【専門家監修】フリーター最高!あえてフリーター生活を選ぶ生き方
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「フリーターなんてせずに早く正社員になって働け!」
「正社員からフリーターになる?もったいない…。」
と、世間ではフリーターへの風当たりは強く、正社員を目指すことが当たり前のような風潮があります。
しかし、正社員ではなく「敢えてフリーター生活を目指す」こんな道もあってもいいのではないでしょうか?
”今”を楽しんで生きるならフリーターほど楽なものはありません。
この記事ではフリーターが正社員より楽しい理由から、年代別にフリーター生活のその後まで紹介しています。「フリーター生活をもっと最高なものにしたい!」と言う方は是非読んでみて下さいね。
この記事の監修者:渡部幸さん
- 合同会社アクトクリア(アクトクリア)代表
- キャリアコンサルタント(国家資格)
- 産業カウンセラー
- 全米NLP協会認定NLP(神経言語プログラミング)トレーナー
- NLPプロフェッショナルコーチ
プロフィール
接客販売、商品開発、営業統括の仕事に携わった後、人材開発マネージャーとして人事制度再構築、採用、全社の能力開発体系構築を行う。5割の早期離職率を2割に引き下げた。
もっと悩んでいる人の役に立ちたいという思いが強くなり起業。産業カウンセラー、キャリアコンサルタント、心理学等の手法を身に付け、現場経験や、マネジメント手法を活かし採用支援、企業研修、コーチング、大学、などで6万人以上をサポートしてきた。
離婚、再婚、不妊治療、介護、といった人生の出来事も経ながら仕事を続けてきた自身の体験をぜひ役立ててほしいという思いでイキイキとやりがいを持って働く人を増やし続けたいと活動している。
あえてフリーターを選ぶ人多数!フリーター生活を選ぶ理由
高校や大学を卒業後、一度は新卒採用で正社員として働いてみたものの今はフリーター。
もしくは学校を卒業後すぐにフリーターをしているという人もたくさんいます。
フリーターを選ぶ理由は人それぞれ。
その中でもフリーターを続ける理由として多いものを集めてみました。
やりたい仕事が見つからない
第一に学校卒業時にやりたいことが見つからないという人も多いようです。
なんとなく大学には行ったけれど自分の目標や楽しいと思える仕事が見つけられずにいるという人や、一度就職した後に自分には向いていないと感じてしまう人もいます。
やりたいと思っていた仕事が思った仕事とは違ったという場合にも、次のやりたいことが見つからず、フリーターになるというパターンもあります。
正社員の仕事がきつい
正社員として新卒採用で就職したけれど、残業が多い、仕事の内容がキツイ、上司や同僚との人間関係が上手くいかないなど様々な理由で正社員を退職してフリーターになる人もいます。
この場合は正社員として働くことに不安を感じてしまうということも、フリーターを続ける理由になっているのかもしれません。
夢や将来の仕事のため
将来やりたいことがあってお金を貯めるためや自分の趣味などで夢をかなえたいという人もフリーターを選んでいる場合があります。
将来的には自分の店を持ちたいなど目標をもって頑張っているフリーターの人も多くいます。
就職活動に失敗した
学生時代の就職活動が上手くいかず、そのまま卒業してしまいフリーターになったという人もいます。
卒業後正社員としての就職を見つけるのが難しく、結局フリーターとして働いているという場合もあるようです。
なんとなく
特に理由もなくフリーターをしているという人もいます。
今の生活で十分満足しているフリーターの人も多いのです。
フリーターの生活は最高らしい…!?
以前の世の中では、「フリーター = 働きたいけど働けない人」というイメージが強くありましたが、最近では必ずしもそうと言えないようです。
フリーター生活を謳歌している人、正社員として働くことを嫌い、あえてフリーターという働き方を選んでいる人もたくさんいます。
いつまで社畜を続けますか?
