「年収700万円は勝ち組なの?」
「年収700万円を稼ぐ人の割合はどのくらい?」
「年収700万円あれば余裕がある生活を送れる?」
このように、”年収700万円”は高収入の部類だと思いつつも具体的なイメージを掴めない人も多いのではないでしょうか?
この記事では、年収700万円の割合や手取り額、生活レベルなどを詳しく解説していきます。
年収700万円を目指している人は是非参考にしてください。
年収700万円は”勝ち組”か?と問われたら、「勝ち組」といえるでしょう。
なぜならば、日本人の平均年収は約458万円(※)であり、年収700万円は日本人の平均年収を200万円以上も上回っているからです。
そして、国税庁の調査から年収700万円以上の人の割合は給与所得者全体の15.7%であることも分かっています。
男女別|年収700万円以上の割合
年収700万円以上の割合を男女別に詳しく見ていきましょう。
年収700万円以上の男性の割合は23.9%。男性全体の4分の1程度であることが分かりました。
年収区分 | 割合 |
---|---|
年収500万円超 600万円以下 | 14.2% |
年収600万円超 700万円以下 | 9.5% |
年収700万円超 800万円以下 | 7.1% |
年収800万円超 900万円以下 | 5.0% |
年収900万円超 1,000万円以下 | 3.4% |
年収1,000万円超 | 8.4% |
◆男性の平均年収…563万円
男性の平均年収と比較してみても、年収700万円は平均以上であり上位25%以内に入ります。
年収700万円以上の女性の割合はわずか4.8%。一握りしかいないことが分かります。
年収区分 | 割合 |
---|---|
年収500万円超 600万円以下 | 6.4% |
年収600万円超 700万円以下 | 3.4% |
年収700万円超 800万円以下 | 1.7% |
年収800万円超 900万円以下 | 5.0% |
年収900万円超 1,000万円以下 | 1.0% |
年収1,000万円超 | 1.5% |
◆女性の平均年収…314万円
女性で年収700万円は、女性の平均年収を大きく上回り上位5%以内に入るかなりの高年収です。
経済的に成功している人を「勝ち組」と捉えるのであれば、年収700万円は男女共に平均年収を上回る「勝ち組」といえます。
しかし、世間的には「勝ち組」といえる年収700万円ですが、個人の考え方や価値観・状況によっても基準が異なってきます。
家賃・所有できる車・お小遣いの平均額など年収700万円の生活レベルの目安を知り、具体的なイメージを持っておくことも大切です。
年収700万円の人の生活レベルの目安を知るために、年収700万円の手取り・家賃の目安・所有できる車・お小遣いの平均額を紹介していきます。
年収700万円の生活レベルの目安
同じ年収700万円でも実家暮らしの人・独身の人・既婚者で家庭がある人など状況によって生活レベルが異なります。
それぞれの生活レベルの目安も頭に入れておくといいでしょう。
手取り額の目安は社会保険料や各種税金を差し引いた年収の75〜80%程度のため、年収700万円の手取り年収は525〜560万円。
年収が上がるほど社会保険料の負担が増えるため、手取り年収が思っているよりも少ないと感じる人もいるかもしれません。
一般的に手取り月収の3割程度が家賃の目安といわれているため、年収700万円の家賃目安は約12〜14万円です。
家族構成によって必要な間取りが異なることや、住んでいる地域で家賃相場に大きな差があります。
東京都(23区)を例に取り、間取り別の家賃相場を見てみましょう。
必要な間取り | 東京都の家賃相場 | |
---|---|---|
一人暮らし | 1R、1K | 5.6~10.9万円 |
二人暮らし | 1DK、1LDK | 7.0~11.0万円 |
三人家族 | 2LDK | 10.7~31.9万円 |
四人家族 | 3LDK | 13.0~48.0万円 |
*参照:SUUMO「東京都の家賃相場情報」【SUUMO】東京都の賃貸家賃相場・賃料相場を調べる
東京23区内はエリアによって家賃相場が2倍、3倍にもなります。
人気エリアでは間取りによっては家賃を14万円以内で収めることは難しくなります。
23区以外のエリアや埼玉県や神奈川県など東京都内以外で安く広い物件を探すことも一つの方法です。
