> > > 高卒と大卒、就職や年収で学歴の差はでるのか

高卒と大卒、就職や年収で学歴の差はでるのか

5183 views

高卒と大卒、社会に出れば学歴なんて関係ないとは言われていますが、本当のところどうなのでしょうか?

就職活動だけでなく、転職するときの履歴書、出世のときの評価基準になることもあります。
高卒と大卒では、この先どのような差や違いが出てくるのでしょうか。

それぞれのメリット・デメリットなどをきちんと頭に入れて、進路決定、就職・転職活動に活かしていくことが大切です。

高卒・大卒の就職事情

厚生労働省が発表した「平成30年3月大学等卒業者の就職状況」によると、平成29年度大卒就職率は98.0%
また、文部科学省が調査した「平成30年3月高等学校卒業者の就職状況」によると、平成29年度の高卒就職率は98.1%となっています。

高卒・大卒ともに就職率だけを比較すると平成29年度はほぼ同数であり、過去の就職率の推移を見ても就職状況に関してはどちらも高水準であることが分かると思います。
『高卒は就職しにくく、大卒は就職しやすい』というのはイメージだけで実際には変わらないため、学歴だけで判断してしまうことは避けるべきです。

しかし、高卒は大卒に比べ就職先が絞られてしまい求人募集自体が少なめであることも頭に入れておく必要があります。
応募条件を”大卒以上”としている場合はもちろん高卒では応募できませんし、仮に応募できたとしても書類選考で落とされてしまう可能性も捨てきれません。

高卒であろうが大卒であろうが意欲・熱意を持って就職活動を進めていく姿勢が大切なのではないでしょうか。

高卒・大卒の転職事情

就職活動の時と同様に応募条件を”大卒以上”としている企業の場合は応募を躊躇してしまい「やっぱり高卒だと‥」と思いがちですが、転職時は学歴よりも経験・スキルが大事です!

就職年齢を比較すると、早い人で高卒は18歳、大卒は22歳から社会人として働き始めます。
その差は4年。大卒よりも社会人経験が長い高卒の経験・スキルを武器に転職を成功させている人も多く居ます。

とは言え、高卒は大卒と比べ転職先の幅を考えると少ないことは確かであるため、幅広い転職先から企業を選べるという面では大卒の方が有利であると認識しておく必要があります。

一流・有名大学出身者であっても経験・スキルが伴っていなければ学歴なんて全く関係ありません。
いずれ転職をしたいと思っているのであれば学歴よりも『経験』『スキル』『実績』を身につけておくことを一番に考えましょう!
また、人間性やコミュニケーション能力を伸ばしておくことも転職に於いて重要なポイントとなってきます。

高卒・大卒のキャリア事情

ここまで、就職事情・転職事情と高卒・大卒との違いについて解説してきましたが、高卒・大卒とで一番差が出やすいのがキャリアです。

初任給

生涯賃金

職種

出世

これらの項目においての高卒・大卒の違いを見ていきましょう。

初任給

高卒:16.2万円
大卒:20.6万円
※参照:厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」

生涯賃金

高卒:2億5160万円
大卒:3億2920万円
※参照:ユースフル労働統計 2018「生涯賃金など生涯に関する指標 」

職種

高卒:一般職
大卒:総合職、専門職(※専門的な知識と学力が必要)

出世

高卒:出世を目指すなら転職を考える必要も?
大卒:一企業で働き続ける場合、上役や経営幹部に就きやすい傾向

初任給に関しては学歴が関係してくる場合が多いですが、生涯賃金は同一企業で働き続けた場合、職種や出世はあくまでも傾向として捉えておきましょう。
年収アップやキャリアアップを目指し転職を成功させた場合では、もちろんこの通りではありません。
高卒・大卒ともに就職した後は自らの努力で道を切り開いていく姿勢一つで状況はいくらでも変わります。

高卒と大卒のメリット・デメリット

最後に高卒・大卒のそれぞれのメリット・デメリットについて挙げていきたいと思います。

高卒のメリット

大学の学費がかからない

いざ通い始めても学費を支払うことができずに中退する人や、奨学金を返済することができず奨学金破産してしまう人は少なくありません。
学びたいことが特に決まっていないのに、就職を有利にするためだけに無理に通う必要はないかもしれません。

早く社会人としての経験を積んでいくことが出来る

勉強するよりも、実務での経験を評価される業界もあります。
就きたい職が決まっている方は、必要な資格や進学が有利なのかなど調べる必要があります。

自分で稼いだお金を自由に使える

若いうちからお金が貯められる

高卒でも高収入で稼げる職種ランキング
高卒でも高年収で働くことができます!稼げる職種と、就職するためのポイントについて解説します!

