「今の会社がキツイ、会社に行きたくない」
「ホワイト企業ってなんなんだ…?世に存在するのか?」
そんなふうに疲弊している方、たくさんいるのではないでしょうか。
でも、現状から脱出するにはどうしたらいいかわからないし、忙しくて調べる余裕もないですよね。
本記事では、ホワイト企業のあるあるを紹介してその魅力を伝えます。
ホワイト企業をみつける方法もわかりやすく紹介するので、ご一読ください。
何を仕事や職場に求めるかは人それぞれなので、ホワイト企業の意味合いもひとつではありません。
ここでは、多くの人の求めるものに当てはまる「従業員を大切にしてくれて働きやすい会社」を意味することにしましょう。
では、そんな「ホワイト企業」の特徴やあるあるを10個を厳選して紹介します。
それでは、以下で具体的に説明しましょう。
働き方の自由度が高いことはホワイト企業のあるあるです。
リモートワークやフレックスタイム制を採用して、いろいろな形で業務に参加できる体制を取っている企業は従業員ファーストの企業ですね。
在宅または昼から働くほうが作業効率が良い、育児または介護で時間帯に制限があるなど、従業員によって事情はさまざま。
従業員を信頼して働き方をある程度任せている企業はホワイトなことが多いでしょう。
ホワイト企業のあるあるのひとつとして、どの業務に対しても従業員にカバーし合う姿勢があることも挙げられます。
誰かが失敗してしまった場合や特定の人に負担がかかりすぎている場合も、仕事をしていればたまにはあるでしょう。
そのときに上司部下などは関係なくメンバー全員が「自分事」として業務に当たる姿勢があれば、普段からみんな安心して取り組めますね。
ほぼ17時退社(定時退社)で残業時間が少ないことも、その企業がホワイトであるといえる理由になります。
一見、いつも残業して働いているほうが勤勉な企業に見えますよね。
ただ裏を返せばそれは、チーム体制がうまく確立できておらず一人ずつに負荷がかかりすぎて、作業効率を上げられなくなってしまっている状況ともいえるのです。
メリハリをもって成果を上げることこそが本来企業が目指すべき姿でしょう。
昇進や給与アップに関する評価制度が明確であることはホワイト企業の特徴です。
これらを組み合わせて評価制度を作るのが、ホワイト企業としては望ましいでしょう。
従業員がモチベーションを保って働くためには、「業務に貢献している人はその分しっかり評価される」ことが大切です。
評価制度が明確になれば従業員が公平感や納得感を持って働けるようになるのです。
会社がしっかりコンプライアンスを遵守していることは、ホワイト企業あるあるです。
コンプライアンスが守られていないと従業員の意欲は減退していきます。
内部の問題としてパワハラやセクハラが排除されていると、居心地も良く常に前向きに業務に取り組めます。
また、会社が目先の利益のために法令・モラル違反をしていると、従業員に飛び火がかかることも。
そんなリスクを背負って働くような会社は、ホワイト企業とはいえません。
従業員同士の人間関係が良好であることも、ホワイト企業の要素に十分当てはまります。
従業員も相性はあるので積極的に仲良くする必要まではないでしょう。
ただし、ちょっとした質問ができる・部署を跨いでも気軽に話せるほうが、業務が円滑に回りやすいはずです。
本来は当たり前のことですが、給与がしっかり支払われることもホワイト企業の特徴・あるあるです。
労働の対価として相場にあった基本給が支払われること、時間外手当が正確に漏れなく支払われることは働く上で本質的なことです。
サービス残業が常態化しているような会社では、従業員はキャリアプランを描けないでしょう。
有給休暇を取りやすい雰囲気があることは、ホワイト企業あるあるの代表例です。
人手が足りていない、特定の業務の途中なので抜けられると困るなど、たしかに現実問題としてあります。
ただし、有給休暇は労働者の権利です。
最大限配慮されるような体制作りができている企業が評価されるべきですね。
従業員のライフイベントを尊重してくれる企業はホワイトですね。
たとえば出産に関してです。
女性の産休と男女両方の育休が取得しやすく、その後に職場復帰しやすいのは従業員を大切にしている表れでしょう。
「お互い様」で、従業員同士がプライベートも大切にできるよう企業としてもバックアップしてくれると、愛社精神も芽生えて好循環を生むでしょう。
ホワイト企業の特徴・あるあるとして挙げたいのは、あると非常に助かる住宅手当が手厚いことです。
基本的には賃貸物件の場合のみに支給されるものですが、支給要件に該当した場合に月数万円を補助してもらえるのはとてもありがたいはず。
月々にかかる支出で最も大きい割合は家賃という人も多いので、QOL向上につながります。
ブラック企業につかまらないまたは抜け出すために、ホワイト企業を見つける方法を5つ紹介しましょう。
では、以下で具体的に見ていきましょう。
気になる企業のクチコミ・評判はチェックしましょう。
社員・元社員の人が体験談を投稿していて、集計された企業に対する評価を閲覧できるサイトがあります。
「求人票では良いことばかり書かれているけど、実態はどうなの?」という、転職者が最も知りたいことの参考になります。
ただし、あくまでも証拠を提示しているわけではなく主観も入り込みやすいので、ホワイト企業かどうかのヒントにするくらいのつもりで読んでください。
気になる企業にOB・OG訪問できる機会があるならぜひしましょう。
現在働いている人の生の話が聞けるのは魅力です。
訪ねてきた後輩に熱意を持って質問されれば、先輩としてあまり適当には回答しないことが多いはずです。
当然全てはいえないでしょうが、その企業の一長一短を実体験を持って話してくれると期待できるので、ホワイトかの参考にしてください。
企業のインターンシップに参加できるときには、できるだけ多く積極的に参加するのがおすすめです。
インターンシップは自分の目で現場を判断できる唯一といっていい手段です。
新卒向けの他にも、第二新卒や既卒者向けに職業経験を目的とした長期のインターンも存在するので、探すのを諦めないでください。
現場の環境がホワイトといえるかしっかり見極めて、場合によってはそのまま内定につなげてしまいましょう。
