在宅勤務でやる気がでない原因は?仕事モードになる7つの対策

在宅 やる気 出ない
在宅 やる気 出ない

【作:カマンベールはる坊さん】

新型コロナウイルス感染症の影響による長引く在宅勤務。

「通勤する手間や満員電車のストレスがなく、時間を有効に使える」と、スタートした当初は魅力的に感じた方もいらっしゃるでしょう。

しかし2年にも及ぶコロナ禍の在宅勤務で、ストレスを感じている方が増えているのが現実です。

また、自宅だとダラダラモードで仕事に集中できない方も多いかと思いますが、実は在宅勤務でやる気が出ないことには大きなリスクが潜んでいます。

やる気がない状態がダラダラ続くと、自分の市場価値を下げる要因や心身の不調からコロナうつといった事態に陥ることも…

今回は、長引く在宅勤務でのやる気がでない原因や対策について説明します。

在宅勤務、テレワーク、リモートワークにやる気がでない方はぜひ参考にしてください。

在宅勤務でやる気がでない6つの原因

どれだけ好きで楽しい仕事をしていても「やる気が出ないなぁ」と感じることはあります。

しかし、それは一時的なもので仕事を続けている内に「やっぱり楽しい」と終わることが多いのです。

やる気の喪失が、コロナ禍での在宅勤務のように終わりが見えない、長く続いている場合は、できるだけ早く原因を探り対策する必要があります。

では、どのような原因があるのでしょうか?

以下、やる気が出ない6つの原因について説明します。

  • オンオフのスイッチが切り替えられない
  • 作業環境が悪い
  • コミュニケーション不足・孤独
  • 不規則な生活でダラダラ
  • 子育て+在宅勤務
  • 将来への不安

オンオフのスイッチが切り替えられない

これまで自宅はリラックス空間、職場はビジネス空間と気持ちを切り替えて仕事に取り組めていました。

プライベートとビジネスのオンオフのスイッチは人によって異なりますが、例えば通勤時間、会社に到着したとき、あるいは自分のデスクに座ったとき、制服に着替えた後など様々です。

しかし、ずっと自宅にいるとオンオフのスイッチを切り替えるタイミングがないので、仕事モードに切り替えづらくなります。

また、同じ仕事を毎日続けているとマンネリ化してしまい、仕事への興味を失ってしまいます。

仕事とプライベートの境目がないと、働きすぎて疲労が蓄積したり、反対にリラックスし過ぎて成果がでなかったり…といったことにつながるでしょう。

作業環境が悪い

「インターネット環境とパソコンさえあればどこでも仕事ができる!」と、作業環境を整えずに在宅勤務を続けていませんか?

環境を整えずに仕事を続けるのは、やる気ダウンに陥りがちな原因のひとつです。

仕事をする上で作業環境の構築は最も重要です。

例えば

  • パソコン・周辺環境
  • パソコンのスペックや動作、マウスの調子、キーボードなど物理的な問題で仕事がやり辛いと、やる気が出ません。

  • パソコンを扱う際の椅子と机
  • 身体に合っていない椅子と机は腰や首への負担が大きく、長時間の作業がストレスになります。

  • インターネット接続
  • 快適に接続されず、ネット速度が遅かったりフリーズが続いたりするとイライラが募るでしょう。

  • リモート会議用のカメラやライト、マイク、スピーカー、ヘッドセット
  • 画質・写りが悪い、暗い、音声が聞き取りづらいなども長く続けばストレスになります。ライティングが不十分だと「顔色が悪いね」と言われることも…