高卒のデメリット

学歴コンプレックスを持ちやすい

就職してから大学に通い直すというのは、不可能ではありませんがなかなか難しいと思います。
職場や友人間、家族間でコンプレックスを感じてしまう方は、進学を目指した方がいいかもしれません。

大卒に比べ求人が少なく就職先や職種が絞られてしまう

大手企業、専門職では、学歴フィルターがあることもしばしば。
目指す職によっては、進学が必須なこともあります。

大卒よりも給与、生涯賃金が少なくなることも

出世しにくい傾向にあることも

大卒のメリット

就活時は学歴が有利になることも

大学進学は資格取得と似ているところがあります。
4年生大学を卒業したというだけで、選考の場では高卒者より常に一歩リードすることが可能です。

就職までに比較的自由な時間があり、将来についても考えられる

仕事に活かせる知識を学べる機会がある

高卒よりも求人が多く就職先、職種の幅が広い

研究職や、弁護士、教師、公務員など、大学を卒業していないと就職できない業界、出世が制限される業界もあります。

高卒よりも給与、生涯賃金が高い傾向

出だしで4年間の差があるにも関わらず、生涯年収の平均値が大きく異なります。
たくさん稼ぎたいと考えている方は、大学進学した方が、年収の高い仕事に就けるかもしれません。

大卒のデメリット

大学の学費がかかる

目的を持って大学生活を送らないと無駄な時間を過ごすことになる

高卒よりも社会に出るのが遅い

自分の将来を考えたときに何を目的としているのか?何を大切にしたいのか?が重要なポイントとなってくるはずです。
給与や出世にはこだわらず安定した人生を送りたいと思っているのであれば高卒として働くことでも十分満足出来るはずです。

しかし、出来るだけ高い給与をもらい出世したいと思っているのであれば大卒である方が多少は有利になるでしょう。
何度も言うようですが、スタートは異なっても社会に出てしまえば後は本人の努力次第です。高卒は不利、大卒は有利なんてことはありません。

それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、将来の進路に悩んでいる人は自分のこれからについて考えてみてはいかがでしょうか。

大学中退者の最終学歴は”高卒”

学歴は卒業した学校のものになるため、大学中退者の最終学歴は卒業した高校になります。

解説にあった通り、高卒・大卒にはそれぞれメリット・デメリットがあり、自分の将来のためにどちらを選択すべきなのか見極めることが大切なのです。

大学に進学したけれど、このまま通い続けるべきではないと判断したのなら、中退するという選択もありでしょう。

ただ、大学中退を迷っている人は、その後の就職についてきちんと計画しておく必要があります。
一度進学をして、中退して、無計画にニート・フリーター生活を送っていると、その後の就職が不利になってしまいます。

その点を自覚した上で、自分の将来のために決断していきましょう。

大学中退の就職活動で「使ってはいけない」転職サイト
大学中退を経て就職活動をする人は、どのような転職サイトを利用するべきでしょうか?使うべきではないサイト・使うべきサイトについて解説します!

人生は学歴だけじゃない

いかがでしたでしょうか?

最終学歴が高卒・大卒の違いで少なからずその先に影響してくることはあります。
でも、その違いがあなたにとって大きなものなのか?大したことではないのか?感じ方は人それぞれだと思います。

高卒・大卒にもそれぞれメリット・デメリットはあるので学歴だけにとらわれることなく、自分がこれからどのような人生を歩んでいきたいのかを今一度考えてみてはどうでしょうか?

