- 平均的取得費用:受験料4,200円~8,700円
- 取得労力(勉強時間):1日2~3時間、トータル150~300時間程度
- 難易度:
女性の平均年収は男性よりも低く、一度仕事を辞めたら復帰しづらいというデータがあります。
働く女性は「いつまで仕事を続けられるのか」「一生食べていける仕事はないか」「稼げる仕事はないか」といったことが気になりますよね。
今回は、女性が一生食べていくために今からやるべきこと、そして取っておくと安心できる資格についてお話したいと思います。
女性に人気の資格はいくつかありますが、それは実際に就職に有利な資格なのでしょうか。
比較して見てみましょう。
女性に人気の資格 | 就職に有利な資格 |
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女性に人気の資格と就職に有利な資格はほとんど同じです。
しかし、「簿記」が女性に人気であるのに対し、実際に就活で有利なのは「簿記2級」であることから、「3級ではあまり意味がない」ということがわかります。
このように、人気だからといって就活で有利とは限らない資格があることに注意しましょう。
資格 | おすすめな理由 |
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医療事務 | 安定して長く働ける |
日商簿記 | 経理はどの企業にもある |
介護初任者研修 | 人手不足で需要大 |
ファイナンシャルプランナー(FP) | 金融業界で役に立つ |
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS) | 中高年でもとりやすい・事務職に必須 |
福祉ネイリスト | 介護施設などで需要大 |
消防設備士 | 世の中にビルがある限り安泰 |
医療事務は、年齢に左右されない、安定・長く働きやすいのがポイントです。
全国で需要があり年齢制限もなく働き方も自由に選べるなど、女性に人気が高いです。
おもに「受付・会計業務」、「レセプト業務」、「クラーク業務」の3つがあります。
通信講座のテレビCMでよく謳われるため、「医療事務」には資格が必要というイメージが強いかもしれませんが、実は無資格・未経験でも働ける仕事です。
とはいえ、病院という専門的な場所で働くため、事前に勉強しておくことは就職に有利となりますし、就職後の働きやすさも格段に変わってきます。
簿記とは、企業の経営活動を記録・計算・整理して財政状況を明らかにする仕組みのことです。
簿記の資格は一生涯使える資格です。なぜなら、企業には経理部門が不可欠だからです。
簿記を取得していると経理の仕事が可能になり、就職先の幅は広がります。
実際に就活で効果を発揮するのは「日商簿記2級以上」と言われています。
2級以上であれば、事務職や経理職、会計事務所などに応募する時に有効です。
コスパが高いのも魅力です。受験料も3級2,850円、2級4,720円と低額で受験可能で、申し込みもインターネットや電話から手軽にできます。
介護初任者研修は、介護の仕事に就きたいと考えた時、まずはじめにとる資格です。
介護の基本的な知識と技術から応用まで学べる資格で、排泄や入浴、生活援助などの実践的な介護技術を学びます。
高齢の方とのコミニュケーションの取り方や、介護・福祉についても学ぶことができるので、サービスの向上を図るためにも取っておくと有利な資格となります。
介護職員初任者研修を取得するには、130時間(学科50時間、実技80時間)の講習を受けて全過程修了後に1時間の筆記試験を受け、合格することで取得できます。
取得方法は2パターンあり、通学のみまたは通信+通学で、通学のみの場合は最短で1ヶ月で取得可能です。
必ずスクールに通わなければなりませんが、土日や夜間の講座、週1日~の講習を行っている学校も多数あるので働いている方も無理せず取得できます。
1~3ヶ月で取得可能で、授業内容を理解し課題レポートもこなしていれば試験はほぼ合格できます。スクールにもよりますが、もし不合格でも追試制度を利用して再度試験をすることができます。
ファイナンシャルプランナーは比較的取りやすく女性にも人気の国家資格で、個人のお金に関して(不動産、税金、保険、資産運用、相続、年金など)のアドバイスをするお仕事です。
生活に密着しているお金の知識が増えるので、保険選び、住宅購入、節税方法が学べるのでプライベートで役に立つのはもちろんのこと、仕事でも大いに活躍する知識を得ることができます。
知名度が高いので幅広い業界で価値が高く、特に金融業界、銀行、保険、証券会社、不動産業界、で役に立つ資格と言えます。
ファイナンシャルプランナーの資格をはじめて取る場合、国家資格の2級FP技能検定の受験をおすすめします。他の国家資格より難易度は低くはなっていますが、しっかり勉強して臨みましょう。
2級FP技能検定の取得ポイント