「社畜」こんな言葉が世間では流行っていますが、「会社の家畜」といった意味をもつ造語(俗語)で、働いている企業で奴隷のように働かせている状態のことを言います。
同じような言葉で「会社人間」「企業戦士」などがありますが、それよりももっとネガティブなイメージの「社畜」。
会社のためにプライベートを犠牲にして汗水流して働いて、サービス残業や休日出勤…嫌な言葉ですがまさに「社畜」といっても過言ではありません。
ブラック企業で働き過労死してしまった悲しい事件が後を絶ちません。
政府は働き方改革を打ち出し、労働者の職場環境の改善を目標にしていますがなかなか進んでいるようには感じないというのが現状です。
大学で一生懸命就職活動をして念願の大手企業に入社したものの、毎日仕事でクタクタになりプライベートも充実しない、正社員のメリットである将来安泰という言葉を信じてあと何十年身体を無理して働き続けなければいけないのか…と思っている人も多いのではないでしょうか。
そうすると、正社員のメリットってあるの?という気持ちにもなるかもしれません。次項では、正社員になることのメリットとデメリットを比較していきたいと思います。
正社員のメリット
安定性が大きい
正社員になれば長期雇用となりますので、基本的には定年まで職を失うことがありません。
有給休暇という制度がありますので、体調不良で長期休暇を取ったとしても、他の月と同じ給料が保証されています。
給料・福利厚生が安定
毎月安定した給料、ボーナス、退職金、福利厚生といった金銭的な面が安定しています。
フリーターですと、手取りから国民健康保険料、住民税などを支払わなければなりませんが、社会保険完備の企業であればその半額を負担した上で手取りとして受け取る前に処理してくれます。
世間体がいい
なんといってもこれ。「フリーターです」というよりは「正社員です」といった方がウケがいいということがあります。
世間体など気にしないという姿勢を取っていても、結婚相手を探す場になるとそれもなかなか難しくなってしまいます。
正社員で働くメリット
- 安定性が大きい
- 給料・福利厚生が安定
- 世間体がいい
正社員は世間の信頼も厚く、安定している
正社員のデメリット
将来の不安がゼロではない
正社員が一生安泰だなんて過去の産物。今や大手企業ですら経営難に陥るリスクが高いため、正社員といえどもいつ仕事がなくなるか…という不安がつきものです。
しかし、正社員として働いた経験が武器となり、再就職は容易でしょう。
自由がない
やっぱり1番のデメリットは自由度でしょうか。仕事に対しての責任が大きく、仕事量も多い正社員は、休みの日も仕事のことを考え、休みも取りにくい。ましてや有休申請もしにくいという企業もよく聞きます。
企業に合わせて生活スタイルを決めなければいけないというのは自由度が低く、自分の時間を持ちたい方にとってはデメリットでしょう。
転勤や異動も多い企業ですと、結婚も遠のき、マイホームをもつことも難しい場合がありますね。正社員としてローンの通過率が高いのに、転勤や移動のためマイホームが購入しにくいなんて本末転倒です。
正社員で働くデメリット
- 将来の不安がゼロではない
- フリーターとの給料の差が少ない
- 自由がない
正社員は自由がなく、自分の時間が持ちづらい
フリーターのメリット
プライベートが充実している
基本的にフリーターは責任が少なく、正社員に比べると業務量も少ないケースが多く、労働時間や勤務日数を自分で希望することが可能です。
求人によっては「週〇日、〇時間から」と記載されているものもありますが、それさえクリアすれば自由にシフトを決めることができる場合もあります。
希望すれば、フル勤務することも可能なので、「来月は金銭的に厳しいな」と思う月はシフトを多く入れ、「旅行の予定を入れたいな」と思う月は逆にシフトを少なくすることができるのはフリーターのメリット。
全て自由自在にOKというわけではありませんが、休みすら取りにくい正社員に比べるとプライベートはかなり充実することができます。
「仕事に縛られず自由に行きたい!」という方にはフリーターという働き方は最大のメリットでしょう。
残業が少ない
フリーターは業務時間が定められていますので、基本的に残業することは少ないです。
ただし、引き継ぎや突発的な事態があって残業することはありますが。
規定時間をオーバーして残業(延長)した場合はタイムカード通り給料が発生しますので、残業をしても損になりません。
フリーターになれば残業自慢、残業換算をしなくてもOKです。
好きな仕事ができる
フリーターは正社員に比べて、比較的気軽に退職することができます。
仕事ができて人材不足の場合は引き止められるケースがありますが、気軽に退職できるという点で、やりたかった仕事や好きな仕事にチャレンジし続けることができるということがメリット。
仕事は実際の現場で働いてみないと向き・不向きは分かりませんので自分に合った仕事を見つけるまでフリーターとしてチャレンジすることができますね。
