40歳で異業種への転職を希望しています。どのようにアピールしたらよいでしょうか。

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Q:40歳で異業種への転職を希望しています。どのようにアピールしたらよいでしょうか。(40歳・男性)

私は先月でちょうど40歳になりまして、次で3社目の転職になります。

前職では営業課長を務めたこともあり、今回は異業種になりますが、前職と同じ営業管理職に応募しようと思っています。それで面接では「自己PR」を聞かれるだろうと予測しているのですが、中年の私がどのように自分をアピールしたらよいのかが、全然わかりません。

ぜひアドバイスをお願いします。

解説、ポイント

キャリアカウンセラー、社会保険労務士

どの応募者であっても、採用選考に通りたいために、自分をよく見せようとしがちです。

特に豊富なキャリアがある中年となると、過去の成功体験のいい部分だけを切り取って、「私は上場企業の部長まで昇進して、部下を100人も抱えておりました」や「店長時代時は店舗売上が5億円ありました」といった話に終始する傾向があります。

このようなポジションや売上等の数字を交えたエピソードは客観性があり、非常に訴求力を持ちますが、中年の場合はこれだけではダメです。

中年は即戦力として入社後の活躍を期待されているわけですから、このエピソードに裏付けられた「自己PR」が、応募企業に入社できたら、どう役立つか、どう貢献できるか、まで踏み込んで話を展開しないと、単に「俺って凄いんだぞ」的な話しか伝わってこなくなってしまいます。

これをくどくどと一方的に聞かされるのは、応募者の話を聞くのが仕事である採用面接官といえども辛いもの、これではこの質問だけでなく面接全体の印象も悪くなります。

また、中年の犯しがちなミスとして、話が冗長気味になってしまう、ということがあります。経験やスキルが充分あるからこそ、あれもこれもPRしたい気持ちはよくわかりますが、ここはきちんと的を絞って話すことが大切です。

自己PR例

「はい、私の一番のPRは、チーム力を最大化することに長けていることです。前職では、営業課長として、部下8人の営業管理を行っておりました。赴任当時は、部下達は皆、目の前の数字に追われており、課内が殺伐としていました。意識がいのはいいのですが、ともすると他の営業社員にかかってきた電話をおざなりにするなど、お互いの足の引っ張るような行為が散見されました。そこで私は一つの施策として、週1回の勉強会を設け、各人の最近の成功事例、失敗事例を発表させて、情報共有を図るようにしました。また発表に積極でない社員に対しては、この主旨をきちんと説明し、それでも応じない場合は人事考課にリンクさせる旨を明言しました。最初は皆、様子見でやっていましたが、慣れていくうちにそれぞれ抱えている課題に対して参加者が改善方法や解決アプローチを提案するなど、社員間同士で活発な議論が交わされるようになり、個々が保有してきた営業ノウハウを共有できるようになりました。この取組の結果として、昨年度の支社内のチーム営業成績は15チーム中1番の成績を残すことができました。御社では営業に慣れていない若手社員が多いと聞いておりますので、この力を発揮して営業成績を伸ばしていきたいと思っております。」

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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
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梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