など、スムーズに業務を進めるにはしっかりと準備しなければいけません。

作業環境が整っていないと仕事へのモチベーションダウンや作業効率の低下、心身への負担に大きく影響します。

コミュニケーション不足・孤独

在宅勤務やリモートワークは基本的に一人で業務しますので、誰かと接する機会が激減し人とのつながりが希薄になります。

他愛のない雑談や上司の愚痴、ランチタイム、アフター5等、これまで普通にできていたコミュニケーションができません。

会話しても仕事の話ばかりになるでしょう。

実は、仕事中のちょっとした雑談が、仕事へのやる気や生産性の向上への重要なタイムブレイクだったのです。

もちろん職場には話したくない同僚や上司もいるかと思いますが、それすらも恋しくなってしまうほどメンタルに影響し孤独感に陥ってしまいます。

不規則な生活でダラダラ

在宅勤務のやる気やモチベーション維持は、自分次第という部分があります。

在宅勤務やテレワークは、業務に対して自分のさじ加減で判断でき、自由な環境が手に入るからです。

ある程度制限がある企業では通勤していた頃のように規則正しい生活にならざるを得ませんが、フレックスでの在宅勤務やリモートの場合は要注意。

  • 自由な環境に甘えて、ついつい不規則な生活になりがち
  • 遅寝遅起で生活リズムが乱れ、ダラダラしてしまう

不規則な生活を続けていると「やる気が出ない」というモチベーションダウンや、体調不良の要因にもなってしまいます。

子育て+在宅勤務


お子さんがいらっしゃる方は在宅勤務で、仕事をしながら子育てもしなければいけません。

コロナ禍では保育園や幼稚園の休園もありますので、「子供の世話をしながら横で仕事をして食事を作る」と、仕事にプラスしてやることが増えるということです。

また、リモート会議中に子供が乱入・大きな音でアニメを見る・話しかける…など、別室で仕事ができない場合はなかなか仕事に集中しづらいことも多いでしょう。

子供は親の置かれている状況はお構いなしに話しかけ、遊んで!とせがみます。

もちろん子供の成長や普段見ることのない姿を見られたり、親の働いている姿を見せたりといったメリットはあります。

しかし、子供に気を取られてしまい仕事に集中できず成果も上がらない…となるとやる気が出ない原因になります。

将来への不安

コロナ禍では多くの企業が事業縮小やコロナ倒産といった経営不安定となり、在宅勤務をする従業員は「これからどうなるのだろう」と漠然とした不安を抱えています。

また、いつまで在宅勤務が続くか分からないと先が見えないことへの不安もありますね。

会社の将来はもちろん自分自身のキャリア、将来的な収入など様々な不安があります。

しかし中でも「このままだと自分の市場価値は下がるのでは?」という不安が強いのではないでしょうか?

在宅勤務によって今までなら得られていた知識やスキルが身につかず、今のままでは価値がない人材なのかもしれないという不安です。

この不安がやる気につながる逆境に強い方なら、このまま在宅勤務を続けていても問題ありません。

しかし、「どうしよう」と悩み続けている人はやる気が出せず、仕事へのモチベーションも上がらないでしょう。

在宅勤務でやる気が出ないときの対策7選

コロナ禍の終息が見えず、しばらく続くと予想される在宅勤務。

このまま「やる気がでない」「これからどうしよう」と、不安定なまま続けていてもモチベーションは上がりませんし、将来的にも不安ですね。

では、在宅勤務でやる気を出すためにはどのような対策をとればいいのでしょうか。

以下、具体的な7つの対策を紹介します。

  • 仕事空間とプライベート空間を分ける
  • 在宅勤務・テレワークの環境整備を行う
  • ルーティーンを作り仕事の態勢にする
  • ToDo&タスクリストを作成し、計画性をもって作業をする
  • 休息をとりメリハリをつける
  • 適度な運動を取り入れる
  • 預けるところがなければシッターの利用もアリ

仕事空間とプライベート空間を分ける

プライベート空間には、お菓子やゲームなど誘惑がたくさんあり、つい気になって仕事に集中できない方も多いのではないでしょうか。

仕事とプライベートのメリハリをつけるために、「まずは形から!」プライベート空間である自宅を仕事ができる仕様に変えることから始めてみましょう。

ワンルームで仕事空間とプライベート空間を分けられない方は、部屋の一角に机・椅子を設置するだけでも構いません。

最近は在宅勤務・リモートワーク用の小さめのデスクも販売されていますので、ぜひ空間を分けるために購入を検討してみてはいかがでしょうか?

