40歳・50歳と年齢が上がっていくにつれて転職すること自体が難しいため、若年層に比べると遥かに厳しい上に、後がないため失敗も恐れてしまう50代・中高年の転職。
世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス感染拡大の影響により、一時的に求人数は落ち込んでいましたが、経済の回復とともに転職市場も回復しています。
新型コロナウイルスの影響で各企業が求人をストップしているのでは?と心配の声もありましたが、前向きに人材確保している企業も多いのです。
そんな中、様々な形で転職に成功している50代がいるのも事実です。
ここでは、50代がやりがちなNG転職法と、成功のための3ステップを紹介します。
再就職・転職を考えたときにハローワーク(公共職業安定所)を真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
地域性や世代的にも「仕事探し=ハローワーク」となっている方は多く居ます。
50代転職者の多くはハローワークを利用する方が多いです。
退職後は、失業手当の手続き等で必ずハローワークを利用するため、そのままの流れで仕事探しを行うことでしょう。
また、公的な機関ということもあり信頼のおけるサービス機関であるという認識が強いですが、必ずも紹介される企業がホワイト企業とも限りません。
ハローワークの求人は企業が無料で求人票を出すことが出来るため、求人が多いのは強みですが優良企業かどうかが問われます。ここが転職サイトや転職エージェントの違うところでしょう。
そして多くの相談員が在籍していますが、かならずも一定の質を担保できているかと言えば疑問です。
まずあなたが言われることは、
などが想定されます。
これは決して珍しいことではなく、50代の転職活動ではよくある出来事でこの年齢だと自分の力で十分なスキルも就活スキルも持ち合わせていると思われます。
50代の転職は厳しい、無理、ということははっきりと言われませんが再就職の難しさを認識した上で転職活動を行うしかありません。
転職活動方法としてメジャーになりつつある転職サイト。
ハローワークと違って企業側は求人掲載が有料となりますが、応募に人を介さない分、ハローワークのようなデメリットなく転職活動できるのではないか。と一見思います。
ですが、それは大きな間違いです。
一般的に転職サイトは若手向け。コアターゲットを20~30代にしている転職サイトがほとんどです。
もし使ったことがあるなら、書類選考が通らない、そもそも連絡すら来ない。という経験もあるのではないでしょうか。
家でもどこでも応募できる転職サイトは、裏を返せば倍率の高い中で、ポテンシャルもあって採用コストが安い若手と比べられることになります。
50代を採用するということは非常にコストが高く、実績もあり人間も出来上がってる分ある意味博打なのです。
それでもあなたを採用するメリットはありますか?
50代ともなると役職に就いていたり、これまでの豊富な経験・実績に自信を持っている人も多いことでしょう。
でもその実績は、あなただけが持っているものではないのです。
もちろん、仕事上での経験や実績は自身の能力を活かし即戦力として迎え入れられるために重要な意味を持っていますが、実績や経験は50代にとって持ってて当たり前のもの。
企業が50代に求めるのは即戦力なのでしょうか?
いいえ、年の功や柔軟性、人をまとめられるかなど人間性を求められているのです。
50代が求められている職場は、若手だけで管理職がいない、実績はあるがまとめられる人間がいないなどと言った理由です。
その中で実績やスキルをアピールしても『扱いにくい人間だ』『実績は社内の人間もう充分に間に合っている』と思われかねません。
50代がやってはいけない転職法
3つの『50代がやってはいけない転職法』から見てもわかるように、50代の転職は非常に厳しいことがわかります。
ですが、厳しい中厳しいなりの転職の仕方があります。手順を間違えると、大幅な条件悪化、空白期間の長期化、自信喪失・・・と負のスパイラルに陥ります。
ここで、失敗しても次のステップにつなげられるよう備えてください。
50代の転職が厳しいからと言って最初から条件を下げて探す必要はありません。
他の年代にも言えることですが、結局は需要と供給の問題で、マッチングさえすれば価値がつき、そうでなければ低い金額を提示されるのは当然のことです。
まずは市場価値の確認から始めます。
具体的に言うと、ビズリーチのようなスカウト型の転職サイトに登録します。
50代がスカウト型転職サイトで確認すること
経歴はできるだけ細かく、ヘッドハンターの検索で引っかかるよう、言葉や言い回しを変えて色んなワードで入力しておくのがポイント。
ビズリーチhttps://www.bizreach.jp/のスカウトで転職するのが一番条件を落とさず好条件で転職できる可能性が高くなります。
