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50代でリストラその後。再就職できた人は何してる?

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勤続年数30年を超え、社内での人脈や経験が豊富な50代。一見安泰と思える50代ですが、リストラの波はひたひたと近づいているかも知れません。終身雇用制度が完全に崩れた現在、AI(人口知能)やロボットの活躍、業界地図や会社の変化などリスクはたくさんあります。2018年1月31日に大手企業の富士ゼロックスでも全世界で約1万人の人件費削減を発表し多くのビジネスマンに衝撃を与えました。

リストラと聞くとすぐに再就職しなければ、とあせる人も多いのですが、50代からの再就職は、「人生の総まとめとして、どう生きるか」を問われるもの。できればじっくり取り組みたいものです。今回は、そのためのアイディアをまとめてみました。

まず、自分の財務状況を整理し、生活水準を見直そう

リストラ(整理解雇)とは会社の経営不振、経営悪化により仕方なく人員削減の整理を行う事。会社都合のため、失業保険が日額1856円~7870円*最高330日分支払われます。

加えて、退職金もいくらかは出るはずです。住宅ローンを払い終えているか、子供の教育資金の必要性など、大きな支出項目をすでに終えているならば少し安心できます。

なるべく日常の支出も見直し、自家用車をカーシェアに、保険・スマホの通話料金などもお得なものに変えてミニマムな生活にしてみましょう。それだけでも、余裕をもって次の人生を考える期間の捻出につながります。

同時に、あと何年、いくらの収入があればよいかも計算しましょう。もちろん年金受給予定額もあわせます。80歳まで生きるとして、持ち家の場合、一般的に夫婦で3000~5000万円は必要だと言われています。

独身・持ち家の場合は、2000~3500万程度です。ここまでくれば、すでに、次の仕事で自分がいくら稼げばよいのかが見えてきましたね。

自分の経歴が活かせる同業他社にアプローチする

会社都合による解雇ですので、あなたに落ち度はありません。今までの経験・スキルを書き出し、職務経歴書を作成しましょう。30年分の職務経歴書は長くなりがちですが、応募する相手先にささるものにするため、内容の濃淡を変えてコンパクトにまとめましょう。

一人では自分の良さをうまく表現できないという方は、ハローワークのセミナーや転職エージェントを使うことも有効です。ただし、同業他社は競合ですので、営業や技術職は退職時に「2年間は同業他社に応募しないこと」などの契約を結ぶこともあるので違反には注意しましょう。

MIIDASの年収査定で自分の市場価値がわかる

MIIDASはDODAで有名なパーソルキャリアが運営している転職サイトアプリ。200万人以上の職種、年齢、学歴別の年収データを確認することができます。自分と似たキャリアの人がどのくらいの年収で転職しているか、また自分が希望する仕事に就職した人はどんなキャリアの人なのかわかります。

miidas
 

登録すると希望条件に合致した企業のみから、面接確約(書類選考合格確定)オファーが届きます。届くオファーは求人企業直接からのみで間接的な求人紹介がないのも効率的で正確です。

MIIDASの登録は簡単でシンプル。たった5分MIIDASの質問に回答するだけで、あなたの価値を確実に伝えられます。質問内容もキャリアによって変わります。面倒な履歴書、職務経歴書の作成も必要ありません。

まずは自分の市場価値を把握して、より良いキャリアを築いていきましょう。

公式サイト https://miidas.jp/
年齢 全世代対応
地域 全国
特徴 毎月8000人が登録する転職サイト

MIIDAS 詳細

とにかく50代以上を採用する会社にあたる

tokyoshigoto-middle50代転職経験者からは、「50代以上可の会社をすべて受け、給与は以前より下がることを受け入れるしかない」という話をよく聞きます。

いくら経験やスキルを訴えても、50代が違う会社になじめるか、習熟できるかは難しいところ。候補枠を広げ、数を受けるのも手です。求人数の増える2~3月や9月にあわせて、何か月を転職活動に費やすか、最初に決めておきましょう。自己評価を下げすぎるなど、急いで判断することを回避できます。

