【海外勤務が多い企業ランキング】チャンスがあるのは日系・外資系どっち?

海外勤務が多い企業ランキング 外資系企業・日系企業、海外勤務ができるチャンスが多いのはどっち?

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グローバルに働くなら、海外勤務は欠かせない。

でも、海外勤務ができる企業・業界がわからない…そもそも日系企業・外資系企業のどちらが良いのか…疑問に思い、このサイトに行き付いた方もいるのではないでしょうか?

そんな方に日本企業で海外勤務が可能な企業ランキングTOP10を紹介していきます。

また、日系企業・外資系企業どちらに海外勤務が多いのかをわかりやすく解説していきます。

海外勤務が多い企業ランキング

海外勤務の枠が多ければ多いほど、海外勤務のチャンスも高くなります。
そんなチャンスが多い企業はどこでしょうか。

東洋経済オンラインの『海外勤務者が多い会社ランキング』を見てみましょう。

東洋経済オンライン 海外勤務が目指せる企業ランキング

海外勤務者数が上位の企業は、トヨタ自動車・ソニー・キャノン・三菱電機などのメーカーを始め、三菱商事・三井物産・住友商事などの商社も同様に多いことがわかります。

海外勤務者数が多い企業が狙い所と思いがちですが、社内の海外勤務者比率も重要な判断要素と言えます。

いざ入社したら、企業規模の割に海外勤務枠が少なく激戦枠だった…という事にもなりかねません。

次に、海外勤務者比率でみた企業ランキングを紹介します。

海外勤務者比率|企業ランキング

海外勤務者数が多い企業だけでなく、海外勤務者比率も考慮して、多方面から判断しましょう。

下記は上記のランキング表を基に比率を計算し作成したものです。

海外勤務者比率が高い企業ランキング
  1. 日本貿易振興機構(JETRO)  …39.6%
  2. 国際協力機構(JICA)    …22.1%
  3. 豊田通商          …21.9%
  4. 住友商事          …21.3%
  5. 日揮            …20.9%
  6. 三菱商事          …20.6%
  7. 丸紅            …20.3%
  8. 三井住友          …20.2%
  9. 双日            …16.6%
  10. 伊藤忠商事         …14.9%

このように海外勤務者比率をランキングにすると、順位が大きく入れ替わるだけでなく、どの企業が海外勤務者が多いのか明確になります。

<まとめ>海外勤務のチャンスが多い業界は?

先述の”海外勤務者数”と”海外勤務者比率”のデータを踏まえて、海外勤務のチャンスが多い業界は下記が挙げられるでしょう。

海外勤務のチャンスが多い業界一覧
  • 大手メーカー
  • 総合商社
  • 海運
  • 建設業界
  • プラント
  • 金融業界

前途の、メーカーや商社が多いことがよくわかります。

メーカーに関しては、トヨタ自動車・いすゞ自動車、スズキなど大手の自動車メーカーのほか、自動車部品や電子部品メーカー、電気メーカーなども多く見られます。

海外勤務となると、やはり業態がグローバルである必要があるため、大手企業に入社するのが一番の近道といえるでしょう。

海外進出企業の主な形態3つ

海外勤務への転職活動を行うには、企業形態も事前に調べておくと良いでしょう。
実際に勤務するとなると、企業形態で大きく働き方が変わります。

企業が海外進出する際には、主に3つの形態で設立されます。

海外進出企業の主な形態3つ
  • 海外支店・海外支社
  • 駐在事務所
  • 現地法人

海外支店・海外支社

海外支店・海外支社は、オフィスが海外におかれたとしても本社(日本)とおなじ事業を行います。

現地法人とは違い、本社と同一経営のため現地での定款や規定を新たにもうける必要はありません。

働き方としては、日本人スタッフと現地スタッフが在籍しています。
現地の文化、習慣はあらかじめ知っておく必要があるでしょう。

常に両方の文化共有がとても大切になります。

駐在事務所

駐在事務所は、海外進出の準備として現地調査や分析を行うために設立されます。
日本の企業に所属する社員を海外へ派遣します。

自分たちで新規開拓を行う為、支店同様に現地の文化や風習を知る必要があります。
企業の形態によって、ルールが異なるため働く上では必要な情報となります。

いずれにしても常識にとらわれることなく、柔軟な姿勢で取り組むための事前準備が必要です。

現地法人

現地法人は、本社から独立した別の会社と考えましょう。

現地法人に就職する場合は、現地採用の場合が多いです。
日本の企業と違い研修や先輩がじっくりと教えて育立ていくやり方が多いですが、海外では即戦力が求められます。

自分の強みは何なのか、自分を採用してくれる事で企業にどのような利益をもたらすのか重要視されます。

外資系企業と日系企業の海外勤務の違い

外資系企業と日系企業とでは海外勤務に関してどのような違いがあるのでしょうか?

