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逃げの転職は甘えじゃない!決断力の早さが成功のカギ

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「転職は嫌なことから逃げているだけ、逃げの転職はただの甘えだ」という声を耳にします。
仕事を辞めたいと思っている方の中には「こんな理由で辞めてもいいの?」と悩んでいる方も少なくありません。

逃げの転職ネガティブな転職=逃げとされていますが、転職をする理由でキャリアアップや自己実現、企業への貢献等ポジティブな理由が挙げられますがそれって本当?実は…転職理由の本音は一部をのぞいてネガティブなものが多く、「逃げの転職」がほとんどです。

でも…逃げてなにが悪いの?逃げて新しい人生を歩み前向きになれるのなら大成功です。

今回は逃げの転職で成功する人、失敗する人について逃げ癖の対処法についてもあわせてご説明します。

逃げや甘えの転職はダメなの?

なぜ退職、転職することが逃げや甘えといわれるのか、理由は日本の“和の精神”にありますが、“和を以て貴しとなす”という言葉、ご存知でしょうか?

聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条に記されている言葉で、お互いを理解し合い波風を立たせず調和することが良いという意味があり、日本の価値観では、自己主張せず周りとの調和を大事にしているため、和を乱さず忍耐強いことが美徳だとされています。

そのため、「転職したい」と思うのは自分のわがままでおとなしく耐えていた方が良いのではないかという間違った考えが浸透してしまっているのです。
しかし、自分を押し殺してまで退職せずに耐え忍ぶことが本当に良いことなのでしょうか?

我慢や忍耐を考えると転職に踏みとどまってしまう方多く、辞めたいけれど弱い人間に思われたくないからと躊躇してしまう方もいます。

長く働くことでスキルやキャリアを身につけることができますが、安心して働ける会社があってこそだからです。「毎日安心して仕事できない」と思う会社なら転職を検討するきっかけとなるでしょう。

逃げた方がいい会社は世の中にたくさんある

「仕事が辛いから辞めたい」という理由で転職を考えると多くの方は「甘えだ」「わがままだ」と言われるでしょう。しかし、仕事よりも大切なことがあります。

それは、自分自身です。
自分の健康や心、家族を犠牲にしてまで働く価値がある会社ですか?
逃げた方がいい会社にはこんな特徴があります。

労働環境が悪い

長時間労働、サービス残業、休日出勤など職場環境の悪さに耐えられなくなったら逃げるべきタイミングでしょう。「逃げは甘えだ」と我慢し続け働いていると心身ともに病み、うつ病の可能性も高くなってしまいます。

人間関係がギクシャクしている

会社では1日のほとんどの時間を過ごします。そんな中で人間関係が悪ければ、仕事への意欲はわかずたとえ労働環境に満足していても「こんな場所から逃げたい」と思う方が多くいらっしゃいます。

給与が低い

どれだけ頑張って働いても昇給しない、給与が低くて生活に困る…などお金が全てではありませんが、適切な評価がされずスキルや業績と給与が見合っていないケースです。キャリアアップ、給与アップを狙って転職を考える方が多いようです。

会社の価値観と合わない

労働環境や人間関係が良くても会社のビジョンや価値観が異なる場合があります。いくら企業研究を重ねても社風や会社の価値観は、実際に入社してみないと分からないというのが本音です。合わない会社で働いているのを苦痛に感じ、もっと自分に合った会社へ転職したいと思う方もいます。

注意すべきキーワードは「アットホームな会社」です。社風や企業理念で見かけたことがある方も多いと思いますが、アットホームな会社=仕事とプライベートが分けられていない会社ともとれます。サービス残業が横行していたり、強制参加の飲み会やイベントがあったり…仲間意識が強いことは素晴らしいことですが、馴染めなかった場合には最悪な疎外感を味わうことにあるでしょう。

パワハラやセクハラがある

職場での暴言や暴行、疎外、過大なノルマなど明らかなパワハラやセクハラがある会社は一刻も早く逃げるべきです。いつまで我慢しても変わることはありません。

あなたの体と心が壊れる前に逃げましょう。

ここまで逃げた方がいい会社についてご説明しましたが、全てブラック企業の特徴ということにお気づきになりましたか?
そう、逃げた方がいい会社はブラック企業です。

明らかなブラック企業から逃げの転職は甘えではなく、むしろ全力で逃げてください。

ブラック企業で働いている本人は、なかなかその環境の異常性に気付くことができませんが、毎日の業務の中で理不尽なことがあったり「今日も会社行くの嫌だなぁ」と毎朝苦痛に感じてきたら黄色信号です!

