『フリーター=悲惨な末路』とは言わせないための心得

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フリーター末路
フリーターを続けていると、「いつかは無理が来る、将来は悲惨な末路。」なんて言われる記事や世論をよく見かけます。

しかし、今フリーターを続けている若い世代は、イマイチ実感がない人も多いかもしれませんね。

正社員として働いている友達より給料貰ってるし、仕事も朝から晩まであくせく働かなくて済むし、休みも好きな時に取りやすくて、ライブやイベントなど休みやすくて正社員なんてなりたくない!
そんな風に思っている人もきっと少なくないでしょう。

しかし、悲惨な末路というものは実際になってみないと実感なんて沸かないもの。
そして、それに気づいた時には遅いのです。

現実として、フリーターはいつまで続けられる?本当に悲惨な末路を辿る?フリーターの現実を一緒に見ていきましょう。

フリーターを続けていると悲惨な末路を辿るって本当?

「フリーターを続けると悲惨」「正社員になるべき」と言われても、まずはなぜ正社員が良いと言われるのか、なぜフリーターが駄目なのか、それぞれの違いについて理解していないと納得できるものではありませんよね。

フリーターの定義としては、『日本の年齢で15歳~34歳の、正社員の・正職員以外の雇用形態で生計を立てている人のこと』を指します。

まずはフリーターと正社員の違いについて知っていきましょう。

フリーターと正社員の雇用の違い

フリーターは、基本的にパートやアルバイトをして生活をしている人の事を言います。アルバイト・パートは『非正規雇用』、正社員は『正規雇用』と分類されます。

それぞれの違いを表にして比較してみましょう。

正社員 パート・アルバイト
雇用形態 正規雇用 非正規雇用
雇用期間 定めなし。終身雇用 社内規定による更新制
勤務時間 フルタイム(一般的に8時間) シフト制(時短〜6時間など)
給与 月給制で固定給 時給制
福利厚生 社内規定内で適用 月の労働時間による。適用されても限定的な場合が多い

パートやアルバイトは、勤務時間や雇用期間、休日など正社員よりも自由度が高くなるため、他にやりたい事がある人などには働きやすい雇用形態です。

その代わり、雇用や給与、福利厚生などの面では不安定になることがデメリットになります。

フリーターと正社員の昇給について

20代のうちだとまだ体力があり、時給制であるフリーターの方が働いた分だけ給料が貰えるので、初任給は正社員よりも月収が高くなりがちです。

その事から「フリーターの方が楽だし得」と考えてしまう人は多いです。しかし、長い目で見ると実はそうでもないのです。

次に上げるグラフは、厚生労働省による『令和3年賃金構造基本統計調査』を参考に、正社員とフリーターの昇給状況の違いをグラフに置き換えたものです。

正社員とフリーターの昇給の違い

正社員とフリーターの昇給の違い

こちらのグラフを見れば一目瞭然なのですが、正社員は年齢が上がるにつれて給料もしっかり上がっています。対してフリーターはほとんど横ばい、昇給はほとんど見込めず、むしろ40代前半をピークに下がってすらいます。

昇給の他にも、正社員はボーナスが支給されますが、フリーターには基本的にボーナスが支給されないため、20代であっても年収で見れば、正社員よりも貰えているとは限らないことを知っておくべきでしょう。

参照:厚労省『令和3年賃金構造基本統計調査』

フリーターと正社員の社会的信用について

『社会的信用』という面でも、正社員とフリーターでは残念ながら大きな違いがあります。

職業に貴賎なしとはいうものの、正社員は雇用も収入も安定しているのに対し、フリーターは雇用も収入も安定しているとは言えません。

そのため、住宅や車などのローンやクレジットカードの審査が通りにくい賃貸物件の契約も厳しくなるなど、歳を取ってライフステージに変化が出る時期になると、生活のしづらさを実感するようになってきます。

フリーターが必ずしも悲惨な末路を辿るわけではない

とはいえ、すべてのフリーターが悲惨な末路を辿るわけではありません。
フリーターをある程度続けても成功している人は現実にいるわけです。

では、次はどんなタイプがフリーターで成功し、どんなタイプがフリーターにより悲惨な末路を辿るのか見てみましょう。

フリーターを続けても成功するタイプ

いろいろな職場でスキルを磨きたい人

フリーターを続けても成功するタイプ
一つの職場に居るだけでは、身に付けられるスキルに偏りが生じる場合があります。

当然ですが企業によって業態や社風、得意分野などが違うため、同じ業界でも色々な職場で働くことで身につけられるスキルが違っていたりします。

とはいえ、正社員になってしまうと身軽に転職を行うことはなかなか難しくなります。そのために、フリーターとして積極的に色々な職場で幅広くスキルを身に着け、将来に活かすことに成功している人もいます。