月々の支出や貯蓄のことなどもしっかりと頭に入れておき、家賃が家計の負担にならないようにしていくことが大切。
それぞれのライフスタイルに合わせた暮らし方を考えていく必要があります。
車の購入予算の目安は年収の半分程度といわれており、年収700万円の人は350万円以内の車を購入するのがベストです。
車両本体価格350万円以内の人気車種を紹介します。
*参照:グーネット新車
カーローンを組む場合は年収の30〜40%が目安となるため、年収700万円の場合は210〜280万円が借入可能額となります。
年収700万円のお小遣い平均額は37,000円というデータがあります。
世帯年収での調査ですが参考に見てみましょう。
世帯年収 | 夫のお小遣い平均金額 |
---|---|
300万円以下 | 22,917円 |
301~500万円 | 25,375円 |
501~700万円 | 30,026円 |
701~900万円 | 37,000円 |
901万円以上 | 39,808円 |
*参照:Spicomi「【TV掲載】旦那のお小遣いの平均金額相場は?夫と妻でどのくらい違う?」
*参照:株式会社UOCC
◎お小遣いの目安は手取り月収の1割程度
年収700万円の手取り月収は約44〜47万円 → 44,000〜47,000円が適正?
一方でお小遣いの目安は手取り月収の1割程度ともいわれているため、37,000円は少ない可能性もあります。
年収700万円の手取り月収は約44〜47万円 → 44,000〜47,000円が適正?
独身の人で自由に使えるお金が多い人はいいですが、家庭がある人の場合は教育費や住宅ローンなどの費用を考える必要があります。
そのため、年収700万円であっても1〜3万円のお小遣いでやり繰りしている人も少なくはありません。
お小遣いは生活費や貯蓄分を差し引いた必要最低限の金額の人が多そうです。
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ここからは、「年収700万 勝ち組」に関するよくある質問にお答えしていきます。
年収700万円に関する些細な疑問を解決しましょう。
A.年収700万円の所得税は、年間約32万円です。
所得のない配偶者がいる場合は、年間約24万円となります。
配偶者を扶養している場合は配偶者控除が適用されるため所得税の負担が少なくなります。
配偶者控除以外にも、医療費控除・生命保険料控除・地震保険料控除・住宅ローン控除・ふるさと納税などの所得控除を活用することで節税に繋がります。
A.中途未経験からでも年収700万円を目指すことは可能です。
もちろん、年収700万円を稼ぐことは簡単なことではありませんが、業界や職種によっては「未経験」「年収700万円以上」でヒットする求人が多数あります。
チャレンジする前から諦めてしまうのではなく、転職エージェントに相談して年収700万円以上を目指せる求人を紹介してもらいましょう。
A.きつい仕事もありますが、やりがいを感じられる仕事も多いです。
高年収を目指せる仕事は、「需要が高い」「人手不足」「インセンティブ制度がある」ことなどが特徴です。
これらの職種は未経験からでも採用されることが多く、活躍次第で年収700万円以上も夢ではありません。
頑張りがしっかりと評価される仕事のためやりがいを感じられるでしょう。
A.年収700万円あっても生活が苦しいと感じている人はいます。
独身であればある程度余裕のある生活を送れる金額ですが、専業主婦・子ども2人の4人家族ではどうでしょうか。
月々の支出を考えると余裕のある暮らしどころか、生活が苦しいと感じてしまうことも十分考えられます。
しっかりと家計を管理することが大切です。
この記事では、「年収700万円は勝ち組なのか?」の疑問に答え、生活レベルや職業を紹介しました。
年収700万円は給与所得者全体の15.7%であり、一般的には「勝ち組」といっていいレベルでしょう。
しかし、住んでいる地域や家族構成によっては生活が苦しいと感じてしまう人がいることも確かです。
年収700万円が勝ち組かどうかは個人が求める生活レベルや価値観によるものが大きいので、一つの目安として”年収700万円”を目指してみてはいかがでしょうか。
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