ブラック企業は心身を疲弊するだけでなく、キャリビジョンまで奪っていきます。
人生の大切な時間を無駄にしないためにも、勇気を出して転職の道を考えるきっかけにしてください。

キャリアアップや労働条件の改善、待遇の向上は逃げではない

「今の職場に不満があるわけじゃないけれど、もっといい職場で働きたい!」
「将来のキャリアプランの実現を目指すには転職しかない!」
「新しい職場でこんな仕事がしたい!」
「ほかにやりたいことある!」
と、このように将来のキャリアビジョンが明確な場合やワークライフバランスを重視して転職することも逃げの転職ではありません。

転職に踏みとどまって悩む必要はなく自身を持って新しい人生に一歩踏み出してください。
前向きなキャリアビジョンを描いている人は転職成功する可能性が高く、たとえ転職先でくじけそうになっても起き上がることができるからです。

転職すべきかどうか迷う!そんなときは損得勘定で評価がおすすめ!

転職が逃げであっても前向きな理由であっても、今の職場に自分ではどうにもならない不都合や不満があるなら転職するのは自然なことです。
それでもまだ転職することに迷いがある方は働き続けたとき1年後、3年後自分自身が成長しているかを想像してみてください。

会社にいてダメになっている自分、転職して輝いている自分…理不尽な状況で耐え忍んでいても、スキルやキャリアは向上せずに年齢を重ねるだけです。

今の会社と転職先について、給与・労働環境・1年後・3年後・楽しさ・自己成長など項目を点数で比較評価してみるのもひとつの方法です。逃げるのが嫌だとか逃げの転職だとかではなく、どっちが自分にとって得になるかを総合的に評価してみましょう。

点差が少ない評価になってしまった場合、新天地で新しい経験や出会いがある分、転職した方が得かもしれませんね。

逃げの転職で後悔する人の特徴

「逃げの転職でも新しい人生の一歩になればアリ」ということをご説明しましたが、残念ながら中には後悔する人もいます。
こんな人は転職について見つめなおしてください。

ただ逃げたいだけの人

「仕事が面倒くさい、やりたくない仕事」という理由でただ逃げた転職はNG
社会人になるとやりたくない仕事でも取り組むことで自己成長に繋がりますが、ただ逃げたいだけの人は自己成長のチャンスを逃す人です。

明確なキャリビジョンがない人

転職をして何がしたいか、キャリアビジョンが描けていない人は転職先でも転職を繰り返す可能性があります。転職を決意する前に自己分析をして「なぜ転職したいのか」ということを考えてみましょう。

転職先が決まっていない人

早く退職したいからといって転職先を見つける前に退職してしまうのは大きな失敗の原因です。転職先が見つかるまでの金銭面やキャリア面でもリスクが高いのでおすすめできません。

スキルやキャリアがない

転職先で即戦力として働くほどのスキルやキャリアがない場合、入社しても仕事へのやりがいが感じられず居心地が悪いものになるかもしれません。ある程度実践を積み、資格取得をしてアピールできるスキルやキャリアを身につけて転職した方が良いでしょう。

自己分析できていない人

転職前に自己分析できていない人は、強みや苦手分野の把握ができず転職先でミスマッチしてしまうリスクが高いでしょう。適性の思い込みや性格などが正確に理解できていないため、同じような理由で転職を繰り返してしまう人が少なくありません。

もしかすると自分のミスマッチや働き方が転職の要因となっている可能性もあるので、客観的に自分を見つめなおすことが大切です。

逃げの転職で「成功する人」と「失敗する人」の決定的な差

会社での理不尽な仕事、不都合や不満からの逃げの転職において、成功する人と失敗する人との明暗はいったいなんでしょうか。
明確なキャリアビジョンやプランニング不足の逃げの転職はハイリスクで、市場価値を下げこれからの人生にも影響します。

成功する人との差は、ハイリスクを侵してでも問題解決したいかという覚悟の大きさにあります。失敗する人はだめだったらまた転職すればいいし…とスタートラインから逃げ腰。

覚悟を決めて転職する人は次こそ成功させようと決意が固いため、自己を見つめなお転職の要因を追及し、キャリアビジョンをより明確にさせようとします。

自己分析とキャリアビジョンのベースができたら転職先へのアピールもスムーズで、これまで培ったスキルやキャリアの評価も高くなるでしょう。

また、転職活動を始める時期も成功の要因のひとつ。
成功した人は在職中から活動を始め、転職活動での金銭面の負担やブランク期間もなく新しい仕事についています。
成功する人になるには「今の仕事から逃げたい」という目の前の問題だけを見るのではなく、情報収集からはじめ視野の広い転職活動をする必要があります。

逃げの転職で失敗したくないなら、転職の目的を明確に長期的なキャリアプランニングをたてることが大切です。

逃げ癖、辞め癖がついてしまった時の対処法5つ

「仕事が辛くなって何度も転職してしまっている…」
「いつも人間関係が理由で転職したくなる…」
という方は、逃げ癖や辞め癖がついてしまっているかもしれません。なかなか治すことのできない逃げ癖・辞め癖の対処法を5つご紹介します。