起業のために経験を積みたい人

将来自分の店や会社を作りたいと考えている人が、やはり様々な職場を経験するためにフリーターとして働くケースがあります。

一つの職場で働いていると、どうしてもその職場のやり方しか学ぶことはできません。様々な職場を経験することで、経営や快適な職場環境、人材の活かし方や衛生管理などを比較しながら、いいどこ取りしていくことができます。

キャリアプラン的にフリーターのほうが都合がいい人

将来やりたいことや目標のためにはフリーターという身軽な立場の方が都合がいいという場合はあります。

例えば、旅行会社を起こすために世界中を回って経験を積みたい。親の会社を継ぐために、色々な業界や職種を見てみたい。といったケースです。

将来の自分のためのキャリアプランをしっかりと構築し、それに向けて自主的に行動ができる人は、フリーターであっても将来的に成功する人は多いです。

フリーターを続けて悲惨な末路になるタイプ

やりたい事がないからとりあえずフリーターを続けている

やりたい事がないからとりあえずフリーターを続けている
特にやりたい事がなくて、どんな会社・どんな職種で働けばいいのか分からない。就活も面倒くさいからフリーターで働いている。

そんな「将来の目標がない」というタイプは、だらだらとフリーターを続けてしまいがちです。

気づけば就職しづらい年齢になっていて、気づいてから就活を行っても不採用が続き、結局フリーターを続けることしかできない…という状況に陥りかねません。

正社員の『責任』が重くてフリーターを続けている

正社員になるとついて回る『責任』が重すぎて、考えるだけで憂鬱になる。気楽なフリーターが一番いい。若い世代にはそう考える人も多いでしょう。

若い内は親も元気でなんとかなるかもしれませんが、年をとるにつれて親もいつまでも元気で働けるわけではありません。

『責任』から逃げられるような仕事では、フリーターでも時給の高さは見込めないでしょうから、結局生活が立ち行かなくなってしまいます。

正社員よりフリーターの方が稼げると思っている

先にも言いましたが、20代までは正社員と月収は対して変わらないし、なんなら自分のほうが稼げていると悦に入る事もできるかもしれません。

しかし、30代になって気がつくと、正社員の友達との間に大きな収入差ができていて、いきなり焦ってしまうのはよくあること。

30代を過ぎると、未経験職種への就職は困難を極めます。「自分の方が稼げている」と思っているうちに方向転換を決めないと、後々後悔してしまうかもしれませんよ。

【年代別・男女別・学歴別】悲惨な末路をたどらないための対処法

20代フリーター

続けた場合の末路

20代では、まだまだフリーターであることに対する危機感はほとんど無いと思われます。

正社員よりも自由が利くし、体力や気力もあって出勤日も増やせるし、バイト先の掛け持ちなんかもして、正社員よりよっぼど稼げてる!という人も少なくないでしょう。

「いつまでもそうしてられるわけじゃない」「いつまで続けるの」「歳を取ったら続けられない」。そんな自分の意志に反した言葉を言われることも多いでしょうが、20代の内は働けるので、逆に理解できずに反発を覚えてしまいますよね。

けれど、これらもまた実際に経験してきた人の意見です。親や親戚など自分より年上の人は、実際に現実を見てきたから分かることもあります。

20代の内が一番将来に向けての行動が楽な時期。逃すのはもったいない!

将来のための対処法

まずは、将来自分がなりたい姿を思い描いてみてください。お金持ちになりたい。幸せな家庭を持ちたい。働いてみたい仕事がある。なんでも構いません。

そして思い描いた未来の自分は、フリーターで実現可能な夢なのか考えてみましょう。

もしもフリーターで居ることでは実現不可能なのであれば、実現するために必要なのは何か調べましょう。就職する、資格を取る、お金が居るから必要経費を貯めるために働く。どんな職種や業界で働く必要があるのか、またはどんなスキルや知識、経験が必要か。

それが『キャリアプラン』になります。あとは実現に向かって行動するのみです。

30代フリーター

続けた場合の末路

30代のフリーターについて考える前に、こちらのグラフを見てください。このグラフはエン・ジャパンが企業に対して行った『中途採用の採用基準について』の調査です。

引用:エン・ジャパン『中途採用の採用基準について』

中途採用なんて関係ないと思うかもしれませんが、中途採用は社会に出た経験がある人を採用する場です。このグラフは企業が中途で採用した人の年代を示したもので、ピークは20代後半〜30代前半となっています。

