【本ページはプロモーションが含まれています】
カナダは広大な自然に囲まれた美しい国で、ワーキングホリデーや留学先として、日本の若者に人気です。
アメリカほど豊富な求人数はありませんが、観光業や飲食業であれば高い英語力がなくても仕事を獲得できます。しかし30歳以下であればワーキングホリデービザで就労できる日本人も多く滞在しているため、日本人向けの仕事の競争率はかなり高いと言えます。就労ビザの取得がカナダで働くための大切なポイントです。
また、現地のカナダ企業での就職活動もかなり難しいです。カナダの自国民ではなかなか見つからないような、専門技術や経験を要する仕事ができる人材であれば、積極的に採用してくれるでしょう。
ここでは、カナダの日本人就職事情を徹底解説します。
カナダで働くためには就労ビザが必要です。就労ビザにも幾つか種類がありますが、一般的なワークビザ(Work Permits)を紹介します。
ワークビザ(Work Permits)
※指定の雇用主のもとだけで働く事が許可されているビザ。雇用主からジョブオファーを取得→HRSDC(カナダ人材技能開発省)からLMOの承認を得る※審査基準‥カナダの賃金や労働条件に見合っているか、カナダ人や永住者でその仕事をする適格者がいないか、カナダ経済に貢献するのかなど→ポジティブLMO(許可証)と必要書類を添え移民局に申請
就労ビザの申請は雇用主である企業が行うので、まずはスポンサー(雇用主)を見つけることから始める必要があります。ワーキングホリデーを利用して仕事を見つけ、スポンサーとなってくれる企業を探す方法も一つ考えられます。
ワーキングホリデービザ
18~30歳まで、最長1年間の滞在が可能。6ヶ月までなら就学もできるというビザです。
【参加資格】
・日本国籍であること
・パスポートの有効期限は滞在期間中全てにおいてカバーされている
・最低2,500カナダドル相当の資金を有している
・往復航空券を保持していること(又は帰りの航空券を購入できるだけの資金があること)
・プログラム参加費(256カナダドル)+バイオメトリクス登録費(85カナダドル)の支払いができる
・扶養家族が同行しないこと
・仕事が内定していないこと
ポストグラデュエイト就労ビザ(PGWP)
※カナダ認定カレッジ・大学卒業生向け
カナダの大学・カレッジで8ヶ月以上のプログラムを修了。就学期間に応じて8ケ月から最大3年まで取得ができ、職種の制限もありません。コース修了証明書または成績証明書が発行されてから90日以内に申請をすること、さらに申請時に有効な学生ビザを保有していることが条件です。
Off-Campus
就学期間中は週20時間まで、夏休みや冬休みなどの長期休暇時にフルタイムでの就労が認められています。条件として、Dgree、Diploma、Certificateの取得を目的とした大学・カレッジので半年以上のフルタイムのプログラムを受講している学生が対象となります。
Co-op
カナダの大学やカレッジでは、修学した内容を仕事に活かせるように、就学期間の50%以下の期間でCo‐opという実習(インターンシップ)のプログラムがあります。実習期間は就学期間を上回ってはいけません。
リブインケアギバー
※住み込みで働く(子供や老人の世話のため)
就労ビザに関しては情報やシステムが変わりやすいので、専門のコンサルタントに相談するなど最新情報を入手でき、サポートしてもらうことが理想です。
2022年6月の時点でカナダの失業率は4.9%であり、日本の2.6%より上回っています。
そのため、現地の人の雇用機会を妨げることなく外国人の雇用を受け入れる必要があるため、日本人がカナダで就職を目指すことはそう簡単にはいかないかもしれません。
カナダに限らず海外では日本の新卒採用のようなポテンシャル採用を行うことは殆どなく、経験重視の”即戦力”を求めます。
日本で実務経験を積み専門的な知識・技術を兼ね備えておくと少なからず有利に就職を進めていく要素とはなりますが、カナダでの経験を得るためにすぐには就職をせずにインターンシップを利用して経験を積むことで即戦力となる人材へと自らを高めていく方法もあります。
カナダではポジションが空いた時点で新たな募集を掛けるので、一年中就職のチャンスがあります。良いタイミングで就職できるようにしっかりと準備をしておきましょう。
必要な英語力に関しては職種によっても異なり、日本料理店のスタッフやコールセンターなど日本人向けのサービスを提供している職場では英語力に自信がない人でも働くことは可能ですが、カナダに限らずビジネスレベルの英語力がある人ほど就職のチャンスが多いことは確かです。最低でも英語でコミュニケーションが取れる位のレベルはあった方が良いでしょう。
日本の就職活動では卒業した大学を基準にした学歴が重要視されることが多くありますが、カナダでも学歴(卒業した大学ではない)の高さが重要です。
企業の募集要項には各ポジションの最低学歴条件が記載されており、学歴条件に満たしていない場合、または必要以上の学歴(募集条件よりも高い学歴)がある場合も不採用となることが多くなっています。
※学歴‥High School Diploma(高校卒)、Diploma(2年のカレッジ卒業)、Bachelor Degree(学士号)、Master Degree(修士号)、PhD Degree(博士号)
最低でもBachelor Degree(学士号)を持っていると就職がしやすく、最近ではMBA(経営学修士)を持っていると更に有利に就職活動を進めていける可能性が高まります。
有利になる資格はある?
