グローバルに働くなら、海外勤務は欠かせない。
でも、海外勤務ができる企業・業界がわからない…そもそも日系企業・外資系企業のどちらが良いのか…疑問に思い、このサイトに行き付いた方もいるのではないでしょうか?
そんな方に日本企業で海外勤務が可能な企業ランキングTOP10を紹介していきます。
また、日系企業・外資系企業どちらに海外勤務が多いのかをわかりやすく解説していきます。
海外で働きたいと考えるなら海外に支社などがあり、海外勤務の枠がある企業に入社する必要があります。
海外勤務の枠が多ければ多いほど、海外勤務のチャンスも高くなります。そしてそんなチャンスが多い企業はどこでしょうか。
『就職四季報2019年版』の『海外勤務者が多い会社ランキング』を見てみましょう。
海外勤務者数が上位の企業は、トヨタ自動車、ソニー、キャノン、三菱電機などメーカーを始め、三菱商事、三井物産、住友商事など商社も同様に多いことがわかります。
海外勤務者数が多い企業が狙い所と思いがちですが、社内の海外勤務者比率も重要な判断要素と言えます。
人数だけで判断して、いざ入社したら企業の規模の割に海外勤務枠が少なく激戦枠だったという事にもなりかねません。
このように考えると、おのずとどの企業を狙うべきなのかが見えてきます。
東洋経済オンラインでは、海外勤務者が多い会社200位までのランキングが掲載されています。より詳細が知りたい方はチェックしてみるといいでしょう。
■引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/206216
海外勤務者数が多い企業だけでなく、海外勤務者比率も考慮して海外勤務が多い企業を多方面から判断しましょう。
下記は上記のランキング表を基に比率を計算し作成したものです。
このように海外勤務者比率をランキングにすると、順位が大きく入れ替わるだけでなく、どの企業が海外勤務者が多いのか明確になります。
海外勤務者数ベスト3だったトヨタ自動車・ソニー・デンソーは、比率にすると20位以下になっており、海外勤務のチャンスを掴み取ることが難しいことがわかります。
海外勤務のチャンスが多い業界は、
前途の東洋経済オンラインの表でもわかる通り、上位はメーカーや商社が多いことがよくわかります。
メーカーに関しては、トヨタ自動車・いすゞ自動車、スズキなど大手の自動車メーカーの他自動車部品や電子部品メーカー、電気メーカーなども多く見られます。
海外勤務となると、やはり業態がグローバルである必要があるため、大手企業に入社するのが一番の近道と言えます。
海外勤務への転職活動を行うには下記の事も事前に調べておくと良いでしょう。
実際に勤務するとなると企業形態で大きく働き方が変わります。
企業が海外進出する際に3つの形態で設立されます。
現地法人
本社から独立した別の会社と考えましょう。現地法人に就職する場合は、現地採用という事です。日本の企業と違い研修や先輩がじっくりと教えて育立ていくやり方が多いですが、海外では即戦力が求められます。
自分の強みは何なのか、自分を採用してくれる事で企業にどのような利益をもたらすのか重要視されます。
支店
支店はオフィスが海外におかれたとしても本社(日本)とおなじ事業を行います。現地法人とは違い、本社と同一経営のため現地での定款や規定を新たにもうける必要はありません。働き方としては、日本人スタッフと現地スタッフが在籍しています。
現地の文化、習慣はあらかじめ知る必要があります。常に両方の文化共有がとても大切になります。
駐在事務所
日本の企業に所属する社員を海外へ派遣。海外進出の準備として現地調査や現地分析を行うために設立されます。
自分たちで新規開拓を行う為、支店同様に現地の文化や風習を知る必要があります。
企業の形態によって、ルールが異なるため働く上では必要な情報となります。海外勤務の就職活動では求人内容、会社の形態を知ると自信をアピール戦略を形成できるのでないのでしょうか。
いずれにしても常識にとらわれることなく、柔軟な姿勢で取り組むことができるための事前準備が必要です。
一般的に外資系企業は、海外の企業が別の国で会社を設立した企業のことをいいます。
日本にある外資系企業は、基本的にはアジア圏や日本でのビジネスチャンスを広げるために拠点を置いているため、入社しても海外勤務を言い渡されることはほぼないです。
というのも外資系は本社が海外にあり、現地の社員が日本や別の国に派遣されるため、日本国内では重宝される語学力も武器にならない場合がほとんどです。
ですが、外資系企業が海外で日本人向けサービスを新しく始めたいと考えた時などには、海外勤務の可能性もあるかもしれませんが、そういった特殊な状況でのチャンスはかなり低いと言わざるを得ません。
日系企業とは、日本国内で起業した会社のことをいいます。そのため、当然ながら社風は日本人特有の業態になりがちです。
ですが日系企業は、現地でのスタッフ確保も行っていますが、プロジェクト上層部・実績と経験が豊富な社員を対象に、国内から海外に人材を派遣する場合が多いです。
国内から海外に派遣されるため、ビジネスレベルの英語力があれば武器になりますが、会社によっては通訳がつく場合もあります。
海外派遣となるため、海外勤務期間が企業によって決まっており、その期間を過ぎれば帰国。業態によってはまた別の国などに再派遣となる場合もあります。
期限無しで海外勤務を希望するのであれば、現地スタッフとして入社するという手もあります。
その場合は、現地の給料相場や福利厚生制度が適用されるため、国内入社の際よりも給与が低くなる場合もあります。
海外派遣の場合は特別手当が支給される企業も多く、給与面などの条件については注意が必要です。
海外勤務を目指す方法として外資系企業への転職を考えるだけでなく、日系企業で働き現地採用や駐在員として働く方法もあります。
外資系企業と日系企業とでは海外勤務に関してどのような違いがあるのでしょうか?