今はどこも人材不足なのでもし「フリーターから正社員になりたい」と思ったとき、いざとなれば再就職も可能なので安心している方も多いようです。
副業ができる
正社員では社内規定で「副業禁止」と定められているところも多くありますが、フリーターにはそのような制限などありません。
副業、アルバイトの掛け持ちをして収入を増やしている方も多くいらっしゃいますし、日中は給料のいいA会社で働いて、夜間は勉強も兼ねてB会社で働くといった働き方もできますね。
また、今流行りの在宅ワーク・クラウドソーシングもフリーターだったらOK。仕事から帰ってプライベートの時間をライターやデザイン、IT関連の在宅ワークをして+αの収入を得るということも可能です。
節約術を学べる
少し金銭的に余裕があると貯金もせずに散財してしまう、部下を連れて飲み会に、取引先との交流と日々の出費が多いというように正社員として生活をしていると何かとお金を使ってしまいがち。
フリーターの方は正社員に比べると給料面では劣りますが出費は少なくなる傾向があります。
また、収入が少ないために、毎日の生活の中で節約をしようと努力されている方が多くいらっしゃいます。
収入が少なく、毎月の収入も一定しないことで節約への気持ちが強くなるのでしょう。
フリーターで働くメリット
- プライベートが充実している
- 残業が少ない
- 好きな仕事ができる
- 副業ができる
- 節約術を学べる
フリーターは仕事に縛られず、自由に生活できる
フリーターのデメリット
将来の不安
正社員のデメリットでも述べましたが、フリーターの方が将来的には不安定なのは事実、やはり長期雇用が前提ではありませんので、会社都合でシフトの日数が少なくなることも。
給料は働いた分を支給という形になりますので、月によっては収入が少なくなることもあり、常に一定の給料が支給されるわけではありません。
かなり計画的に生活することが求められますね。
ただし、フリーターでもフル勤務や固定給といった場合がありますので一律ではありません。
(会社によって)社会保険に入れないこともある
フリーター・アルバイトは勤務時間や勤務日数など加入条件を満たしていることで正社員と同じように社会保険に加入できますが、企業によってフリーター・アルバイトは社会保険が認められないケースが少なくありません。
社会保険は、「健康保険」「雇用保険」「労災保険」「厚生年金保険」とありますが、入れないと国民年金・国民健康保険を毎月自分で全額負担しなければいけませんし、雇用保険や労災保険は将来的なことを考えると入らないことは不安の種です。
大きなデメリットに感じますが、求人情報では社会保険について説明されている場合がほとんどですので、働こうと思っている会社へ社会保険の加入について確認が必要ですね。
結婚に不利?!結婚問題が不安
正社員に比べてフリーターは既婚率が低いというデータがあります。
これは安定性がない、将来への不安があるなどフリーターを結婚相手に選ぶ人が少ないということですよね。
フリーターの方が正社員を目指す理由として多いのが、「結婚をすることになった」「子供ができた」ですが、正社員の方がフリーターを目指す場合はどうでしょうか。
もしあなたが男性の場合、やはり結婚を決めた女性がいる場合は収入も福利厚生もしっかりしている安定した正社員という肩書きがある方が有利でしょう。
しかし、こればっかりは女性や女性の両親次第といったところなので、心に決めた方がいる場合は要相談ですね。
ローンが組めない
個人差はあるものの、フリーターはローンが組みづらいという現状があります。
車を買いたい、高価なバッグが欲しいなど様々な理由からローンを組みたいという場合があるでしょう。しかし、ローン審査は厳しく多く組めても100万円前後が上限の場合が多いようです。条件によってはローン審査に通らないということも多いのがフリーターのデメリットと言えます。
クレジットカードが作れない
ローンと同様、フリーターはクレジットカード審査にも通りづらい現状があります。
最近ではフリーターや主婦など年収が低い人でも作りやすいクレジットカードも増えてきていますが、信販系のクレジットカードは審査が厳しく、ある程度の信頼、安定した収入がないと審査に通りづらいと言われてます。
賃貸審査に通りづらい
賃貸審査に通らないということはありませんが、正社員に比べると条件なども限られてくる面が多くあります。
賃貸探しの場合は、収入の3分の1以下で、フリーターでも審査が通りやすい物件を探していることを管理会社に伝えましょう。
消費者金融から借金地獄になる恐れも
消費者金融ではフリーターなど安定した収入が無くても身分証明証があればお金を借りられるところも多くあります。
そのため、仕事が見つからない間のつなぎや、少しお金が足りないといった場合に少しずつと思って消費者金融から借り入れをしていると、気づけば返済が難しいほどの借金地獄に陥っていたということも少なくないようです。
フリーターでも自分の収入、支出の管理はしっかりとしておかなければなりませんね。
フリーターで働くデメリット
- 将来の不安