社会人経験がある人でさえ、採用ピークは20代後半で後は下がる一方…。

フリーター経験は、就活の場では職歴として見なされない場合が多く、職歴がなければあくまであなたは『未経験』として扱われるでしょう。

30代から就活が難しくなってくるという現実が、これで認識できるのではないでしょうか。

将来のための対処法

正社員を目指すのであれば、まずはできるだけ早めに行動に移すことです。30代からは確実に経験が求められるようになってしまうので、未経験であることのハンデを意識した行動が必要になってきます。

まずは「なぜ30代になるまでフリーターを続けていたのか」「なぜ今になって就活を始めたのか」、これについてポジティブに答えられる理由が必要になります。

「なんとなく」なんて返答は「やる気がない」と取られかねないネガティブな回答なので、絶対にご法度です。

40代フリーター

続けた場合の末路

40代ともなると、転職市場ではジェネラリスト募集の求人が圧倒的に増えてきます。

マネジメント能力が必須となるため、フリーター経験しかない人では、そもそも応募できる求人すらないという状況にもなりかねません。

未経験求人で求められるものは、ポテンシャル・体力などの若い世代にこそあるもの。未経験可の求人を出す企業は、そもそもの話として「若い世代を求めて求人を出している」という意図すらあります。

40代ともなれば、新入社員として働くことになったとしても、先輩や上司が自分より年下である事も多いです。その際に、先輩や上司から「扱いづらい」と思われてしまうことも多く、敬遠されがちです。

将来のための対処法

40代になってしまうと、ポテンシャルや体力で若い世代に勝つことは至難の業です。となれば、武器として目に見えるものが必要となるでしょう。それが資格です。

とはいえ、今更MOSやTOEICなど取っても、若い世代には勝てません。その資格を持っていなければ作業ができないような国家資格レベルでないと、武器としては難しい世代であることを自覚しましょう。

40代で武器になる資格の例
  • ボイラー技士
  • 電気工事士
  • 大型特殊免許
  • 宅地建物取引士
  • 衛生管理者 など

男性フリーター

続けた場合の末路

厚生労働省による『令和3年賃金構造基本統計調査』では、男女別で正社員とフリーターの収入比較もあるので確認してみましょう。下の表は男性のものです。

厚労省『令和3年賃金構造基本統計調査』

参照:厚労省『令和3年賃金構造基本統計調査』

男性の金額を見る限りでは、全体平均の収入とグラフの形状はよく似ています。むしろフリーターの昇給率が平均よりも上がりやすくなっているのが気になる点ではあるでしょうか。

とはいえ、やはり正社員に比べて大きな昇給率ではありません。最近では家計を支えるのが必ずしも男性とは言えなくなっているとはいえ、日本ではまだまだ男性が家庭を持ち、養い手として働くのが一般的です。

そう考えるとフリーターでは家計を支えるのは難しく、結婚に踏み切れないという現実に直面することになりそうです。

将来のための対処法

上記の表では50代までしか掲載していませんが、実際の厚労省の調査結果では、70代まで掲載されています。その結果によると、男性の場合、正社員の給与額は50代後半に向けて上がり続け、60代で約35万円まで一気に下がります。
対して非正規雇用(フリーター)の金額は、60代で35,000円ほど上がります。

これは恐らく、定年退職や早期退職などで正社員の割合が減るかわりに、再雇用や第二の人生への転換などで、非正規雇用で働く人が増えるためではないかと思われます。

この表で見ていても、男性の場合は正規雇用とフリーターで大変大きな収入の開きがあります。こうして金額の差として目の当たりにしてしまうと、余程の理由がない限りはフリーターで居ることに虚しさを感じてしまいそうです。

まだ正社員とフリーターの収入に開きがない20代のうちに、しっかりとライフプランとキャリアパスを形成しておくことで、効率的にキャリアップして行くことができるでしょう。

女性フリーター

続けた場合の末路

続けた場合の末路

参照:厚労省『令和3年賃金構造基本統計調査』

女性の場合は、正社員とフリーターとの給与差については男性ほどの開きはありません。

これは結婚や出産、育児というライフイベントで、仕事を続ける、昇進するなどのキャリア形成がしづらいことが関係していると思われます。

とはいえ、フリーターに関しても男性以上に昇給率が低く、ほぼ横ばいになっています。結婚することが人生の中で必須事項ではない、女性が家庭に入るのが常識ではないという風潮になりつつある現代。しかし、まだまだ女性が働きやすい環境になったとは言い難い現実があります。