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
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特徴 | スカウト型転職サイト |
ターゲット | 年収500万以上 |
地域 | 全国・海外 | 求人の特徴 | 高年収・管理職・条件重視の案件に特化 |
ビズリーチに登録してもスカウトが来ない、気に入る求人がない。ということは当然あります。
ここで次のステップに入ります。
ビズリーチはどちらかというとハイクラス向け転職サイトであると同時に、管理職やこれといった経験がない50代や、経験はあるけれど年収を多少を落としても精神的・肉体的負担が少ない仕事に転職したい。という人には少し重たいかもしれません。
ここで利用したいのが、転職エージェント(人材紹介)+スカウト機能+転職サイトの機能を兼ね備えたdoda https://doda.jp/です。
3つの機能を兼ね備えるため、あらゆる方面からのアプローチと、未経験から管理職求人まで年収・職種も幅広く扱う為、選択肢が広がります。
公式サイト | https://doda.jp/ |
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サービスの特徴 | 転職エージェント+転職サイト兼用 |
年齢 | 全世代対応 |
地域 | 全国・海外 | 求人の特徴 | 求人数トップ・職種問わず幅広い対応力 |
ビズリーチはある意味条件志向の求人のため、求人の幅としては偏りがあります。
その点求人数業界トップのdodaは職種、ポジション問わず、幅広い求人を取り扱うため選択肢は広がります。
また、スカウト機能は当然のこと、自分で探して応募する転職サイト、バックアップがつく転職エージェント機能を兼ね備えるため、あらゆる方向で網羅することができます。
50代の求人応募時のポイント
たくさんの求人を見ているといい条件の求人なんていくらでもあります。上を見たらキリがありません。
そもそも50代の時点で不利なのはわかっているはず。あまり欲張りすぎず、許せる範囲の条件の求人にはまず応募してみましょう。
よくあるのが、求人ではあまり条件はよくなかったけど、交渉や、人事担当者が気に入ってくれて、結果的に年収など待遇面が良くなった。というものです。50代でスキルや経験があればこの可能性も大いにあります。
最初から上を目指しすぎて視野が狭くなりすぎないよう、注意が必要です。
また『若手活躍中!』『20代の仕事を応援!』と言った求人は応募しても見込みありませんが、そういった記載がなければ年齢や学歴・スキルを無視して応募してみるのもアリです。実際わたしも条件破壊応募で、内定まで至ったことが何度かあります。
ここまで試してみて、それでも良い反応が出なかった人は、50代の転職に強い転職エージェントを利用しましょう。
書類の添削・面接の傾向・企業の好みなど多方面からのサポートと、エージェントから推薦され、後ろ盾があって初めて『内定をもらえた』という人も多く居ます。
50代が使うべき転職エージェント
後ろ盾にする転職エージェントは、50代の転職実績が多いところを選択するというのは当然ですが、そのエージェント自体の社会的な信用度も重視しましょう。
リクルートエージェントはこれまでに累計54万名以上(※2020年3月期)の転職支援をしてきており、50代の転職支援に於いても豊富な実績があります。
非公開求人も含み20万件以上と他を圧倒するほどの豊富な求人数も魅力の一つであり、経験・実績豊かなキャリアアドバイザーの的確なアドバイス・サポートで求人企業と転職希望者とを高い精度でマッチングさせています。
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは質の高さに定評があり、企業からも利用者からの信頼も厚いリクルートエージェントを選ぶのが吉◎
公式サイト | https://www.r-agent.jp/ |
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特徴 | 転職支援実績業界トップ(54万名以上) |
地域 | 全国・海外 | ポイント | 40代・50代の転職実績が豊富 |
50代が再就職・転職を成功させるためには、在職中から「市場価値を知る」「自己分析をする」この2つは絶対にしておくべき大切なポイントとなります。
この2つに加え、なるべく多くの求人情報に触れ希望条件にマッチした求人を探しておくことや離職期間を短くするために計画的に応募し内定をもらっておくことが出来れば理想的です。
これら全ての流れを効率良く行えるのが転職エージェントをはじめとした転職支援サービスです。はじめての転職の人はもちろんのこと、転職回数が少ない人でも安心して転職活動を進めていけるはずです。
厳しいと言われている50代転職でも転職エージェントを最大限活用し有意義な転職としていきましょう。