また同時にリモート会議で使用するアイテムも揃えておくと、スムーズに導入できるでしょう。

在宅勤務・テレワークの環境整備を行う

厚生労働省から、自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備について「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」が出されています。

先述した仕事空間とプライベート空間を分けることも大切ですが、ガイドラインを参考に集中しやすい環境作りにも工夫してみましょう。

自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備のポイント

  • 空気の入れ替えを行う
  • ディスプレイに太陽光が入射する場合は、窓にブラインドやカーテンを設ける
  • 作業に支障がない十分な明るさにする
  • 作業に適した温度・湿度に調節する
  • 机や椅子、PCを適切に設置し、無理のない姿勢で作業する

参照:厚生労働省 自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_01603.html

在宅勤務での業務に集中していると喚起を忘れがちです。

時間を決めて適切に喚起を行うことでリフレッシュできるだけでなく、コロナ対策にも効果的です。

ルーティーンを作り仕事の態勢にする

やる気が出ない原因に「オンオフのスイッチが切り替えられない」というものがありました。

通勤などスイッチ切り替えのタイミングがない在宅勤務は、自分でやる気スイッチをオンにしなければいけません。

家から出ないからといって部屋着のまま作業をするのではなく、仕事スタイルに切り替え身だしなみを整えておくことも大切です。

在宅勤務のルーティーンを整えたら、自分でオンオフのスイッチを切り替えて集中力を高めましょう。

ToDo&タスクリストを作成し、計画性をもって作業をする

在宅勤務では「やらなければいけないこと」以外の作業が曖昧になりがちです。

例えば通勤していた頃は、自分の業務+同僚や上司から依頼される業務などがあり、勤務時間いっぱいを使って作業されていた方も多いでしょう。

しかし在宅勤務では自分自身で仕事をコントロールするため、やるべきことが漠然としていることも少なくありません。

タスクを明確にするだけで現状把握でき、やる気ダウンを防ぐことができます。

おすすめはToDo&タスクリストです。

ToDo&タスクを可視化し、しっかり管理しながら効率良く作業していきましょう。

休息をとりメリハリをつける

在宅勤務の落とし穴は、業務時間と休憩が曖昧になってしまうことです。

在宅勤務は時間の制限がないので、つい仕事をやり過ぎてしまったり、就業時間を過ぎてもダラダラ作業してしまったり…

このようなときは、アラームやタイマーを活用しましょう。

意識的に休息をとり、リフレッシュすれば仕事とのメリハリをつけることができるでしょう。

また、通勤がないからといって遅くまで起き睡眠不足にならないように、次の日に備えてゆっくり体を休めてくださいね。

適度な運動を取り入れる

在宅勤務をしていると、移動範囲が少なく座位時間が長いため足や腰に負担がかかり、パソコン作業では目を酷使するため疲労も蓄積しがちです。

休憩時間には気分転換を兼ねて、自宅でできる適度な運動やストレッチを取り入れてみてはいかがでしょうか?

身体を動かすことは健康的にも良いですし、気分転換につながります。

頭も体もすっきりして、仕事に集中できる態勢を整えましょう。

作業中にも、座ったままできる軽いストレッチをするのもいいですね。

預けるところがなければシッターの利用もアリ

在宅勤務をしながら子育てしている方の約8割が、仕事に集中できないと悩みを抱えています。

子供の相手をしながら仕事をするのは厳しいですね。

子供の面倒を見たり相手をしてくれる人がいたら協力を依頼できますが、いない場合はご夫婦で乗らなければいけません。

ご夫婦共に在宅勤務の場合は交代で子供の相手をせざるを得ず、作業効率や生産性低下は否めないでしょう。

ある程度大きい子供なら説明すれば理解できますが、小さい子供は仕事中でもお構いなしです。

また、保育園や幼稚園に行けない場合は、子供にとっても親にとってもストレスの毎日が続き、どちらの心身にとっても良くありません。

筆者も在宅ワークをしている際、「静かにしていて!」「今はだめ!」とつい怒ってしまった経験があります。

自粛生活が続く子供自身もストレスを抱え、大好きなパパやママが傍にいるのに構ってもらない、淋しい想いをさせてしまったと反省しました。

そこでおすすめしたいのはベビーシッター。

ベビーシッターを活用すれば、在宅で子供を見てもらいながら親は在宅での仕事に集中できますし、依頼すれば食事の準備や掃除の負担も少なくなります。

費用はかかりますが、ストレスなく過ごせる方法のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか?

在宅勤務のやる気喪失は転職のタイミング?