働き続けたい、自分でしっかり稼いで生活していきたいと考える女性こそ、キャリア形成をしっかりしておかないと、後々お金に苦労する未来になりかねません。

将来のための対処法

現在の日本においては、まだまだ女性のキャリア形成は難しいのが現実です。とはいえ、少しずつでもバリキャリだけでなく、ワーキングママ向けの就職支援サイトは増えてきています。

また、働き方改革も進められており、時短制度も実際に運用される会社は増えています。

女性が活躍しやすい業界を選んで挑戦してみるとか、出産・育児休暇が実際に運用されている企業を探してみるなど、女性のキャリア形成に積極的かつ寛容な職場や業界を探してみるといいでしょう。

高卒フリーター

続けた場合の末路

厚生労働省による、学歴・性別・雇用形態別年収の関係を調査したグラフを見てみましょう。

高卒フリーター

参照:厚生労働省『正社員?フリーター?何が違うの?』

正社員とフリーターの年収差は、年齢による収入差のグラフ形状と対し違いはありません。グラフを確認する限りでは、高卒で正社員になれば、40代で男性なら450万円、女性なら300万円まで年収アップすることが可能です。

しかし、フリーターのままでいると、40代で男性は150万円、女性に至っては100万円の年収しか稼ぐことはできません。

これでは生活もかなり切り詰めなけでばいけなくなりますし、結婚なんて夢のまた夢…となってしまいます。

将来のための対処法

高卒でも経験とスキルがあれば、将来的にキャリアアップ転職で年収を上げることは可能です。しかし、フリーターの経験は、就活の際に職歴ともスキルも見なされない場合が多いです。

残念ながら、高卒という学歴は、就活において遅くなればなるほどデメリットになりかねません。

高校を卒業してすぐの就活であれば、高卒という学歴は気にしない企業も多いので、高卒の方こそフリーターではなくしっかりと就活しておく事をおすすめします。

大卒フリーター

続けた場合の末路

厚生労働省のグラフを引用して説明します。

大卒フリーター

参照:厚生労働省『正社員?フリーター?何が違うの?』

大卒では、40代で男性なら600万円以上、女性なら450万円ほどの年収をのぞめます。

対してフリーターでは、男性はピーク時の40代でも200万円に届かず、女性はほぼ横ばいで100万円ほどしか稼げません。

女性のフリーターに至っては、高卒フリーターとほとんど変わらない年収となっており、せっかく大学までいって高卒者と変わらない年収とあっては、学歴がもったいないとしか言えません。

正社員との年収差があまりに大きく、学費も学校に通った年数ももったいなさすぎますね…。

将来のための対処法

大卒は20代までなら、既卒や第二新卒と並んでなんとか就活で戦うことができます。

30代以降になってしまうと、さすがにフリーター経験だけでは職歴やスキルとして見なされなくなってしまうため、就活にも工夫が必要になります。

フリーターの間に実用性のある資格を取るとか、起業やフリーランスの夢があるならそのための知識やスキルを磨いておくとか、30代までならなんとか軌道修正は可能なので、できるだけ早いうちにキャリアプランを立てて動き出すことをおすすめします。

フリーターが将来のために取っておくといい資格

「資格で箔をつける」なんてアオリ文句はよく聞きますが、実際のところ資格なら何でも良いとは言えません。

今どきMOSやTOEICあたりだと、大学生が就活のために取得しておく資格としてあまりにも有名です。MOSやTOEICを持っている新卒や中途採用と比べてしまうと、それらを持っていても長年フリーターをやっていた立場では、就活の場で勝つのは正直に言って難しいです。

そこでおすすめするのは、受験資格に条件がなく、誰でも受験可能な国家資格福祉・介護などの資格です。

国家資格は合格するのが難しくはなりますが、その分持っている事で泊が付きます。また、業務独占資格は資格を持っていないと該当の業務を行えないので、とても重宝されます。

