ポテンシャル採用された!
  • 転職活動は、退職のタイミングが短期だろうと長期だろうと、結局1番重視されるのはやる気と熱意です。うちの会社に入社したいという熱意を感じる。この業界への憧れが見える。仕事に対してのポテンシャルを感じる。

    面接をする人事担当者は、面接という短い時間であなたの能力、スキル、経験を言葉だけですべて理解することはできません。それでは何で補うかといえば、受け答えで見えるあなたの熱意と人間性なのです。

    仕事に対してポジティブに臨めるか。すぐに辞めそうではないか。他の社員とうまくやっていけるか。仕事に対する理解力はどれくらいあるか…。
    自分自身が何をやりたいか、将来的にどうなりたいか。業界や職種、仕事に対する情報収集をどれだけやっているかで受け答えの深さと厚みも変わります。その場の思いつきで上っ面だけの受け答えは結構見抜かれるものです。
    成功する人は、ポジティブに、将来のビジョンを見据えています。

    短期間の退職を不利にしないための転職理由の付け方とは

    転職理由が「どうしてもこの仕事がしたかった」「どうしてもこの会社に入りたかった」といったものならそのまま伝えれば好印象になりそうですが、「待遇に納得がいかなかった」「人間関係がうまくいかなかった」などの場合、そのまま伝えるわけにはいかないですよね。

    ただでさえ短期間で退職というハンデを負っているため、転職の理由で少しでも挽回しておきたいところです。
    とはいえ、言いづらいからと体よく耳触りのいい理由をでっち上げるのはNGです。嘘というのは意外と気づかれるものです。重ねて質問されてボロを出してしまったり、話に厚みを持たせられなかったり。それでバレてしまったら「この人は嘘つきだ」とレッテルを貼られて終了です。
    面接は真摯に臨むのが大事。嘘はつかず、しかしネガティブに聞こえない理由付けを心がけましょう。

    「前職では個人主義の社風に馴染めず転職を決意しました。御社の人の和を大事にし、社員一丸となって目標達成に挑むという社風でなら、今度こそ長く続けられると思い応募を致しました」
    「前職では希望していた部署と違うところに配属をされました。異動を願い出ましたが聞き入れてもらえず、一度は配属された仕事でもやりがいを見つけられないかと頑張ってみたのですが、やはりどうしても夢が捨てきれず、転職を決意しました。御社でなら私がやりたかった仕事が実現できると思い応募いたしました」

    前職を貶すのもNGなので、自己都合で退職したものの先を見据えた転職であることをアピールしつつ、企業研究もしてこの会社で働きたい!働けたら今度こそ長く働ける!という意思まで伝えられるといいですね。

    短期間の退職でも転職を不利にするかは自分次第

    就職から退職までの期間が短ければ短いほど、次の転職は確かに不利であると言わざるを得ません。まず第一印象が「前職を短期間で辞めた人だから、うちで雇ってもすぐやめられそう」なので、そのイメージを引きずったまま面接を終えれば、他の競争相手に負けてしまう可能性は限りなく高いです。

    面接官はやる気と熱意と明るい人間性に弱いものです。まずは明るく溌剌とした表情、姿勢、清潔感を心がけてください。次に受け答えもハキハキと聞き取りやすく話すことに気をつけましょう。

    あとは仕事に対する熱意と、今度こそ長く働きたいという意思を伝えるようにすれば、かなり印象は変わります。短期間で退職をした事実を不利にするかしないかは、あなた次第です。

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