【作:えりたさん】
営業職というと「ノルマがある」「大変そう」「キツそう」などネガティブなイメージを持つ人が多いのではないですか?
確かに営業職は他職種に比べ離職率が高いとも言われていますが、種類や業界によって離職率にも差があるのです。
一般的な営業職のイメージにある個人を相手としたテレアポや新規開拓のための飛び込み営業、厳しいノルマ‥など精神的にも体力的にもキツい営業職で頑張っている人もたくさんいます。
ここでは、男性営業も女性営業も思わず共感してしまう「営業あるある」を紹介していくとともに、営業職の大変さ・辛さだけでなく営業職のやりがい、営業職として自分に合った働き方なども紹介していきたいと思います。
はじめに、営業職として働いている人はどのくらいいると思いますか?
総務省統計局の労働力調査によると、営業職(販売従事者)は平成30年の調査で864万人いると言われており全体の13%!
職業別では4番目に多い人数です。
参照:総務省統計局『労働力調査(基本集計)平成30年(2018年)平均(速報)結果』
職業別就業者数では事務従事者が1,311万人と最も多い結果となっているため事務職として働く人のあるあるネタも豊富にありそうですが、営業職も負けず劣らず864万人が働いているので「営業あるある」ネタが豊富にあります。
ここからは思わず共感してしまう「営業あるある」を集めてみました。
あなたもどっぷり営業職に浸かっていますか?
ノルマに追われ、上司からプレッシャーをかけられ、ノルマ達成のための責任感を感じ‥顧客の気持ちを全く考えられなくなり暴走しがち。
一方的なマシンガントーク。自分の都合でドンドン進めてしまう。‥結果的に成績ではなくクレームに繋がってしまう。
アポまでの時間、アポの間など疲れた体を休める休憩ポイントを多数知っている。サボっているのではなくあくまでも心と体を休めている。
喫茶店、カフェ、ファミレス、営業車、マンガ喫茶、カラオケだけにとどまらずパチンコ、映画、デート、自宅に一度帰る‥など強者も。
また、サボり先で上司に遭遇してしまうことや他社の営業マンと顔見知りになることもある。
営業先の担当者が男性であることも多く、「女性」「若い」というだけで有利になることも。
自分の方が営業スキルはあるはずなのに‥と、どうすることもできないことにモヤモヤすることがある。
また、男性よりも女性の方が飛び込み営業で警戒されにくい傾向にあるため有利は有利!?
外回り中(サボり中)に上司からの電話に恐怖を感じる。悪いことをしていなくてもソワソワする。
酷いときは時間外、休日、有給休暇でも関係なく顧客や社内から電話が掛かってくる。できることなら出たくない。
トップ営業マンはトーク力、洞察力、人間性などを兼ね備えており、特別イケメンでなくても社内の女性からモテモテということも。
営業ウーマンの場合はトーク力を活かし彼氏GETやコンパのお誘いもあるとか。
自社の商品を良く見せるため、良く感じて貰うために小さな噓をついてしまうことがある。これも全ては会社のため!自分のため!
また、上司に対しても営業成績を小出しにして毎月の営業成績を操作することもある。戦略の一つ。
思ったよりも商談が早く終わってしまったときに、会社に帰るには時間が掛かりすぎる。
ゆっくりできそうなカフェなどちょうど良い場所が周囲にない。
そんな時は電車に乗り続け時間を潰すか、やっと見つけた公園のベンチで佇むしかない。
無駄な時間を過ごすのが地味に辛い。
この仕事が終わったらお気に入りのカフェに行こう!欲しかった洋服を買おう!旅行に行こう、お酒を飲みに行こう‥など、モチベーションを上げるための目的や目標がある。
営業職として働くまでは一人ランチ・ディナーに抵抗があったが、営業職は基本的に一人で飲食することが多いためランチだけでなく、一人焼き肉・一人カラオケ・一人旅行も全く苦ではない。
女性の場合は女性一人では入りにくいとされるラーメン屋・牛丼屋・街の定食屋にも平気で入れるようになる。
営業職は時間厳守が当たり前!移動手段として普段から営業車を利用している人であれば、やむを得ず急がなくてはいけないときもあります。
その普段からの癖でプライベートでも急ぐ必要がないのに急いで運転してしまうことも。
仕事中もプライベートでも安全運転を心掛けましょう。
普段から仕事中の電話を受けるときに社名と名前を名乗っている癖が抜けず、プライベートでも社名+名前を名乗ってしまい笑われる。
この他にも「営業あるある」はたくさんあると思いますが、ここに挙げた中にも「あるある~」「わかる~」と共感できるネタはありましたか?