外資系企業で海外勤務
  • 海外勤務の難易度が高い
  • 英語レベル:ビジネスレベル◎(話せて当たり前)
  • 日本人は少ない
  • 仕事とプライベートがしっかり分かれている(定時で帰れる、家族との時間が過ごせるなど)
  • 待遇は良いが結果を残せなければ解雇となるリスクが高い
日系企業で海外勤務
  • 海外勤務の難易度は低め
  • 英語レベル:ビジネスレベル〇(英語力が武器になる)
  • 日本人が多い
  • 日本の風土が残る(仕事後の付き合いなど)
  • 現地採用と駐在員では待遇が違う(駐在員の方が待遇が良い)

上記を見ても海外勤務の難易度・英語レベル・環境・待遇が大きく違うことがうかがえます。

日系企業と外資系企業との比較を見て分かる通り、海外勤務を希望するのであれば、チャンスが多い日系企業を目指すのがベストな選択だといえます。

外資系企業で海外勤務を目指すこと

一般的に外資系企業は、日本以外の国で会社を設立した企業のことをいいます。

日本にある外資系企業は、基本的にはアジア圏や日本でのビジネスチャンスを広げるために拠点を置いているため、入社しても海外勤務を言い渡されることはほぼないです。

というのも外資系は本社が海外にあり、現地の社員が日本や別の国に派遣されるため、日本国内では重宝される語学力も武器にならない場合がほとんどです。

ですが、外資系企業が海外で日本人向けサービスを新しく始めたいと考えた時などには、海外勤務の可能性もあるかもしれませんが、そういった特殊な状況でのチャンスはかなり低いと言わざるを得ません。

日系企業で海外勤務を目指すこと

日系企業とは、日本国内で起業した会社のことをいいます。そのため、当然ながら社風は日本人特有の業態になりがちです。

ですが日系企業は、現地でのスタッフ確保も行っていますが、プロジェクト上層部・実績と経験が豊富な社員を対象に、国内から海外に人材を派遣する場合が多いです。

国内から海外に派遣されるため、ビジネスレベルの英語力があれば武器になりますが、会社によっては通訳がつく場合もあります。

海外派遣となるため、海外勤務期間が企業によって決まっており、その期間を過ぎれば帰国。業態によってはまた別の国などに再派遣となる場合もあります。

期限無しで海外勤務を希望するのであれば、現地スタッフとして入社するという手もあります。

その場合は、現地の給料相場や福利厚生制度が適用されるため、国内入社の際よりも給与が低くなる場合もあります。

海外派遣の場合は特別手当が支給される企業も多く、給与面などの条件については注意が必要です。

自分で海外勤務OKの企業を探すのは難しい

海外で勤務したいと思っても、海外勤務ができる企業を自分で探すことは簡単ではありません。

というのも、転職サイトなどでは意外と応募要項に書いていない場合が多いからです。

分かりやすく明記している企業の求人は、海外勤務をあなた同様に狙っているライバルが殺到します。そのため、個人で求人を探すのはなかなか難しいと感じるでしょう。

大手有名企業であれば、ネットで検索すれば簡単に求人が探せるため、海外勤務の枠があり、求人にも海外勤務の旨が記載されている場合も多いです。

ですが、得てしてこれらの大手企業は応募が殺到するもので競争も激化します。

ただでさえ、人気の企業ですから求人倍率は高いのに、更にその中の海外勤務の枠となれば、尚のことかなりのスキルを必要とします。

海外勤務が可能な企業を探す方法

前述で、海外勤務が可能な企業の求人を1人で探すことは難しいとお伝えしました。

では、どうやって海外勤務が可能な企業の求人を探せば良いのでしょうか?

それは海外勤務に強い転職支援サービスを利用することです。

その理由を下記にまとめました。

  • 企業人事と直接面談、連絡を取っているため海外勤務の有無など内部事情に詳しい
  • 海外勤務のある企業をピックアップして、内定を得やすい求人を紹介してくれる
  • 効果的な応募書類の書き方や、面接対策をマンツーマンで行ってくれる

転職エージェントに登録すると、求人が格段に探しやすくなるだけでなく、選考の対策も行ってくれるためスムーズに活動する事が可能です。

<海外勤務を目指す方必須>転職サービス厳選3選!