- (会社によって)社会保険に入れないこともある
- 結婚に不利?!結婚問題が不安
- ローンが組めない
- クレジットカードが作れない
- 賃貸審査に通りづらい
- 消費者金融から借金地獄になる恐れも
フリーターは、社会的信頼が薄く生活が苦しくなることも…
フリーター生活を「なんとなく」続けないようにしましょう
今まで見てきたように、正社員の働き方、フリーターの働き方、それぞれにメリット・デメリットがあります。初めてフリーターの生活をしようという場合は特に、両方をよく比較し、どちらを選ぶか考えてみましょう。
特に、「なんとなく」や「やりたい仕事が見つからない」「就職活動に失敗した」という人は、できれば目的をもってフリーターの仕事をすることをおすすめします。
・この仕事が自分に合っていて楽しいかどうかを知りたい
・仕事でやりがいを感じて働くという体験をしてみたい
・まずは好きなことで仕事をしてスキルをつけたい
などでよいと思います。何か得たいこと、興味を持っていることを自分の中で明確にしてやってみると将来にもつながっていくはずです。
フリーター生活が楽しくなるおすすめバイト10選
フリーターを続けようと考えるならやっぱり楽しいバイト先で充実した気持ちで働きたいですよね。人気の職種10選まとめました。
飲食店
飲食店は比較的時間の融通が利くところも多いです。幅広い年齢層の人が働いているので年代を問わずに働けるというのも飲食店のメリット。
店によってはまかないが出たり、深夜営業のお店では高時給が期待できるといったメリットもあります。
食べることが好きな人にはきっと楽しく仕事ができるはずです。
アミューズメントスタッフ
ゲームセンターなどでの接客スタッフの仕事です。比較的若い層の人が多い印象なので職場での雰囲気も賑やかになりそうですね。ゲームセンターなど賑やかな場所が好きで、人を楽しませることが好きな人向きです。
イベントスタッフ
コンサート会場や各種イベント会場での警備や販売スタッフの仕事です。毎日仕事があるとは限りませんが、その分自分の自由な時間も多いのがこの仕事のメリットと言えそうです。
毎日仕事がない代わりに、1日の勤務時間が長いことも多いので毎日働くよりも多く稼げるという場合もあります。
コンビニ店員
コンビニでの品出し、レジ、清掃など全般を行います。24時間営業で、深夜勤務なら高時給も期待できます。
また、決められた時間で様々な仕事をこなしていかなければならないため物事を効率よく進めていく力も身についていきます。自分の好きな時間帯を選んで働くことができるのもメリットの一つです。
アパレルスタッフ
洋服選びのお手伝いをしたり、コーディネートを提案したりとファッション好きな人には最も楽しい仕事と言えるアパレルスタッフ。
店頭のマネキンに着せるコーディネートを考えたり、店内のディスプレイを任されることもあります。人と接することが好きな人、おしゃれ好きな人にとっては天職と言えますよね。
工場、倉庫作業
工場や倉庫内で商品の袋詰めやシール貼、仕分け、流れ作業などをする仕事です。人とのコミュニケーションは苦手、黙々と作業をするのが好きな人におすすめです。
塾講師
子どもたちに勉強を教える塾での講師の仕事です。ある程度の学歴が必要とされる場合も多く、自分の学力を活かして働きたいという人にはおすすめです。子どもたちの成長や、受験に合格した時などやりがいを感じられることも多い仕事です。
事務
企業などでの事務の仕事です。パソコンを使っての作業から企業によっては来客、電話対応などを任されることもあります。
パソコンのスキルが身につくと同時に、来客対応などでコミュニケーション力も身に着けることができスキルアップも期待できます。
ホテルスタッフ
ホテルのフロントスタッフや清掃スタッフなどの仕事があります。様々な客層が訪れるホテルならではの接客法や、外国のお客様への対応も身に着けることができます。フロントスタッフはコミュニケーションをとるのが好きな人にはいいでしょう。
清掃スタッフは責任をもって効率よく仕事を進めていくことが求められるため、要領よく物事を進める力が養われます。お客様の喜ぶ顔を見ると頑張ろうと思えますよね。
レジャーランドスタッフ
遊園地などレジャー施設での仕事です。アトラクション案内や、清掃、販売など様々な職種があります。
基本的に人とのコミュニケーションが求められる場面が多く、賑やかで楽しい場所が好きな人におすすめです。人の喜ぶ顔を見ると自分も嬉しくなりますよね。
生活費の内訳は?フリーターでも一人暮らしはできる
給料が安定していないとは言え、必ずしもフリーターは一人暮らしできないという訳ではありません。
手取りの1/3の金額の家賃が相場と言われています。
<月15万円の場合>
家賃:約50,000円
光熱費:約7,000円
水道代:約3,000円
食費:約20,000円
携帯代:約10,000円
雑費、日用品:約20,000円
交際費:約20,000円
合計:約130,000円
フリーターの魅力としては、何と言っても自由であること!