上記を見ても海外勤務の難易度・英語レベル・環境・待遇が大きく違うことが窺えます。
あなたの希望や今までの経験・スキルに合わせて、同じ海外勤務でも外資系企業か日系企業どちらに進むのかを考えましょう。
日系企業と外資系企業との比較を見て分かる通り、海外勤務を希望するのであれば、チャンスが多い日系企業を目指すのがベストな選択だといえます。
例えば語学力を武器に仕事がしたい、海外勤務・国内勤務には拘らないというのであれば、外資系企業はとてもおすすめの選択と言えますが、海外勤務に目標が定まっているのであれば、日系企業のグローバル化を図る大手企業がおすすめです。
海外で勤務したいと思っても、海外勤務ができる企業を自分で探すことは簡単ではありません。
というのも海外勤務は誰もが望む条件でないぶん、転職サイトなどでは意外と応募要項にも書いていない場合が多いです。
分かりやすく明記している企業の求人は、海外勤務をあなた同様に狙っているライバルが殺到します。そのため、個人で求人を探すのはなかなか難しいと感じるでしょう。
大手有名企業であれば、ネットで検索すれば簡単に求人が探せるため、海外勤務の枠があり、求人にも海外勤務の旨が記載されている場合も多いです。
ですが、得てしてこれらの大手企業は応募が殺到するもので競争も激化します。
ただでさえ、人気の企業ですから求人倍率は高いのに、更にその中の海外勤務の枠となれば、尚のことかなりのスキルを必要とします。
前述で、一人で海外勤務が可能な企業の求人を探すことは難しいとお伝えしました。
では、どうやって海外勤務が可能な企業の求人を探せば良いのでしょうか?
それは転職支援サービスを利用することです。
その理由を下記にまとめました。
転職エージェントに登録すると、求人が格段に探しやすくなるだけでなく、選考の対策も行ってくれるためスムーズに活動する事が可能です。
転職支援サービスが必須と言っても、どれにでも登録して良い訳ではありません。
海外勤務に強みを持たない転職エージェントに登録しても、満足がいくサポートを受けられずに時間だけ浪費してしまいます。
それを未然に防ぐため、ここでは海外勤務の求人を豊富に扱う転職サービスを紹介します。
TVCMでもお馴染みのハイクラス・即戦力向けの転職サイト【ビズリーチ】。
取り扱う求人は年収600万以上を始め、海外勤務や外資系企業、管理職の求人が豊富なため、キャリアに自信がある方は必須。
bizreachの特色としては、自ら求人を検索するのではなく、基本的に企業やヘッドハンターからスカウトを待つヘッドハンティング型なので、忙しい合間に転職活動を行う方には助かるシステムです。
そのため、登録時に個人情報・職務経歴書を充実させることでスカウト数が段違いに変わります。
ビズリーチの海外求人は752件(2022年10月現在)。人気求人は会員のみに公開しています。「海外で働きたい!」「年収アップさせたい」そんな人に最適な転職サイトです。
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
---|---|
求人数 | 197,000件 |
特徴➀ | 好条件の海外勤務ありの求人が豊富 | 特徴➁ | 駐在員採用・現地採用の2つの採用形態が選べる |
未経験でも「海外で生活してみたい」「海外で環境を変えて働いてみたい」と思っている人にチャンスのある求人が豊富な『doda』。
業界トップクラスの求人数を誇り、グローバル大手優良企業から、職種・業種未経験で海外勤務ができる求人まで幅広く扱っています。
業種・職種ごとの専任のキャリアアドバイザーが、内定がもらえる職務経歴書の書き方を丁寧にレクチャー。
転職エージェントに登録することで転職サイトも利用できるので、より幅広い選択肢の中から効率よく転職活動ができるのもポイント。
公式サイト | https://www.doda.jp/ | 求人数 | 156,976件 | 特徴① | 幅広い職種・業界の大手優良求人に対応 | 特徴② | 年齢、経験を問わず利用可能 |