転職支援サービスが必須と言っても、どれにでも登録して良い訳ではありません。

海外勤務に強みを持たない転職エージェントに登録しても、満足がいくサポートを受けられずに時間だけ浪費してしまいます。

それを未然に防ぐため、ここでは海外勤務の求人を豊富に扱う転職サービスを紹介します。

おすすめエージェント 特徴
ビズリーチ ・海外勤務ができる”ハイクラス”の求人が豊富
・ビズリーチの掲載求人3分の1以上が年収1000万円以上
LHH転職エージェント ・本社がスイスの外資系転職エージェント
・幅広く海外勤務求人を見たい方にぴったり
doda ・キャリアを決め切れていない人でも相談OK
・海外勤務OK企業へのアプローチ方法もしっかりレクチャー

ハイクラスの海外勤務求人を扱う|ビズリーチ

TVCMでもお馴染みのハイクラス・即戦力向けの転職サイト【ビズリーチ】

年収600万円以上の方をターゲットにしており、取り扱う求人はすべてハイクラスのもの。
海外勤務をはじめ、管理職や大手企業などの求人が豊富です。

bizreachの特色としては、自ら求人を検索するのではなく、基本的に企業やヘッドハンターからスカウトを待つヘッドハンティング型なので、忙しい合間に転職活動を行う方には助かるシステムです。

そのため、登録時に個人情報・職務経歴書を充実させることでスカウト数が段違いに変わります。

海外の人気求人は会員のみに公開しています。
海外で働きたい&キャリアに自信のある方にぴったりの転職サイトです。

公式サイト https://www.bizreach.jp/
求人数 197,000件
特徴➀ 好条件の海外勤務ありの求人が豊富
特徴➁ 駐在員採用・現地採用の2つの採用形態が選べる

海外勤務求人数が豊富|LHH転職エージェント

人材派遣業でお馴染みのアデコが運営し、世界60ヵ国に拠点がある【LHH転職エージェント】

本社がスイスにあり、LHH転職エージェント自体が外資系企業です。

紹介する求人も国内企業で海外勤務がある求人から、海外駐在員の求人まで海外勤務が可能な企業の求人を豊富に取り扱います。

とにかく海外勤務がある求人を幅広く見たい方には必須の転職エージェントです。

また、サポートの手厚さ・求人のマッチング度に定評があります。

アドバイザーが企業担当と求職者担当を一貫して行っており、求人紹介のミスマッチが起こりにくく、レスポンスも早くスムーズに内定を得やすいためです。

公式サイト https://jp.lhh.com/
公開求人数 30,000件以上(2023年9月時点)
特徴① 海外勤務ありの企業の求人が豊富
特長② 世界60ヵ国の拠点を持ち、現地採用の求人も豊富

未経験・キャリアチェンジなら|doda

未経験でも「海外で生活してみたい」「海外で環境を変えて働いてみたい」と思っている人にチャンスのある求人が豊富な『doda』

グローバル大手優良企業から、職種・業種未経験で海外勤務ができる求人まで幅広く扱っています。

またdodaでは、専任のキャリアアドバイザーが、海外勤務に特化した職務経歴書の書き方を丁寧にレクチャー。

海外勤務企業へのアピール方法がわからない…という方でも、夢を叶えるためにしっかりサポートします。

公式サイト https://www.doda.jp/
求人数 約200,000件(※2023年3月時点、非公開求人を含む)
特徴① 幅広い職種・業界の大手優良求人に対応
特徴② 年齢、経験を問わず利用可能

【まとめ】海外勤務を目指すなら、日系企業のメーカーや商社が◎

海外勤務を目指すなら、当然のことですが企業の業態をしっかりと見極めて応募する必要があります。

一番の狙い目は大手メーカーや総合商社。

海外勤務ならやっぱり外資系企業が有利だろうなと考えるのは浅はかで、実際は日系企業を狙うべきです。

大手企業となるとどうしても応募者が殺到し、人が多い分あなたよりもハイキャリア・ハイスキルの人は溢れています。

その競争に勝ち残るには、転職エージェントといった業界のプロに任せるのも一つの手です。夢を実現するため、しっかりとプランを練って勝負に挑みましょう!

海外転職で実績のある転職エージェント一覧
ここでは海外就職に強い転職エージェントの特徴と、就職したい国別に比較表で紹介しています。

外資系におすすめの転職サービス一覧

サイト名 サービス詳細
doda
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大手転職エージェント!外資系優良企業の求人が豊富
顧客満足度No.1※の転職エージェント。国内に限らず、海外駐在のチャンス・転職後の初任地が海外の求人も豊富に扱っているのも魅力です(※2023年 オリコン顧客満足度(R)調査 転職エージェント 20代 第1位)
ビズリーチ
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LHH転職エージェント
スイスに本社を構える世界的人材企業

大手アデコグループが運営するLHH転職エージェントでは、外資系企業との太いパイプを持ち、他社にはない独占のグローバル企業の求人を多数取り扱っています。企業体質を熟知する担当者があなたを全面サポートします。

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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