実家暮らしだと、どうしても自分の時間やスペースだけではなくなってしまうので、諸々制限されてしまう事も多々。
時間も場所も、何もかも本当の自分だけの自由を手に入れたい人には一人暮らしは最適でしょう。
しかし注意としては、一人暮らしをする場合、決して余裕がある訳ではないので、実家暮らしを続行できる人は実家にいてもいいかもしれないですね。
やはり実家暮らしと一人暮らしでは、固定支出の金額も異なってきますし、貯金額にも大きく影響してきます。
これはフリーターに限らず、正社員でも言える話なので、フリーターだからと言って一人暮らしは不可能という事ではないのです。
一人暮らしを始める際は、貯金や準備費用に余裕のある状態で実家を出ましょう!
フリーターは稼げる限界があるって本当?
フリーターの多くは年収が200万円台、もしくはそれ以下という場合も多いようです。
月給で働き、ボーナスもある正社員に比べてフリーターは時給制がほとんど。ボーナスも望めません。そのため、正社員に比べると年収が低く、昇給も望めない場合が多くあり稼げる金額には限界があると考えられます。
地域や働く時間などによって差はありますが、職種によっての年収の違いを調べてみました。
300万円台
年収300万円を稼ぐとなると、1日8時間働くと考えて時給1500円以上はほしいところです。主な職種としては、データ入力や一部の販売スタッフ、飲食店、コールスタッフなどがあります。時給1500円以下でも長時間働けば年収300万円台は稼ぐことができそうです。
400万円台
400万円台になると時給2000円以上の仕事を探す必要があります。例としては小中学生対象の塾講師や家庭教師、イベントスタッフなどがあります。看護師など資格を持っていると出来る仕事もありますが、誰でも簡単に出来る仕事というのはなかなかありませんね。
500万円台
フリーターで500万円以上稼ぐというのはかなり至難の業ですが、頑張りによっては年収500万円を超える仕事も存在します。例を挙げると、スカウトマンやキャバクラ、医学部生専門の家庭教師や、パーソナルトレーナーなどがそれにあたります。
しかし、限られた能力のある人や頑張り、勤務時間が長くなる、歩合制など様々な条件があります。やはり、フリーターで500万円を稼ぐのは難しいというのが現状です。
世間体が気になる?フリーターは惨めに感じる
フリーター=世間体が悪いというイメージから、本当は社畜から抜け出したいのにフリーターとしての生活を選ぶことができないという方多いですよね。
恋人や結婚相手に「仕事を辞めてフリーターになりたいんだけど…」と相談をすると半数以上は反対されるでしょう。
フリーターというと安定性がない、将来が不安など周りの親や親せきなどから心配されることも多くなります。
社会的な信頼もなく、周りからの目も気になるなど親世代からすると心配になることも多いようです。親に心配されてばかりだと、自分もしんどくなってきますし、プレッシャーも感じますよね。
しかし、筆者の個人的な意見としては「もしフリーターになった場合は私が頑張って働くから、好きな仕事してちょうだい」です。主人にも常々言っていることですが…
「正社員として毎日クタクタで過労死や自殺を考え、鬱になって身体を壊すくらいなら退職したらいい!」のです。
正社員という安定や肩書きではなく、「一人の人間として一緒にいたい」「自分の命を大事にしてほしい」と思うのであれば、お互いに努力すれば生活できるわけなのでフリーターでも構わないのです。
ただし、世の中にはやはり高収入、肩書きを重要視する方が結構多いことも忘れないでくださいね!