---|
人材派遣業でお馴染みのアデコが運営し、世界60ヵ国に拠点がある【Spring転職エージェント】(アデコ株式会社)。
本社がスイスにあり、Spring転職エージェント自体が外資系企業のため、紹介する求人も国内企業で海外勤務がある求人から、海外駐在員の求人まで海外勤務が可能な企業の求人が豊富。
とにかく海外勤務がある求人を幅広く見たい方には必須の転職エージェントです。
また、サポートの手厚さ・求人のマッチング度に定評があります。
その秘訣は、アドバイザーが企業担当と求職者担当を一貫して行っており、求人紹介のミスマッチが起こりにくく、レスポンスも早くスムーズに内定を得やすいためです。
公式サイト | https://www.spring-japan.com |
---|---|
求人数 | 60,373件(非公開求人80%) |
特徴① | 海外勤務ありの企業の求人が豊富 | 特長② | 世界60ヵ国の拠点を持ち、現地採用の求人も豊富 |
海外勤務のある大手企業と強いパイプを持ち、国内のグローバルポジションの求人数はNO.1の【JAC Recruitment】。
企業と長年培ってきた太いパイプがあることから、メーカー、IT、金融、流通、サービスなど、ほぼ全業界の求人を網羅しています。
その中には一部上場のグローバル企業の案件も豊富なため、大手・上場企業で海外勤務を目指したい方には必須の転職サービスです。
転職エージェントのためサポートも充実しており、英文レジュメの無料添削を始め、英語面接対策のレベルチェックなど、面接本番前に万全に準備することが可能です。
公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
---|---|
求人数 | 15,002件(非公開求人60%) |
特徴➀ | 海外勤務が可能な大手・有名企業の案件が豊富 |
特徴➁ | メーカー・金融・医療系の海外案件に強い |
海外勤務を目指すなら、当然のことですが企業の業態をしっかりと見極めて応募する必要があります。
一番の狙い目は大手メーカーや総合商社。
海外勤務ならやっぱり外資系企業が有利だろうなと考えるのは浅はかで、実際は日系企業を狙うべきです。
大手企業となるとどうしても応募者が殺到し、人が多い分あなたよりもハイキャリア・ハイスキルの人は溢れています。
その競争に勝ち残るには、転職エージェントといった業界のプロに任せるのも一つの手です。夢を実現するため、しっかりとプランを練って勝負に挑みましょう!
サイト名 | サービス詳細 |
---|---|
doda![]() |
大手転職エージェント!業界トップクラスの求人数
転職者満足度No.1!求人紹介・選考対策が手厚いと評判。国内に限らず、海外駐在のチャンス・転職後の初任地が海外の求人も豊富に扱っているのも大手のdodaならでは。
|
ビズリーチ![]() |
スペシャリスト・グローバル人材求人に特化
採用企業数17,100社(累計)。登録ヘッドハンター数5,100名。国内外の優良企業・一流ヘッドハンターからのスカウトで転職の可能性を広げる!管理職、スペシャリスト、グローバル向けハイクラス求人ならビズリーチへ。
|
Spring転職エージェント![]() |
スイスに本社を構える世界1位の人材企業
世界60以上の国と地域に5000拠点を構えて展開。外資系企業との太いパイプを持ち、他社にはない独占のグローバル企業の求人を多数取り扱っています。企業体質を熟知する担当者があなたを全面サポートいたします。
|
JAC Recruitment![]() |
グローバル・ハイクラス転職に強い!
ロンドン発祥の日系転職エージェントとして日本国内で30年の転職支援実績を誇るJACリクルートメント。国内大手・外資系企業・海外進出企業などグローバル転職に強み!業界・職種に精通した650名以上のプロのコンサルタントが徹底サポート!
|