【専門家監修】「子育て中でも転職したい!」ワーママが転職するには?

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ワーママの転職事情
子どものいる家庭における「働く母親の割合」は年々増えています。2018年には初めて7割を超えて過去最高となったことが、厚労省の国民生活基礎調査によってわかりました。

仕事、家事、育児と、とにかく忙しいワーママ。自分のために、家庭のために「よりよい働き方を実現したい!」「転職したい!」と考えることは日々あると思います。

さらには新型コロナウイルス感染症の流行で、ますます働き方を見直すきっかけができ、より強く転職を考えるようになった人も多いのではないでしょうか?

ここでは、コロナ禍での転職市場、ワーママの転職のベストタイミング、転職を成功させるためのポイントを解説します。

理想の転職を叶えるためのヒントにしてみてください。

この記事の監修者:加藤晶子さん
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 米国CCE, Inc.認定 GCDF-Japan キャリアカウンセラー

プロフィール

2002年、銀行に入行、広報業務に4年間従事。
その後、リクルートエージェントで人事として新卒採用を担当。
人物要件定義、年間の採用計画立案、説明会実施など幅広く採用業務に関わる。
異動後の法人営業では新規開拓を中心に大手企業担当も経験し、MVPなど多数受賞。
2011年にキャリアカウンセラーとして独立。
若年層・女性のキャリア支援(自己分析~転職)を強みとし、今までに、セミナーを年間100回ペースで実施、個人カウンセリング含め、3,000人以上の支援実績を持つ。
現在は、自身の経験を活かした20代~30代のキャリア研修・女性活躍支援研修の講師及びキャリアコンサルタントとして活躍中。

運営サイト・著書

ブログ:https://ameblo.jp/self-motivated

Instagram:@akikokato0113

ワーママもOKな求人は増えているの?

新型コロナウイルスの影響により、2022年(令和4年)の求人数はどうなったのでしょうか。

ご存じの通り、コロナショックで求人数は減りました。それまでは転職者にとって有利な「売り手市場」だったのが、転職者に不利な「買い手市場」へと変わりました。

しかし、コロナ禍4年目となる2023年には、採用が縮小していた反動が起こり、再度転職者有利の「売り手市場」になるだろうとの見方も広がっています。

とはいえ、コロナショックによる影響は求人数だけではありません。求める人物像が”未経験OK”から”即戦力採用”へと変わったこともあげられます。

スキル豊富な即戦力人材には追い風となりましたが、未経験の職種への転職を考えている人には厳しい状況と言えます。そしてこれは、ワーママの転職市場も同じ傾向です。

ただし、コロナ禍でも比較的ダメージを受けなかったIT業界やクリエイティブ系職種の求人はむしろ増えています。もし経験者であれば、チャレンジする価値は大きいでしょう。

ワーママの転職のベストタイミングは?

では、働く母親にとってのベストタイミングはいつなのでしょう?

小学3~4年生頃になると、ワーママの負担は少し軽くなります。一人でお留守番ができるようになったり、習い事に通ったりすることも増えるからです。

しかし、そんなに大きくなるまで待てない!という方もいるでしょう。小学校低学年までの子どもの年齢別に、ベストタイミングを考えてみましょう。

3歳未満

3歳までの子どもを持つワーママは、時短勤務制度を受けることができます。

時短勤務制度とは、育児を理由に退職する人を減らすために定められた、短い勤務時間で働く制度のことです。この期間中に転職を考える人も多いのではないでしょうか?

しかし、3歳未満の子どもは体調を崩しやすく、まだまだ目が離せない時期。周りのサポートが欠かせず、転職活動の時間を作るのは思った以上に苦労するでしょう。

子育てに手がかかる時期なので、今よりもゆったり働ける職場や雇用形態への転職を考えることが多いと思います。しかし、ベストなタイミングかというと難しいかもしれません。

3~5歳

子どもの体力も安定し、しっかりしてくるのが3~5歳。この時期は3歳未満の頃よりもだいぶ負担が減り、転職活動のしやすい時期です。

企業によっては、時短勤務制度を「3歳未満」とせずに「小学校入学前まで」としているところも少なくありません。

小学校に入学した後の働き方も見据えながら、家族の生活スタイルに合わせた職場への転職を進められる時期といえます。

小学校入学のタイミング

「小学校に入学したら時間がとれるだろう」と思う方も多いかもしれませんが、その考えは要注意です。

この時期はいわゆる「小1の壁」と呼ばれ、保育園・幼稚園の時とは生活スタイルが大きく変わる時期。慣れるまでは親も子もバタバタした日々を過ごすことになります。

転職を考える場合は、小学校入学のタイミングはなるべく避けるのがおすすめです。情報収集など転職の「準備」をするにとどめ、親も子も新しい生活スタイルに慣れて余裕が持てた頃に、いざ転職活動をスタートしましょう。

育休中

一般的に職場復帰を前提としている育児休業ですが、子育てをしながら仕事を両立させる自信を持てず、育休中に転職を検討する人も少なくありません。

育休中の転職は、法律上は問題ありません。しかし、育児休業給付金が受給できなくなる可能性や、保育園に入園できなくなる可能性があります。育休中の転職の際は確認と注意が必要です。

ワーママの転職ベストタイミングは?と聞かれたら「3~5歳のうちがおすすめ」と言えます。
しかし、実際のところは3~5歳でも難しい場合が大いにあるでしょう。

Point

まずは「転職したい!」と思ったときに、情報収集などから初めて、少しずつ転職活動を進めることが大切です。

専門家がアドバイス!
どのタイミングでも気にかかることはある。自分のベストなタイミングを見極めて!