考えすぎない

逃げ癖や辞め癖がついてしまっている方は、考えすぎの方が多くみられます。
会社でひとつ嫌なことや将来の不安があれば、それがきっかけとなりどんどん嫌な気持ちが大きくなり「辞めたい」と思ってしまいます。

恋愛においても同じで、ひとつ恋人のマイナスポイントを見つけたらどんどん好きじゃなくなってしまう…こんな経験ありませんか?
筆者はあります。
恋人と外食しているとき、ストローの空き袋をくるくる巻く癖を見つけて以来、相手のやること全てが色褪せて見えてしまった経験…

考えすぎてしまう人の対処法は、仕事は仕事と割り切り、流れに身を任せて考えすぎないことです。

自分にご褒美をあげる

逃げ癖や辞め癖が憑いている人は、働くことへの満足感や達成感が少ないことが原因にあります。満足感や達成感がないと働いても楽しくないため、新しい場所へ飛び込んでみたいと思いますよね。
楽しくないと感じたら毎日の目標を立てましょう。
達成出来たらケーキを買う、美味しいものを食べるなど自分にご褒美をあげるといったプチ贅沢をすることで達成感を感じ、「逃げたい」「辞めたい」と感じなくなるかもしれません。

自分の評価を高くしすぎない

何度も転職を繰り返してしまう人は、ある意味成功者です。書類審査に通過し、面接にも通過して入社できているんですから。
逃げ癖、辞め癖からの転職成功を繰り返してしまうと、自ずと自己評価が高くなってしまいがち。「自分はもっとできる」「もっといい会社が合ってる」と期待しすぎてしまい、ギャップを感じたときにダメージは大きいでしょう。
逃げ癖や辞め癖がついている人は、自分を客観的に見つめ正しい評価を見極めましょう。

第三者に相談する

「転職したい」という悩みはなかなか人に言えず、1人で抱え込んでしまいがちです。逃げたい、辞めたいと思ったときに愚痴をこぼせる、アドバイスをくれる人を見つけましょう。
客観的なアドバイスやもやもやした気持ちを吐き出すだけでもストレスがなくなり、今のタイミングで逃げの転職をするのがベストなのかしっかりと考えることができます。
友達や同僚に相談しにくい場合は、転職エージェントで気軽に相談することもできますよ。

「とりあえず辞めよう」をやめる

逃げ癖や辞め癖を治したい、と思う人はこれから先10年後までのプランを立ててみてください。例えば25歳でしたら、28歳→30歳→35歳というように視野を広く転職について考えると、やりたいことや適性が見えてくるはずです。
もしここで転職した方が自分のためになる、在籍していても嫌なことが解決されないと結果が出れば転職が成功の近道なのかもしれません。

働く場所だけに捉われすぎない!転職に悩んだら自分の欲求と向き合おう!

「逃げの転職」をする人、繰り返す人は居心地の良さを求めて自分の居場所を探し続けている人が多いのではないでしょうか。
アメリカの心理学者マズローによる人間の欲求の階層(マズローの欲求のピラミッド)では①生理的欲求②安全の欲求③所属と愛の欲求④承認の欲求⑤自己実現の欲求に段階されます。

人間は衣食住が整ったら安全安心に暮らしたいと思い、会社に所属し評価されたい(認められたい)と考えるようになります。そして最後に自己実現を達成させたいと思いますが、居場所を求めている人は③所属と愛の欲求が満たされていないのでしょう。

自分の所属する場所、居場所を探して転職をすることが考えられます。

自己実現の達成のために我慢して会社にしがみついている方がいいのか、新しい場所で心機一転働く方がいいのかを考え、悩み続けている人が多くいます。

しかし作曲家の坂本龍一はこう言っています。
「自分の居場所なんて自分で決めればいいんだよ」と。

居場所にとらわれすぎていると会社に依存し、自己実現が遠くなる可能性もあります。居場所はゴールではなく、自己実現の手段と考え居場所だけに捉われすぎないようにしましょう。

転職に悩んでいる方は、ぜひマズローの欲求階層をベースに自分がどの階層にいるか向き合い、どうやって欲求を達成すればいいか考えてみてくださいね。

【まとめ】限りある人生を大切に、前向きな逃げの転職を

「逃げの転職」はネガティブなイメージがありますが、転職の目的ややり方次第ではポジティブに変えることも可能です。転職の理由が「逃げ」だったとしても、将来的に自分のキャリアビジョンに近づくことができるのであれば、結果的には逃げではありません。
はじめての就職でハズレくじを引いただけかもしれませんので、なりたい自分に近づくために転職を決意するのも良いでしょう。

「逃げる」と判断できる人は、決断力が早い人です。
人生には限りがあるので、辛い日々を送り心身共に病みうつ病に陥ってしまう前に限りある貴重な時間を無駄にしないようにしてください。

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