営業職だけではなくどんな仕事にもメリット・デメリットと感じることがあると思いますが、特にネガティブなイメージを持つ人が多い営業職にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
まずは、デメリット(大変なこと、辛いこと)から見ていきましょう。
デメリット(大変なこと、辛いこと)
次に、メリット(やりがい)はこのようなことが挙げられます。
メリット(やりがい)
営業職はもちろん大変な仕事ですが、企業の顔として大事な役割があり必要とされている職種です。
大変なこと、辛いことがある分、他の職種よりもやりがいを大きく感じられる仕事でもあります。
はじめにお話したように、営業職は他職種に比べ離職率が高いと言われていますが種類や業界によって業務内容が異なり離職率にも違いが見られます。
営業職に興味がある人、これから営業職として働きたいと思っている人は営業職と一括りにするのではなく、それぞれの違いを理解した上で営業職として自分に合った働き方を見つけてみてはいかがでしょうか?
企業に対する営業。BtoB営業とも言う。個人営業よりも大きな契約に繋がる。
個人消費者に対する営業。BtoC営業とも言う。
新規の顧客を開拓する営業。テレアポ、飛び込み営業などが該当する。
取引をしている企業や個人に更なる営業をかけ次の契約に繋げる。ルート営業とも言う。
広告やダイレクトメールの内容に関する問合せを受けたときに行う営業。反響営業とも言う。
個人営業が多く、家やマンションなど高価な商品を扱っているため契約は難しいが年収が高い。
法人営業が中心であり、既存営業もしくは新規営業が多い。海外営業を行っているメーカーもある。離職率は低め。
個人顧客の新規営業が多い。金融業界の中でも証券会社が大変と言われている。離職率は高めだが年収が高い。
顧客は企業や法人、官公庁などが多い。IT全般のスキルが必要な専門性の高い営業。
法人営業が中心であるためシビアであり働き方がハードになることもあるが大きな仕事に携われるためやりがいも大きい。
簡単にですが営業の種類と業界を紹介しました。
一般的に営業職のイメージとして思い浮かぶことの多い「ノルマがある」「飛び込み営業」「テレアポ」などのある不動産業界や金融業界などは離職率が特に高いと言われていますが、マイナビ転職が発表した『職種別モデル年収平均ランキング』では上位にランクインしています。
【2022年版 職種別モデル年収平均ランキング】
参照:マイナビ転職『2022年版 職種別モデル年収平均ランキング』
どんな仕事もラクして稼げるわけではなく、大変なこと苦労があるからこそ高収入に繋がり大きなやりがいもあるのでしょう。
営業職として働く人は多く、企業の顔としてなくてはならない職種の一つです。
求人情報を見てみると、営業職は経験者だけでなく“未経験歓迎”の募集が多く未経験からでも採用されやすいことが特徴です。
学歴・職歴・年齢に不安がある人でも、営業職への意欲や熱意さえあれば転職することができ年収アップも夢ではありません。
具体的に自分に合った働き方や業界が分からないと感じているのであれば転職エージェントを活用してみるのもおすすめです。
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「営業あるある」どうでしたか?
自分と重ねて思わずクスッとしてしまうことはありましたか?
営業職の大変なところや、それぞれの息抜き法、仕事中にこんなことがあった‥など、同じ営業職だからこそ共感でき盛り上がるネタってありますよね。
現在営業職として働いている人は「みんな同じなんだな」と明日からまた仕事を頑張るモチベーションに。
営業職に興味のある人はこのような「あるあるネタ」から表面的には分からない営業職の裏側を覗き見て、今後の転職活動に繋げてみてはいかがですか。