子供が3~5歳のうちは、確かに多くの方が転職しやすい時期と言えます。しかし、今までに多くのワーママの転職相談を受けている中で「時短のまま転職は厳しいのではないか」「小学校に上がった時こそ子供に時間をかけたい」「第二子を考えるとさらにタイミングがわからない」などなど悩みは尽きません。

結論から言うと、ベストなタイミングは人それぞれ。自分が何を優先したいかで転職時期も変わってくると言えるでしょう。

例えば、今後のキャリアを考えて経験の積める企業へ転職したいという場合には、子供の年齢問わず早期転職が望ましいでしょうし、子供との時間を大切にしたい気持ちが強いのであれば、時短解除のタイミングに合わせて長期に時短を取れる企業への転職をするということもできます。ぜひ、自分が何を優先したいのかを考えてみて下さい。

加藤晶子さん
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • Happy Life Career株式会社 代表

ワーママが転職を成功させるためのポイント

転職活動の大事なポイントとなるのは、どんな働き方をしたいのかをしっかり考えることです。

「何時から何時まで働きたいか」「在宅勤務がしたいのか」「フレックス制度を利用したいか」など、ワーママの働き方は家庭によって異なります。

何を重視したいかをきちんと決めたうえで、自分が働きやすいと思える企業を探しましょう。

何時から何時まで働くかを決めよう

具体的に働く時間を考えるのは、ワーママの転職活動の第一歩です。ステップに分けて算出しましょう。

働く時間を決める方法

  • STEP1・一日のタイムスケジュールをイメージする
  • STEP2・保育園・幼稚園に預けられる時間を確認する
  • STEP3・家を出る時間と帰宅する時間を決める
  • STEP4・通勤にかかる時間(仮)を決める
  • STEP5・勤務時間を逆算する

転職先に希望する条件を決めよう

勤務時間が算出できたら、そこから企業へ求める条件を決めましょう。大切なのは優先順位をつけることです。

  • 年収アップ
  • 時短勤務ができる
  • 自宅から近い
  • 在宅勤務OK
  • 残業なし
  • 土日休み

コロナショック以降、在宅勤務可能な企業も増えています。今まで在宅勤務を考えたことのなかった人も、これを機に重視してみるのも悪くありません。ただし、在宅勤務を始めるまでに「数日は出勤して仕事を覚えてもらう」という条件の企業もあるため、しっかりと確認しましょう。

求める条件すべてをクリアする企業を見つけるのは難しいので、最優先の条件以外は多少の妥協も必要です。

ワーママ転職の注意点

  • 面接時は「できる・できない」を正直に伝える
  • 残業はできるのか?子どもが急な病気の時の対応は?などと聞かれた場合は、曖昧に返事をせず正直に伝えましょう。
    「保育園が○時までなので○時までは残業できます」「子どもが病気のときはお休みをいただくことになります」「実家に預けることができます」と、はっきり伝えることが大切です。

  • タイミングをしっかり考える
  • 「転職したい!」と思ったときに転職活動を適切な形で進めていくことが大切ですが、明らかに今じゃない!というタイミングの時もあります。しっかりと見極めましょう。

  • 周囲の人を味方につける
  • 仕事のこと、子育てのことは家族とよく話し合いましょう。ワーママの転職活動は周囲のサポートがなければ進めにくいもの。頼れる人に悩みを打ち明け、味方を増やしましょう。

専門家がアドバイス!
パートナーとの関係が転職成功のカギ

転職は自分のことであっても、子育てや家事はパートナーとの協働で成り立つもの。

「何時から何時まで働きたいか」「在宅勤務がしたいのか」「フレックス制度を利用したいか」なども自分の希望をパートナーと共有し、実現のために協力してもらうことも大事なポイントです。

在宅勤務や時短で働くからといって子育ての負担がママに大きく掛かるのは避けたいもの。時短の場合にはいずれフルタイム勤務に戻ることを考えて、早めにパートナーと話し合い任せられることは任せていきましょう。そうすることで、企業にも「できること」と「できないこと」をはっきりと伝えられるはずです。

加藤晶子さん
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • Happy Life Career株式会社 代表