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マイクロソフト製のソフトである、ワード・エクセル・パワーポイント・アクセス・アウトルックの5つのソフトのスペシャリストのことです。
比較的取りやすいのにこの資格が重宝される理由は、事務職系オフィスワークの仕事内容と直結するからです。
試験はスペシャリストレベル(一般)とエキスパートレベル(上級)があり、取得方法としては認定の学校に通う、もしくは教材を購入して独学で取得することも可能です。
5つもあるなんてハードルが高いのでは?と感じるかもしれませんが、40~50代で取得する女性も多く比較的取りやすい資格と言えます。
MOSのスペシャリストレベル(一般)の難易度としては、そのソフトの基本操作が分かる程度。と考えて大丈夫でしょう。そのため職業訓練の初心者パソコンビジネス講座や、中高年の女性でも比較的取りやすい人気の資格となっております。
電卓はエクセルで、文書はワード、集計はアクセス、資料はパワーポイント、メールはアウトルックでと考えれば、アシスタント・事務的な要素としては十分となります。
最近ではスマホの普及によりパソコンの所持率が下がり、OAソフトの基本操作ができない人が年々増加傾向にあります。その中でMOSの取得者が重宝されるというのは納得です。
福祉ネイリストとは、ネイルサロンに行くのが困難な高齢者や障害者のために、福祉施設に赴いてネイルを施すネイリストです。
福祉ネイリストがおすすめな理由は、この超高齢化社会において、需要がどんどん高まってきているから。
介護施設や福祉施設では、利用者へのネイルアートをよく行っており、とても喜ばれています。何歳になっても爪がきれいだと嬉しいものなのです。
取得方法や活かし方の詳細は、以下の「福祉ネイリストになるには?」の記事で紹介しています。参考にしてみてください。
「消防設備士ってなに?聞いたことがない」という人も多いでしょう。この資格は、建物に設置されている消防設備の点検や整備をする国家資格です。
消防設備士の資格があると、ビルの管理会社や、消防設備の会社で働くことができます。
建物には消防設備が不可欠です。そしてその消防設備には、点検する人が不可欠です。
日本に建物がある以上仕事に困らない職業で、まさに「手に職」といわれています。
出産や育児を経て再就職したい女性にもオススメのレア資格です。
40歳を過ぎた女性は資格がないよりあるにこしたことはありませんが、ゼロから新しいことをはじめるのは簡単ではありません。
ただ、まだあと20年は働くことができます!女性一人でも生きていく為の力を身に着ける為の時間はあります。まだまだ新しいことにチャレンジできます。
※医療系は高齢化社会の日本において今後もニーズ拡大
※転職に繋げられる実践的資格
※独立開業もできる
未経験の仕事をはじめるなら、雇用形態にこだわらず実務経験を積むことが大切です。また資格をとることも大切ですが、よりよい人脈を作っておくことで、思わぬ仕事に巡り会えるチャンスがあるかもしれないので、「人脈=コネ」は40代、50代にとって意外に重要です。
50代女性はどんな資格を取得するのが良いのでしょうか?50代女性こそ、すぐに役立つ実践的な資格をとりましょう!
不動産業界必須の資格、中高年受験者が多いのも特徴
ドラッグストア等で勤務、高齢者でも就業可能
筆記、実技試験ありですが、保育士資格は定員制ではないので取りやすく、活躍の場は多いにあり
未経験でも挑戦しやすく、求人も多い
50代は資格をとりたいと言う熱意と努力が重要になります。
また、50代と言う年齢を考えても、仕事に活かすなら資格よりも実務経験が重要になってきます。職務経験がなければ資格をとっても採用してもらえないことも多くあります。上記資格に限っては、需要があるので職務経歴がなくても即仕事に役立てることが可能です。
ひとりで生きる独身女性は、しっかり稼げる仕事に就かないと老後が心配です。
今のうちに給与がなるべく高く、長く働ける仕事に転職しましょう。
すでに頼れるパートナーがいる既婚女性も、いつどんなトラブルに見舞われるか分からりません。
すぐに仕事を見つけられたり、一生食べるのに困らない資格を取得しておくことをおすすめします。
手に職をつけることは30代・40代でも全く遅くありません。また、現在フリーターで職歴がない方も、資格を取ることで正社員就職を叶えられます。
将来のために今やれることに全力でチャレンジしてみませんか?
サイト名 | サービス詳細 |
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人気・実績ともに豊富な転職サイト。「女性が活躍中」などのこだわり条件から、女性が働きやすい職場を探すことができます。
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