フリーターにおすすめの資格一覧

宅地建物取引士 不動産取引を行う現場では、事業所の規模によって一定の人数を常駐させる事が定められています。不動産契約を行う事業所では重宝されます。
登録販売者 薬剤師不足を補うために作られた資格です。薬剤師資格を持っていなくても、一般医薬品の販売をすることができます。
ボイラー技士 マンションやビルなどで空調設備管理ができる資格です。この資格を持っていないと、ボイラーを取り扱うことが禁じられています。
電気工事士 電気工事の現場では。この資格を持っていないと作業することができません。
大型特殊免許および作業免許 クレーン車、ブルドーザー、フォークリフトなどの特殊大型車両を操作できる免許です。大型特殊免許は公道を走らせるだけの免許なので、それに加えて該当車両の作業免許を取得することで、現場作業を行うこともでき、重宝されます。
衛生管理者 職場の衛生・安全・健康管理を行うために必要な資格です。事業所の規模によって、一定人数の常駐が定められています。
介護初任者研修 介護業界の初歩資格であり、国家資格である介護福祉士を取得するための足がかりになります。介護業界は常に人手不足であり、資格を持っているとやる気があると評価される場合も多いので、まずは取っておくといいでしょう。
働きながら資格取得ができる支援制度あり◎未経験でも就業可能な求人が多いのもポイント!事前に職場の見学もでき、雰囲気を知ることができるので安心して仕事を探せます。

フリーターが正社員を目指すなら

フリーターが正社員を目指そうと決意した際に、多くの人は就活ってどうすればいいんだろう?と悩んでしまうのではないかと思います。

アルバイトやパートの面接に行った経験はあるけれど、正社員として就活するのは初めてという人も多いでしょう。

サポートしてくれる就活サービスを利用してほしい

アルバイト求人を探す時に、「求人サイト」を見るという人は多いかもしれませんね。ただ、それで慣れているからと、就活でも正社員用求人サイトを利用しようとするかもしれませんが、できればこれは避けたほうがいいです。

求人サイトは就活のサポートがなく、すべて1人でやらなければなりません。就活においては求人探し・履歴書と自己PR書類(エントリーシート)作成・面接対策・条件交渉などすべてを自分で行わなければなりません。更に就活ではいかに自己分析できているかも大きく関わります。

ただでさえ就活に慣れていないフリーターでは、自己分析が浅く書類選考すら通るのは難しいでしょう。「求人サイト」ではなく、「就職支援サービス」を利用してください。

就職支援サービスは無料であるところのほうが多いので、個別に担当がついてサポートしてくれるところを利用してほしいです。

フリーターにおすすめの就職支援サービス

ハローワーク

各自治体が運営するサービスです。以前は対面のみのサービスでしたが、昨今ではオンライン上でも求人検索・求人紹介が可能です。

また対面サービスでは、キャリア相談や応募書類添削、面接対策なども受け付けているので、積極的に利用していきましょう。

各自治体が運営しているため、求人は地元の中小企業求人が多いです。地元で働きたい人は、ハローワークがおすすめです。

就職エージェント

「就職サイト」と違い、「就職エージェント」では個別にキャリアアドバイザーが付き、キャリア相談〜条件交渉、就職後のアフターフォローまで、就活の全行程を手厚くサポートしてくれます。

対面相談もできますし、電話・メール・LINEなどでも相談可能です。(エージェントによってサービスに違いがあります)

就職エージェントには様々な種類があり、全職種を取り扱う『総合型就職エージェント』、特定の職種や業界を専門的に取り扱う『特化型就職エージェント』、都市部に強いエージェントや、地方求人に強いエージェントなど様々なので、あなたが求める求人に合ったサービスを探してみてください。

職業訓練

各自治体から民間のものまで運営元は様々ですが、営業やIT・WEB系、エンジニア系など特定の職種のスキルを学ぶことができる職業訓練があります。形式も学校やセミナーなど様々で、運営元によっても無料・有料があります。

多くのところがカリキュラム全履修後に就職先を紹介してくれるところも多いので、スキルを身に着けた上で就職もできるとあり、かなりおすすめです。

やりたい事がないフリーターの末路は悲惨になりやすい

フリーターの末路は悲惨と言われてはいても、悲惨な末路を回避するフリーターだってもちろんいます。しかし、そういう人たちはいつまでもフリーターという立場に甘んじて終わるのではなく、自分なりの理由があってフリーターをやっているという人が多いのです。

仕事も成功も、待っていたって向こうから寄ってくるわけはありません。自分から行動してようやく得られるものです。もしもあなたに甘えがあるのだとしたら、自分のそういう部分としっかり向き合い、本当にこのままでいいのか問いかけてみてください。

使い古された言葉ではありますが、あなたを変えられるのは、実際にあなたしかいないのです。


フリーターにおすすめの転職サービス一覧

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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