自信を持つこと、努力をすることで学歴以上の大きなチャンスを掴む可能性は誰にでもあります。


高卒におすすめの転職サービス一覧

サイト名 サービス詳細
DYM就職
DYM就職
就職成功率96%の実績と高卒者に強い転職エージェント
学歴に不利な高卒者でもポテンシャルや人柄を重視する企業案件を紹介し、書類選考をスキップして面接まで。強いパイプを活かして優良企業2000社以上から転職者に合った企業をマッチングし就職までサポート。
ジェイック(JAIC)
ジェイック(JAIC)
18歳~29歳までの高卒フリーターの転職に特化
94.3%と入社後企業への定着率が高く、転職者のポテンシャルを重視するホワイト企業が多数。就職支援研修では座学と実践研修で基本的なビジネススキルを習得できます。就業後の継続したサポートもジェイックならでは。
ハタラクティブ
ハタラクティブ
4人に1人が高卒利用者の転職エージェント
10代・20代をメインに学歴に自信のない未経験高卒者の正社員への就職・転職をサポート。企業の採用ポイントを押さえた応募書類のアドバイスと面接対策の評価が高く、高卒フリーターの就職支援実績が豊富なことが特徴。
就職Shop
就職Shop
利用者数10万人以上大手リクルート運営
転職者の将来性やポテンシャルから登録企業数8370社以上の豊富な求人数からマッチング企業を紹介し、応募書類や面接対策、企業とのやり取りを個別サポート。店舗は全て駅チカなので気軽に通えるのもメリット。
type転職エージェント
type転職エージェント
大手からベンチャーまでカバーの実績20年以上の転職エージェント

学歴・職歴不問で登録でき高卒者からの評価も高い。IT系・営業系に強く企業との条件交渉が得意なので年収アップも期待できます。気軽な相談から入社までのフォローが充実しているので転職経験の浅い高卒者も安心。


高卒におすすめ関連記事

高卒でも高収入で稼げる就職先・仕事ランキング
高卒と大卒だと収入に大きな差が出ると言われていますが、高卒でも高年収で稼ぐことができる仕事はあります!その職種と就職するためのポイントを解説しました。
高卒公務員の現実。本当に勝ち組なのか?
いつまでも公務員が安定なんて思っていたら大間違い!その理由は…?
高卒と大卒、就職や年収で学歴の差はでるのか
高卒・大卒、どちらが有利とは一概に言うことはできません。それぞれのメリット・デメリットについてまとめました。
高卒者が転職して年収500万!?
誰だって高年収になりたいものです。高卒者でも高年収になれる「得する転職方法」を特別にお教えします。

 
アクセスランキング
女性が一生食べていける、ゼロから取れる資格は?
1
女性が一生食べていける、ゼロから取れる資格は?
128,058views
転職鉄板ガイドーみんなの仕事実体験と最新情報ー
2
転職鉄板ガイドーみんなの仕事実体験と最新情報ー
47,771views
50歳から始める仕事の探し方・選び方
3
50歳から始める仕事の探し方・選び方
28,913views
【失敗】50代の転職で『やってはいけない転職法』
4
【失敗】50代の転職で『やってはいけない転職法』
28,145views
AI(人工知能)に仕事を奪われる?AI時代を生き抜くためにできること
5
AI(人工知能)に仕事を奪われる?AI時代を生き抜くためにできること
23,167views
高卒でも稼げる!おすすめ職種ランキング
6
高卒でも稼げる!おすすめ職種ランキング
22,786views
電子書籍「中高年の転職必勝法」プレゼントキャンペーン
7
電子書籍「中高年の転職必勝法」プレゼントキャンペーン
22,410views
高卒公務員の現実。本当に勝ち組なのか?
8
高卒公務員の現実。本当に勝ち組なのか?
21,236views
DYM就職ってどうよ?気になる口コミや評判は?!
9
DYM就職ってどうよ?気になる口コミや評判は?!
19,422views
30代おすすめ転職サイトを使ったのに【転職失敗】
10
30代おすすめ転職サイトを使ったのに【転職失敗】
16,211views
ページのトップへ