正社員からフリーター転換へのタイミング
正社員を辞めてフリーターになる決心をしたら、次は辞めるタイミングを考えなければいけません。
1年は頑張ろう
退職後、次の就職先が見つかるまで失業保険を給付するには、条件を整えなければいけません。決まっている方は問題ありませんよ。
失業保険は、「直近の給料6カ月の50~80%」が支給されるので生活への不安なく安心できる保険として必ず支給申請しましょう。失業保険を貰える条件の中に「離職日以前の2年間に被保険者期間が12カ月以上ある」がありますので、できれば1年は頑張りましょう。
失業保険の算定基礎期間が通算されるケースもあります。例えば、離職日から次の就職まで1年以内(空白期間が1年以内)ということが条件の1つとなります。
ボーナスは満額ゲットしよう
ボーナス支給月は基本的に夏(7月)・冬(12月)で、一般的に冬のボーナスの方が支給額が大きいので、必ず冬のボーナスはゲットして辞めるのがおすすめ。
気を付けなければいけないのがボーナス査定の時期。ボーナス査定の前に退職の意向を伝えると減額のリスクがありますよ!
退職金
退職金は勤続年数によって金額が異なり、長ければ長いほど支給額が増額されていきます。また、就業規則には退職金の規定が記載されていますので、必ずチェックをして退職金の金額が増える時期を知り退職しましょう。
あと1カ月我慢すれば退職金が増額された、と後悔するケースもありますので退職申請する前の確認が必要です。
フリーターは生活保護を受けられるの?
フリーター生活を楽しんでいる方の中には、いざとなったら生活保護で食いつないでいけばいいと考えている方がいます。
では、フリーターの方は生活保護を受けられるのでしょうか?
結論から言うと、フリーターの方は生活保護を受けることができません。厚生労働省は、生活保護の要件として、資産の活用、扶養義務者の活用、能力の活用を定めています。
つまり生活保護とは、預金や土地などの資産を活用し、親族からの援助を受けることもできず、病気などが原因で働く能力もないと判断されて初めて受給できる保護金なのです。
フリーターの方は、アルバイトとはいえ働いていますので働く能力があると判断されます。これは、ニートになっても同様です。ニートも働く能力を欠いているとは言えません。生活保護の不正受給が問題となっているため、年々受給の審査が厳しくなっているのが現状です。
実話!フリーター生活の末路と現実
30代フリーター
40代フリーター
50代フリーター
ホームレス、生活保護受給も考えられる
【まとめ】フリーターは楽しく生活できる
正社員にならなくてはいけない・正社員で働き続けなければいけないという正社員神話はもう古い時代になっています。
プライベートの充実、ライフワークを大切に!
このように自分自身を大切にして生活するのが、新しいトレンドへと移り変わっていっています。
このまま社畜として身体を壊して働き続けますか?
フリーターとして自分を大切にしながらライフワークバランスを大切にして過ごしますか?
フリーターをしていて「やっぱり安定した正社員に戻りたい」と思う方は、フリーターに特化した就職支援サポートを利用しないと社会復帰は難しいので注意してください。
将来焦らないために、長い目で見て考えることが大切
ここまでフリーター生活のメリットやデメリット、特に収入面や金銭面でフリーターになる際に注意しておかなければならないこと、将来を考えたときの長期的な仕事の仕方などについて正社員と比較しながら読んでいただきました。
社畜として自分の身体を損ねながら、やりたくない仕事にストレスを抱えて会社組織に留まる必要はもちろんありません。が、「なんとなく」「今とりあえず」のままでフリーターを続けていると、40代50代になったときに仕事がなくなる、健康を損ねて続けられなくなる、などでものすごく焦る人も大勢私は見てきました。
「自分のやりたいことで楽しみながら、スキルアップも考え、副業や全体的な収入増加の努力もしつつフリーターでその仕事のスペシャリストを目指す」
のか、
「正社員として自分が納得する仕事ができる会社を探し、自分に合った会社で力を発揮する」
のか、自分の人生を豊かなものにするためにも、もう一度考えてみてはいかがでしょうか。
その際には、就職支援サポートも受けつつ、長期的な視野で方向性を検討するとよいでしょう。
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