ワーママの転職は専門エージェントで有利に進める

「転職をしたいけれど、今がそのタイミングの時なのか?」「転職活動って何から始めたらいいの?」「やっぱりワーママの転職は厳しいのでは?」と疑問や不安を抱えている人はたくさんいます。

そんな時に頼りになるのが、転職活動をゼロからサポートしてくれる転職エージェントの存在です。

転職エージェントと聞くと有名なエージェント会社を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、ワーママの転職に特化した転職エージェントがあります。

一般的な転職エージェントは、転職相談、キャリアの棚卸し、求人紹介、応募書類作成サポート、面接アドバイス、雇用条件交渉‥など、転職成功までの一貫したサポートを行います。

ワーママ向けの転職エージェントではこれらに加えて、ワーママが求める条件の求人を数多く取り扱っているのが魅力です。

ワーママ向けの転職エージェントに多い求人条件

  • ワーママが働きやすい職場
  • キャリアアップを目指せる職場
  • 時短勤務OK

そんなワーママに特化した転職エージェントの一つが、プロフェッショナルママのための転職サービス『ママリブラ』です。

ワーママの長期的なキャリアが描けるサポートが魅力「ママリブラ」

ワーママ転職したい

  • ワーママが活躍できる職場を探している
  • 産休・育休明けに”マミートラック”に遭っている
  • キャリア志向が強くバリバリ働きたい
  • 経験を活かせる職場に転職したい
  • 長期的な視点でのキャリアを考えている
  • 転職できるか不安

これらに一つでも当てはまるワーママは、プロフェッショナルママのための転職サービスである『“ママリブラ”https://www.mamalibra.jp/』をおすすめします!

ママリブラの特徴

  1. ワーキングママ専門の転職サービス
  2. 仕事と家庭を両立させながら、やりがいを持って働きたいワーママを応援!転職相談、面接対策、応募書類作成などワーママの転職活動をサポートします。

  3. ワーママ転職のことを理解したメンバーがサポート
  4. 運営メンバーは大手総合人材サービス出身で、人材業界とキャリア支援に精通しているワーママ&パパ。ワーママの気持ち、転職の大変さを理解しているので心強いサポートに期待できます。

  5. キャリアアップを目指したいハイキャリアママ向け求人多数!
  6. やりがいのある仕事がしたい!中長期的なキャリア形成を実現したい!バリキャリ系ワーママにピッタリな管理者候補、企画専門職、エキスパートなどの求人を多数取り揃えています。

  7. ワーママにピッタリな多様な働き方の求人あります
  8. 時短勤務、フルタイム勤務(残業なし)、フレックス勤務、在宅、リモートワークなど仕事と家庭とを両立させやすい働き方のワーママ向け求人が多数あります。

  9. 入社後もサポートが続くので安心
  10. 入社したら終わり‥ではなく、入社後半年間のサポートがあるので心強い!ママリブラではワーママの中長期的なキャリアを支援しています。

  11. 転職が決まるとお祝い金が貰えることも!
  12. ママリブラのサービスは無料で利用できる上、入社が決まったときにお祝い金をもらえる求人が一部あります。

時短で働きたいワーママの転職

短時間勤務制度とは‥
①3歳に満たない子を養育する労働者であること。
②1日の所定労働時間が6時間以下でないこと。
③日々雇用される者でないこと。
④短時間勤務制度が適用される期間に現に育児休業をしていないこと。
⑤労使協定により適用除外とされた労働者でないこと。

※引用:厚生労働省雇用均等・児童家庭局職業家庭両立課「短時間勤務制度(所定労働時間の短縮等の措置)について」

時短勤務制度は法律で定められているものであり、条件を満たしていれば誰でも利用できる制度です。企業によっては3歳未満ではなく小学校入学まで時短制度が利用できるところもあります。

短い時間で働けるのなら‥と時短制度を選択したいワーママも多いと思いますが、いくつか注意点もあります。

  • フルタイム勤務よりも給与や賞与が減る場合もある
  • 時短として働くことで”マミートラック”になりやすい
  • フルタイムと仕事量は変わらず激務、効率が悪い
  • 時短に理解の少ない会社もまだまだ多く肩身が狭い

このような理由から、時短ではなくフルタイムとして働くワーママも多いと聞きます。

あなたが最優先したい条件を明確にして、時短で働くことが最優先であれば、転職エージェントをフル活用し希望条件にマッチする職場を紹介してもらいましょう。

個人での転職活動よりも「時短勤務OK」の求人を効率良く見つけてもらえるはずです。

仕事も家庭もみんなで守る

「男(父親)は外で働き、女(母親)は家庭を守る」

昭和の時代ではこのような考え方が当たり前でしたが、今はそうではありません。

女性が働くことが当たり前となり、仕事に家事に子育てに‥と毎日忙しく過ごすワーママのみなさん。みなさんがより良い環境で仕事ができ、笑顔でいられるために、転職支援サービスをぜひ活用して理想的な働き方を実現してください。


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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