また、東京しごとセンター(東京都委託事業)では55歳以上限定の就業支援やセミナーを行っています。ひとりひとりに専門相談員が付き、サポートしてくれます。

東京しごとセンター

その他の転職方法

ハローワークに相談

ウェブに出回っていない案件もあります。また、50代以上という限定されたくくりで情報収集しやすい場所です。失業保険の申請でハローワークを訪れるついでに探してみてはいかがでしょうか。

>> 全国のハローワーク一覧

ベンチャーも転職候補に加える

大企業だけで働いてこられた方には抵抗があるかもしれませんが、比較的若いベンチャーなどで、経験者が欲しがられています。特定の技術者、ネットワークを持つ営業経験者、IPO(株式新規公開)目指すためその実務経験者など。

ただし、若い会社の文化になじめる柔軟性が必要です。給与や待遇もそれほど期待できませんが、ストック・オプション(新株予約権)の提示を受ける場合もあるでしょう。

管理職としての経験がある人はエグゼクティブサーチやヘッドハンターという手も

「課長職ができます」というだけではアピールできません。管理職のスタイルは、会社特有の不文律や文化に根差す場合が多いため、汎用性が低いとされているのです。

しかし「具体的なプロジェクトで、このような障害をこんな工夫をして乗り切り、これだけの結果を残した」という経験と、経営スキルを訴えられれば、外資系企業のポストに招かれるかもしれません。

語学力が不要のポストもありますので、候補にいれてみてはいかがでしょうか。ただし、女性や若い同僚に囲まれ、論理的に自己主張しなければなりません。また、外資系企業やベンチャーは離職率が高いという特徴があります。それでも、という方は外資系企業に強いエグゼクティブサーチやヘッドハンターなどに相談してみましょう。

ヘッドハンターからのスカウトが魅力 ビズリーチ 詳細

財務・人事など専門分野は、その分野のコンサルや他社で欲しがられる

財務・経理・人事などのバックオフィス業務は、細分化されていることもあり極めればどこでも通用します。資格をお持ちならなおさらのこと。

人事コンサルティング、物流コンサルティング、開業コンサルティング・・・探せば、いくつもの分野でコンサルタントを募集しています。歩合制や契約形態が異なるケースもありますが、ご自身の経験と能力を活かせる舞台になるかもしれません。

エンジニアや技術者の専門の転職エージェントを利用

エンジニアや技術者は、一定の分野では中小企業やベンチャーで大変ニーズが高まっています。

IT専門転職サイトのGeeklyは、首都圏エリアで経験者・未経験者問わず利用が可能です。登録後に最短1ヶ月で転職可能で、IT、WEB、ゲーム業界の求人数は業界トップクラスです。早期離職などがないがないよう、ミスマッチのない転職を追及している為、求人の質も高いのが特徴です。

Geekly詳細

再就職のほかに・・・

「ライフシフト」という本がベストセラーになりました。人生100年時代、死ぬまで社会に必要とされ関りを持つために、各年代でキャリアチェンジや自己投資をしよう、という内容です。日本政府は「人生100年時代構想会議」を設けることを決定しました。

この流れに乗り、50代でキャリアチェンジの機会を与えられた、とリストラをポジティブ変換してみてはいかがでしょうか。高齢者と呼ばれるにはまだ早く、新しい技術や勉強にも取り組める年代です。

しかも、これまでのネットワークを活かした活動ができる現役世代なのです。65歳や70歳で定年退職し、喪失感を感じてひきこもる人達に比べれば、早い段階でライフシフトできてラッキーなのかもしれません。

大きくキャリアチェンジをする例として、未経験・副業から始められるツアーコンダクターという職業があります。旅行好きな方、いかがでしょうか?