在宅勤務は「自由で楽そう」なイメージがありますが、実は今まで以上に成果が重視される働き方です。

通勤していたときは勤務態度や労働時間、ポテンシャルが評価に加算されていました。

多少仕事ができなくても、人間関係や世渡りの上手さで乗り切っていた部分もあるかもしれません。

しかし、在宅勤務では「できた」「できない」が明確になるので、仕事のできるorできないが可視化され成果で評価されることになります。

  • 「仕事ができる人材」と思われていた人が、在宅勤務になって「実は仕事ができない人材」だった
  • 会社では目立たない存在だった人が、在宅勤務になった途端すさまじい成果をあげるようになった
在宅勤務は、下剋上の変化を生むきっかけになる!

今までなんとなく会社務めしていたのに、戦力外通告…なんてことも無きにしも非ず…

  • 「市場価値が下がったら将来が不安」
  • 「在宅勤務のまま働いていてもキャリアアップできない」
  • 「今転職しないとタイミングを失ってしまう」
  • 「生産性低下に気付きながら仕事するのはしんどい」

在宅勤務によって本来の自分のスキルが明確になったことで、様々な想いを抱え転職を考える方もいるでしょう。

しかし、今はまだコロナ禍の真っ只中。

日本の経済が混乱する中、コロナウイルス感染拡大の影響で不安定な企業は少なくありません。

先行きが不透明な時代で思い付きの転職は、リスクは大きすぎるタイミングです。

「在宅勤務にやる気がでない」と悩んでいる内は、まだ動くときではないのかもしれません。

在宅勤務のいま、やるべき行動

では、不安定な気持ちのままこのままでいいのか?というと、そうではありません。

ダラダラ仕事をするのではなく、もちろんやる気をだして取り組まなければいけませんが、在宅勤務の今だからこそできる将来の備えがあります。

将来への備えをするだけで自分に自信がつき、「タイミングが来たら動ける」と、気持ちも楽になるでしょう。

これから転職を考えている方はもちろん将来に不安を感じている方は、これから紹介するやるべき行動を試してみてください。

スキルの棚卸

スキルの棚卸は、長引く在宅勤務で転職や将来に不安を感じている方におすすめの対策です。

「自分に何ができるのか」「強み・弱み」「キャリアプラン」など、客観的に見つめなおすためスキルの棚卸をしてみましょう。

スキルの棚卸ができれば、以下のことが確認できます。

スキルの棚卸で確認すること

  • 今の状態で転職は可能?
  • 自分に足りないスキルは?
  • 希望の条件で転職できる?
自分自身の市場価値を把握し、現状を見極めよう!

もしご自身では市場価値が把握しづらいという方や、プロの意見を聞いてみたい!という方は、転職エージェントの活用がおすすめです。

実際に転職しない場合でも、キャリアプランや市場価値のアドバイスを教えてもらえます。

コロナウイルス感染防止のため、Web面談で対応してくれますので気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

スキルアップ

このままだと自分の市場価値は下がる?と不安な方や将来転職を考えている方もいる方は、スキルアップがおすすめです。

在宅勤務になったことで出社していた頃に比べて、通勤時間や残業時間が減り時間に少し余裕ができた方は多いのではないでしょうか。

その時間を有効活用し、新しい行動の一歩を踏み出してみましょう。

例えば、転職に備えた資格取得やキャリアアップのためのスキル修得など、いつどんなことがあっても対応できることが大切です。

会社が倒産するか分からない、戦力外通告を受けるかもしれないコロナ不況の中。

今のうちにスキルを磨き、自分の身は自分で守れるように備えておきましょう。

【まとめ】やる気がでない在宅勤務から新しい行動へ

いかがでしたでしょうか?

長引く在宅勤務でのやる気がでない原因や対策について説明しました。

「やる気がでない」「不安」といったことは、在宅勤務における仕事環境に対してのストレスに目が行きがちです。

しかし、これまで形成されてきたなじみの場所や人間関係が失われたストレスは大きな影響を与えています。

愛着のある場所や他愛のないコミュニケーションが、パフォーマンスにつながっているからです。

やる気がでない原因は人によってさまざまですが、やる気がでないまま放置していても仕事に集中できずいい成果を出すことはできません。

オンラインで上司と同僚とのコミュニケーションをうまくとり、これまでの職場のような雰囲気を構築するのも良いでしょう。

また、やる気がでない原因が職場の場合や将来の不安から転職を考えている方は、在宅勤務で時間の余裕がある今がチャンス!

在宅勤務中にスキルアップで自分自身を磨き、転職を視野に入れた新しい行動をはじめてみましょう。

カマンベールはる坊さん


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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