もし特定の企業に働いている友人・知人から直接求人を紹介してもらえるなら、ぜひ一度検討してみてください。
その友人との間に信頼関係があれば、あなたのことを思って丁寧に教えてくれるはずです。
なかなか稀なケースですが、もしあなたと近い感覚を持った人が実態をどう感じているか聞ける上、通常は「ブラックならわざわざ話を持ちかけて来ない」でしょう。
とはいえ、冷静に慎重に決断してくださいね。
ホワイト企業をみつけるには、「転職のプロ」に無料で教えてもらいましょう。
転職エージェントに登録して、転職にまつわるサポートをお願いするのが効率的です。
たしかに信頼できる人の意見や自ら体験して評価することも有効ですが、さまざまな企業を見てノウハウを身に付けた専門家から客観的な評価を聞くことも重要です。
転職業界での評判も取り入れて、あなたがホワイトと思える企業を見つけましょう。
せっかく無料で登録できる状況があるので、ホワイトな職場は「転職のプロ」に教えてもらうのが吉です。
タイプ別におすすめの転職エージェントを紹介しましょう。
おすすめの転職エージェント
では、それぞれについて説明します。
20代に特化した求人の中からホワイト企業を見つけたい人は、マイナビジョブ20sがぴったりです。
自己分析に使える適性試験や専任アドバイザーのカウンセリングが用意されているので、まず何を重視して企業の評価をするほうがいいか整理しましょう。
各地のオフィスでは企業の情報が聞ける個別相談会も随時開催しているので、実態の気になる企業のことは積極的に聞くチャンス。
アドバイザーにしっかり伴走してもらいホワイト企業入社を達成して、公私ともに充実した将来をつかみとりましょう。
公式サイト | https://mynavi-job20s.jp/ |
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おすすめポイント | 全求人が20代向け。 |
IT業界のホワイト企業を見つけたい人は、IT業界の求人が豊富なGreenに登録すれば転職が効率的になりますよ。
GreenはIT業界の求人が非常に豊富なので、転職先をIT業界に絞っている人には目当ての企業だけを見ることができてとても探しやすいです。
社内の写真も掲載があって雰囲気が知れたり、「気になる」で意思表示をしてカジュアル面談もできるので、この職場の実態を知るチャンスを有効活用しましょう。
未経験からでも努力次第でキャリアアップできる業界なので、自分に合うホワイト企業をみつけて楽しんで働いてください。
公式サイト | https://www.green-japan.com/ |
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おすすめポイント | IT業界の求人を多数掲載。スカウトや「気になる」機能があるのでマッチングが納得。 |
豊富で幅広い求人からホワイト企業を見つけたい人は、リクルートエージェントに登録してみるのが吉ですよ。
登録して希望を伝えれば、専門のアドバイザーがさまざまな業界からあなたとマッチしそうなホワイト企業を厳選してくれます。
働きながら転職活動をしている方には、面倒な面接対策や日程調整、年収交渉まで任せられるのはありがたいはず。
当初は思いもよらなかった業界でも、アドバイスを聞いてホワイト企業ならチャレンジしたくなることもあります。
広い視野で働きやすい企業を見つけて、企業とともに成長できるキャリアを送ってください。
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
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おすすめポイント | 転職支援実績No.1。 *厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および4ヶ月以上の有期雇用の合計人数(2022年度実績を自社集計)2023年6月時点 非公開求人件数の多さも魅力。 |
ホワイト企業を探す段階や実際働いてから、いろいろ疑問や不安が出てくることもあるでしょう。
そこで、以下ではホワイト企業についてよくある質問について回答します。
ホワイト企業についてよくある質問
それぞれについて見ていきましょう。
A.大丈夫です。少しずつ慣れていきましょう。
元々ブラック企業にいて、サービス残業や上司から理不尽に怒鳴られることが当たり前になっていた人にとっては、ホワイト企業の環境は驚きの連続です。
「こんなに待遇が良くて良いのだろうか」と疑心暗鬼になるよりも、それで出た余裕を他のメンバーや企業への感謝に変えて貢献しましょう。
A.上昇志向があると自覚している場合は、転職も視野に入れましょう。
ホワイト企業は経営基盤が安定していることも多いため、その場合はとてつもないノルマを必死にこなすという働き方ではありません。
通常ブラックと呼ばれる企業のように、特に若いうちはできるだけ働いてスキルや収入を上げたい人もいるのも事実。
そんな上昇志向の強い人にとっては、いわゆるホワイト企業が物足りなく感じる可能性はあるでしょう。
A.必ずしも当月払いが理由にはならないので、判断できません。
当月払いとは、給与の締め日と支払日が同じことをいいます。
たしかに、締め日の翌月に支払い日を設定することに比べれば、支払いが早いことはキャッシュに余裕があるという財務状況の良好さを推測はできます。
もっとも、財務状況だけがホワイトであることを決定する要素ではなく、たとえば職場環境が最悪ならホワイトと評価できないことも多々あります。
したがって、当月払いであることだけでホワイトかの判断はできません。
本記事では、ホワイト企業の特徴・あるあるを紹介しました。
一部の人を除いては、ホワイト企業に入りたいと願う人が多いはず。
あるある項目の中から自分が「ホワイト」の要素として重視するものを明確にした上で、転職エージェントを活用して諦めずに探してください。
ホワイト企業に入ることができれば、キャリアアップを前向きに展望しながらのびのびと働けるはずですよ。