「資格を取って仕事に役立てたい!」と思っている人は多いと思います。でも、資格と言ってもどんな資格を選んだらいいのか?独学でも取りやすい資格はあるのだろうか?‥と悩んでいませんか?
また、どんな資格を取ろうかと悩んだときには現職で活かせる資格なのか、転職先で活かせる資格なのかもしっかりと考えながら選んでいくことが大切です。ただ単に難易度が低めで取りやすいからと言った理由で資格を取得しても仕事に直結するものでなければ意味がありません。
ここでは、働きながら独学でも取りやすい資格・評価されやすい資格・需要のある資格などを目的別に紹介していきたいと思います。
まずはじめに、何のために資格を取得しようと思っているのか理由を明確にしておきましょう。
中には資格コレクターとして資格取得を趣味としている人もいますが、たくさんの資格を持っていれば仕事に役立ち、転職にも役立つような気もしますが‥やみくもに資格取得を続けるよりも『資格を取得してどうしたいのか・どうなりたいのか』が一番大切です。
このように、資格取得の理由・目標を見据えることでどんな資格を選ぶべきか見えてくるはずです。
また、働きながら独学で資格取得を目指すのであれば、
仕事の合間に学校に通うことは大変。費用が掛かる。
難易度の高い資格は勉強時間の確保が困難。資格取得までに相当な時間が掛かる。
この2点を気に留めながら資格を選ぶようにしましょう。
独学のメリット
薬局やドラッグストアなどで第2類・第3類医薬品(かぜ薬や鎮痛剤など)の販売ができる医薬品販売の専門資格です。第1類医薬品の販売や処方箋を元に薬を調剤できる薬剤師不足の影響もあり、2009年の薬事法改正により新しく誕生しました。
第2類・第3類医薬品は一般用医薬品の9割以上を占めているため、薬剤師不足を補う人材として薬局やドラッグストアを中心に登録販売者が期待されており、需要のある資格の一つと言えるでしょう。
この他にも、日商簿記検定、ファイナンシャルプランナー、医療事務なども主婦におすすめな資格です。
ビジネスで使われる英語力を客観的に測れる世界共通の試験であるTOEICは認知度が高く、キャリアアップや収入アップを目指す社会人に役立つ資格です。
海外赴任、海外就職、外資系企業への転職などで英語力をアピールするためにTOEICのスコア次第では評価を得やすいことも特徴です。TOEICでの高スコアは持っているとかっこいい資格であり職場でのイメージアップにも繋がるはずです。
スコア | レベル |
---|---|
700~795点 | 最低限のビジネス英語を習得 |
800~895点 | 本格的なビジネス英語を活用できる |
900~990点 | 日常会話からビジネス英語までネイティブスピーカーに近いレベル |
海外就職や外資系企業への転職にはTOEICスコア900点を目標とすると良いでしょう。また、TOEFLは世界的な評価ではTOEICよりも高いので海外就職・外資系企業への転職を視野に入れている人はTOEFLも検討してみることもおすすめします。
この他にも社会人にはこの後に紹介する日商簿記検定もおすすめです。
帳簿をつけるために必要な技能が簿記です。企業の経理や財務業務に必要な知識、経営の管理、分析力を身につけることができる資格であり、実務に繋げやすいことが特徴となっています。
簿記3級は難易度が低いため取得者も多く就職・転職に有利になるレベルではありませんが、経理の基礎を理解しているということは認知してもらえるでしょう。総務系の職種を希望している場合はもちろんのこと最低でも2級取得を目標としましょう。2級までであれば独学でも十分合格可能です。
難易度は高いですが1級を取得していると税理士の受験資格を得ることが出来、職場でも一目置かれる存在となれるでしょう。
パソコンスキルをアピールすることが出来るMOSは、マイクロソフトのWord・Excel・PowerPointといったオフィス製品のスキルを証明できる資格です。一般企業の事務職に於いても活用しやすい資格の一つです。
Excel・Wordにはスペシャリスト(一般レベル)とエキスパート(上級レベル)の2種類があり、それぞれに合格率が異なりますがよっぽどの初心者でない限りどちらも独学で取得可能なレベルです。
IT系国家資格の代表格であるITパスポート試験は、情報処理技術者試験の中でも簡単なレベルであることからも幅広い層から人気のある資格となっています。ITパスポート試験ではITに関する基礎的な知識があることを証明することができます。
なお、ITパスポート試験は情報処理の入門資格と言うこともあり独学で十分合格可能な資格です。
基本情報技術者試験はITパスポート試験と同じく情報処理技術者試験であり、ITパスポート試験の次のレベルに値する国家資格です。ITエンジニアとして基礎的な知識・技能があることを証明することが出来ます。基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門的資格です。
不動産取引の専門家である宅地建物取引士は、幅広い年齢層から人気のある国家資格であり毎年20万人が受験しています。不動産業界だけではなく、金融業界、建築業界への就職・転職に於いて武器となる資格です。
不動産屋では従業員5人に1人以上の割合で事務所ごとに専任の宅地建物取引士を置かなければいけないことが法律で義務付けられているため需要の高い資格であることに間違いなく、将来的には独立開業も目指せます。
危険物を取り扱う業界(化学工場、ガソリンスタンドなど)で需要のある資格である危険物取扱者は、ガソリンや灯油、アルコールなど爆発・炎上しやすい危険物を取り扱うために必要な国家資格です。
危険物取扱者の資格には「甲種(第1類~第6類全て取り扱い・立ち会いができる)」「乙種(全6種類の中で合格した類の取り扱い・立ち会いができる)」「丙種(乙種第4種類の中の一部のみ取り扱える)」があり、それぞれに扱える危険物が異なります。
人気があるのは危険物全体の80%が取り扱える「乙種第4類(引火性液体:ガソリン・軽油・灯油など)」となっており、受験資格も必要ないのでおすすめです。セルフ式のガソリンスタンドが増えていますがトラブル発生時などに備え危険物取扱者が常駐するため安定した需要が見込めます。
※受験者が多いため合格率が低い傾向にある
難易度が低めでキャリアアップや転職に於いて実用性のある資格を紹介してきました。
費用は掛かりますが資格専門学校や通信講座などを利用すれば独学よりも短期間で取得可能な資格もありますが、基本的にはどれも独学で取得可能なレベルであるため仕事の合間にコツコツ勉強を始め資格取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
MOSでのパソコンスキルやTOEICの英語力は幅広い仕事に活かすことが出来るだけでなく、仕事以外では日常生活にも役に立つので取得して損はありません。
気になる資格があれば試験日程を確認し、計画的にスケジュールを立てて資格取得を目指してみましょう!
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