転職経験2回の44歳男性。2次面接で「ストレス耐性について、ご自身でどのように自覚されていますか?」と聞かれた場合の回答例。

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転職経験2回の44歳男性。2次面接で「ストレス耐性について、ご自身でどのように自覚されていますか?」と聞かれた場合の回答例。

私は44歳の男性です。転職経験が2回ありますので、それなりに採用面接には対応できるつもりでしたが、先日の2次面接で「ストレス耐性について、ご自身でどのように自覚されていますか?」と聞かれて当惑してしまいした。

ここでやはりストレスにあまり強くない、との回答はマイナスだと考え、「私はストレス耐性は強い方だと思います。」と回答しました。

終わった後に冷静に振り返ってみて、このような単純な回答で大丈夫だったのか、疑問に思いました。このような場合、どう回答したら良かったのでしょうか?

解説、ポイント

キャリアカウンセラー、社会保険労務士

中高年ゆえに公私ともに背負っているものがたくさんありますし、メンタルヘルスは今はどの企業も神経をとがらせている問題です。だからここで面接官は応募者のストレス耐性を見極めたいと思っています。

「ストレス耐性があります」、「私はストレスには強い方です」と回答するのが理想ですが、自己申告ではいかようにも言えますので、この後に重圧に耐えてきた仕事上でのエピソードを交えて、これを証明しないといけません。証明が中途半端ですと、「何の根拠もなく大きく見せる、自己顕示欲の強い人だ」と見限られてしまい、面接全体に影響が出てしまうので、要注意です。

長年第一線で働いてきた中高年ですから、「厳しいプレッシャーがかかる場面では、胃薬は欠かせない」、「心労により体調を崩したことがある」といった経験があってもおかしくありませんが、そのまま伝えてしまうと、マイナス評価につながるのはおわかりでしょう。うつ病で長期休職して業務進行の大きな支障になったといったことでなければ、ここは「ストレスへの向き合い方」にシフトして回答してください。

たとえば、ストレス耐性が強いわけではないが、自分なりのストレス解消法をマスターできているので、20年間、精神的に参ることなくここまでやってこれた、といった具合です。

自己PR例

私はストレス耐性については強いとは言えないと思います。そのため、強いストレスを感じてしまうような事態を回避すべく、常に先読みしてミスをしないようにしてきました。懸念される材料は、早めに潰しておくのが私の仕事のやり方ですので、絶体絶命の窮地に追い込まれることなく、何とかここまでやってきました。それでも想定外のプレッシャーがかかるシーンも幾度かありましたが、それには、自分なりのストレス解消法で乗り越えてきました。たとえば、仕事中ですとなかなか外出できないために、1分間だけ緑を見るようにしています。これは短時間でも自然を目にするといいと聞いたことがあり、職場の鑑賞樹や窓から見える森などの緑を見ています。実際、結構心の平安が取り戻せます。また、週末はきちんと休むことにも気をつけています。私の場合は趣味やレクリエーションなどに活動的に行動するとかえって、ストレスがたまるようなので、ほどほどにしています。このようにうまくストレスとつき合って、22年間、無事にここまで継続して働くことができています。

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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