旅行綜研 詳細

資産に余裕のある場合は

NPO

興味のある分野のNPOを自分で立ち上げる、もしくは参加。無償ボランティアやインターンから、きちんと給与を支払われる団体職員まで雇用形態は多様です。様々な社会問題に取り組むため、NPOは常に人員を募集しています。ウェブ検索でも募集があり、ハローワークでも力を入れて紹介しています。

>> NPO・NGOキャリア情報ポータルサイト

講師やコンサルタント

これまでの経験やスキルを若い人たちに伝える仕事も無償・有償であります。うまくいけばシニア大学や社会人大学の講師につながるかもしれません。

知人の紹介や、団体・自治体・大学の外部研究員などの募集を探しましょう。博士号などの基準がある場合もありますが、地域のコミュニティカレッジからはじめるだけでも10年続ければ、何かにつながるはずです。

出版や電子書籍で自分をブランディング

講師業やコンサル業、独立につなげる方法として、あなたの専門分野をまとめて配布する、という方法があります。SNSやブログでもよいのですが、紙の書籍、電子書籍、オンデマンド印刷書籍などで「自分のパンフレット」を作成できます(電子書籍やオンデマンドは費用を抑えられます)。

自費出版になるため、悪徳業者や費用に注意しましょう。電子書籍闇雲に配るのではなく、これはという相手に営業資料として渡し、自身のブランディングを行います。名刺一枚より格段にきくはずです。できれば、内容について助言してくれる友人や編集者と組むことをお勧めします。

50代向けの転職サイト・転職エージェント一覧

サイト名 サービス詳細 公式サイト
JAC Recruitment
管理職や外資系に強い!高年収求人多数
外資系ならJACにお任せ。国内はもちろん海外8ヵ国にも拠点があり、海外転職も万全の体制でバックアップが可能です。コンサルタントの質も高いので、まずは自分の市場価値を聞いてみるのも○。専門職・高年収に圧倒的に強く年収600万以上の50代には必須!

DODA
求人の80~90%が非公開求人。倍率の低い非公開求人と、スカウト機能を併用して自分だけの独占求人を見つけられます。スカウト利用者1人あたりのスカウトメールの受信数の平均はひと月に25通!スカウト機能で自分の市場価値を図ることも可能!内定の可能性も調べられます。

ビズリーチ
国内最大級の会員制転職サイト
会員数100万人の会員制転職サイトのビズリーチ。優秀なヘッドハンターがあなたの職務経歴書を見てスカウトしてくれます。年収1000万以上の求人を探している人に最適。会員登録後は職務経歴書を充実させてより多くのスカウトを受けよう!
リクルートエージェント
転職成功実績 No.1
リクルートグループだからできる業界トップクラスの求人数と非公開求人数。全国対応しており、業界・職種の知識に精通した頼れる専任アドバイザーがあなたの転職活動をフルサポート!50代の転職成功事例が多いリクルートエージェントは鉄板!

リクナビネクスト
50代はエージェントの前にリクナビ
50代は転職エージェントからは敬遠されがち。まずはリクルートが運営する国内最大級の転職サイトリクナビに登録しましょう。レジュメ登録しておくことで、応募可能な企業から直接オファーが届きます。50代以上の転職にも強い唯一の転職サービス。

転機
年収800万以上を目指すなら転機
ハイクラス人材を対象とした転職サイト。「社長の右腕」への立候補やスカウトオファーが可能。年収800万円以上の案件を千件以上掲載。50代~シニア層も歓迎。

リストラされた人の末路、体験談


 

まとめ

これまでの経験を活かして、後輩を指導してきたあなた。再就職先やNPOでは、自分より若い上司や女性、外国人の下で働くこともあるかもしれません。50代が転職に苦しむのは、自分の価値観に固執し、新しいやり方を受け入れられないためです。受け入れ先の企業もこの点で50代を敬遠しがち。逆に考えれば、この点をクリアできれば、あなたは「置かれた場所で咲ける」はずです。

まずは、転職エージェント、ハローワークなどで自分の評価に対する現実を知りながらサラリーマンという生き方を続けていくか検討しましょう。同時に、生活を見直しながら投資などで資産を増やしつつ、独立や社会貢献の方向に徐々にライフシフトすることも可能です。リストラは確かにショックなことです。

とはいえ、ご自身が何を重要とするかを整理し、どのように人生の幕を下ろしたいかまでをご家族と話し合うきっかけになるとよいですね。

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