資格を持っているに越したことはありませんが、カナダでは資格よりもスキルや経験を重視する傾向にあります。
カナダ就職で求められるもの
上記に挙げた全てを兼ね備えておく必要はありませんが、専門性の高いスキル・技術力があれば英語力は後から付いてくるものです。まず出来ることとしては、”日本人らしさ”を大切にすることではないでしょうか。
この他に、今までにカナダでの就業経験がある人はカナダへの永住権を申請しカナダ就職を有利に進めていく方法があります。カナダで成功するスキルを持つ人の審査を優先して行うエクスプレスエントリーであれば他の方法に比べ申請スピードが早い事が特徴です。
対象カテゴリーの一つである『カナディアン・エクスペリエンス・クラス』についても触れておきます。
・過去3年間にカナダ国内でスキルドワーカー職種で1年間以上のフルタイム就労経験があること
※定められたスキルドワーカー職種‥管理職種(NOC skill type 0)、専門職種(NOC skill type A)、技術専門職種(NOC skill type B)
・言語力証明(英語、またはフランス語の語学力証明を提出)
※英語の場合‥IELTS(アイエルツ)5、または7以上が必要
・ケベック州以外の場所に住む予定であること
職種・勤務地を自由に選ぶことが出来る、日本の学歴・職歴が問われない、就労ビザの申請が簡単
ビズリーチは、年収500万円以上の求人を扱う、会員制の転職サイト。人気の求人やおすすめの独占求人は会員だけに公開しています。
大手優良企業をはじめとした、グローバル人材向けの海外採用の実績多数。
企業・ヘッドハンターからのスカウトで思いもよらない好条件の求人に出会えることも。自分の市場価値の確認にも利用できます。良いスカウトを受けるために、レジュメは必ず詳細に記載しましょう。
カナダで就職したいなら、海外求人が多い転職サイトの利用が有利です。
夢への実現にまずは積極的な情報収集と小さなトライからはじめてみましょう。
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
---|---|
実績 | 採用企業数 累計23,500社、登録ヘッドハンター数 6,200人(2023年1月現在) |
特徴 | 海外や外資系求人が豊富、流通しにくい良質な求人を効率的に見つけられる |
カナダで就職しやすい職種
海外で日本人が就職しやすい職種・仕事として挙がることの多い上記の職種がカナダでも需要が高くなっています。
特に世界的に日本食ブームである中、カナダでも日本料理店スタッフ(寿司店など)ではスポンサー(雇用主)となり就労ビザのサポートを行ってくれる企業も多くなっているのでチャンスです。
また、日本人観光客の多いブリティッシュコロンビア州・オンタリオ州・アルバータ州では日本人向けのサービス業の仕事を探しやすい傾向にあります。なかなか仕事を見つけられない人は地域にも注目しながら仕事探しをしてみましょう。
五大湖を臨むカナダ最大都市
トロントは五大湖のひとつオンタリオ湖に面したオンタリオ州の州都です。金融の中心でありカナダ国内最大の経済圏でもあります。
メジャー・リーグのMLB(ブルージェイズ)やアイスホッケーのNHL(メープルリーフス)が有名です。ニューヨークにも近く、世界中からの移民が多く暮らしており、ヨーロッパ・アジア・アフリカ・南米など世界各国の言語を耳にする機会が多いと言えます。
日本人の就職事情
日本食レストラン、日本人観光客向けツアーガイドなどの接客業も随時募集していますが、ワーキングホリデービザで就労する日本の若者が多いので、海外就職・転職先としては厳しいと言えます。
IT系・機械系など何らかの分野の専門技術や経験があるなら、現地のカナダ企業に挑戦してみてもよいでしょう。日系企業での現地採用も求人数は少ないですが狙い目です。
トロントへの就職 | |
---|---|
日本人向け求人量 | |
就職難易度 | |
求人情報 | カナダに強い求人サイト |
フランス文化が色濃く根付くフランス語圏の都市
モントリオールはケベック州の最大の都市で、住民の大半はフランス系カナダ人を占めており、フランス語圏としてこのエリアだけはフランス語を話しています。
北米カナダにいながらフランス文化が色濃く残っており、異国的な街並み、グルメ、ショッピングなどモントリオールならではの魅力がたくさんあり観光地としても人気です。
日本人の就職事情
フランス語・英語のバイリンガルであることが当たり前のモントリオールで、日本語と多少の英語だけで就職・転職するのは厳しいと覚悟しておきましょう。
日系企業や日本食レストランなど日本人向けの求人数も日本人の多いバンクーバーやトロントに比べると少なくなります。何らかの分野での専門技術や経験があるなら、現地のカナダ企業に挑戦してみてもよいでしょう。
モントリオールへの就職 | |
---|---|
日本人向け求人量 | |
就職難易度 | |
求人情報 | カナダに強い求人サイト |
自然と都会が共存する人気都市
バンクーバーはブリティッシュコロンビア州にある最大の都市で、貿易業や観光業が盛んなカナダ第3の都市を形成しています。
都会ながら海に面した美しい街並みと広大な自然に囲まれたバンクーバーは、世界の住みたい都市ランキングでも常に上位ランクインするほど人気です。グルメ、ショッピング、エンターテイメント、アウトドアなどを存分に楽しめる環境です。
日本人の就職事情
バンクーバーはカナダでもっともアジア系移民の多い街で、それだけ日系企業や日本食レストランの数も多く、求人数も豊富です。
しかし、ワーキングホリデービザで就労する日本の若者も多く滞在しているので、高度な英語力を必要としない接客業などの仕事獲得の競争率は高めです。IT系・機械系など何らかの分野の専門技術や経験があるなら、日系企業はもちろん現地のカナダ企業に挑戦してみましょう。
モントリオールへの就職 | |
---|---|
日本人向け求人量 | |
就職難易度 | |
求人情報 | カナダに強い求人サイト |
その他日本人転職・就職主要都市 | カルガリー、オタワ、エドモントン、ミシサガ、ウィニペグ、ハミルトン、 ケベック・シティ、ブランプトン、 サリー、ハリファクス、ラヴァル、ロンドン、ビクトリア、バンフ、他 |
---|---|
カナダの言語 | 英語とフランス語の2言語が公用語で使用言語は州によって分けられています。ニューブランズウィック州は英語とフランス語、ケベック州はフランス語、その他は英語なので、働く地域により使用言語は異なりますが、英語がメインとなります。 |
カナダ企業一例 | サーボ・ロボット、ブラックベリー、カナダロイヤル銀行、フォーシーズンズホテルズ、エア・カナダ、メープルリーフフーズ |
日本人求人のある職種・業種 | 銀行、保険、金融、製造業、自動車関連、商社、貿易関連、旅行・観光業、日本食関連、メーカー、日本語教師、接客、ツアーガイド、営業、事務、秘書、経理、他 | 求人情報 | カナダに強い転職エージェント5社比較 |
サイト名 | サービス詳細 |
---|---|
doda![]() |
グローバルな活躍を実現するための転職
業界大手ならではのノウハウで英文履歴書や英語面接対策など徹底サポート。就労ビザや生活情報など海外転職に必要な情報も提供。求人は幅広くバリエーションも豊富に揃えています。海外転職に興味があるので、まずは情報収集したい人も利用可能です。
|
ビズリーチ![]() |
グローバルに活躍できるハイクラス求人への転職を支援
ハイクラス求人に特化したビズリーチではグローバルに活躍できるプロフェッショナルの転職を手厚く支援。アジア・北米・ヨーロッパを中心に、駐在員採用と現地採用、2種類の雇用形態で求人情報を提供しています。日本で勤務できる海外事業の求人もあり。
|